DN-01

主要装備

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独創の走行感覚とスタイリングを実現する車体レイアウト

極低速域から高速域までしっかりとした安定感ある走りと、スポーティーなライディングを高度に両立するため、車体レイアウトは低重心かつロングホイールベースを基本に構成。600mmのロングスイングアームを採用するとともに、ハンドリングには適度なクイックさを求め、ネイキッドスポーツに近い28°30′というキャスター角を設定。さらに燃料タンクの2分割化や、チャンバーレイアウトなどにより、徹底した低重心化、マスの集中化とともに、前後の分担加重の最適化で安定感ある走りとスポーティーなハンドリングを実現している。サスペンションはフロントにφ41mmの正立フォーク。リアは剛性を最適化したプロアームにレイダウンタイプのショックユニットを組み合わせ、ロングホイールベースに対応している。また、フットブレーキペダルを操作するだけで前・後輪が連動するコンバインド・ブレーキシステムに、ABS(アンチロック・ブレーキシステム)機能を組み合わせた「コンバインドABS」を採用。滑りやすい路面状況においても、簡単な操作で安心して高効率のブレーキングが行なえる。ブレーキ本体は、フロントに3ポットキャリパーとφ296mmの大径フローティングディスクをダブルで装着。リアにはシングルポットキャリパーを採用し、優れた制動性能を発揮する。タイヤはフロント130mm、リア190mmの極太タイヤを組み合わせ、スポーティーな走りとともにスタイリングに迫力を持たせている。

*コンビブレーキシステムはあくまでもブレーキ操作を補助するためのシステムであり、前・後輪のブレーキを同時に操作することがブレーキングの基本です。
*ABSは制動距離を短縮させるためのシステムではありません。ABSはあくまでもライダーのブレーキ操作を補助するシステムです。したがって、ABSがない車両と同様に、コーナー等の手前では十分な減速が必要であり、無理な運転までは制御できません。ABS作動時は、ブレーキレバーへのキックバック(揺り戻し)によってシステム作動を知らせます。