ポールポジションはムクラダ・サラプーチ(A.P.Honda Racing Thailand)。イルファン・アルディアンシャー(Astra Honda Racing Team)は2番手。タットチャコーン・ブアラシ(A.P.Honda Racing Thailand)が3番手でHonda勢がフロントローを独占します。5番手にピヤワット・パテゥンヨット(A.P.Honda Racing Thailand)。ラジブ・セシュー(IDEMITSU Honda Racing India)が7番手。アーウイン・サンジャヤ(Astra Honda Racing Team)が12番手。ラッキー・ヘンドリアンシャー(Astra Honda Racing Team)が15番手。センシル・チャンドラセカラン(IDEMITSU Honda Racing India)、は20番手で最後尾グリッドとなりました。

レース1、サラプーチがホールショットを奪い、それを追うブアラシとともに、2台が集団を抜け出します。安定した速さで周回を重ねるサラプーチは、次第にリードを広げ、4ラップ目には、2番手のブアラシに1秒のリードを築きます。3番手争いは7台が各コーナーで激しくポジションを入れ替わる激しい展開となります。アンディ・ムハンマド・ファドリ(カワサキ)を捉え、3番手に浮上したのは、アルディアンシャーですが、背後に数珠つなぎの集団が続きます。

サラプーチは、確実にリードを広げ、独走態勢に持ち込み、そのまま優勝のチェッカーを受けました。2位にブアラシが入り、転倒者が出る激しさとなった3番手争いを制したのアルディアンシャーで、表彰台をHondaが独占しました。

レース2、ブアラシがスタートダッシュを決めますが、サラプーチがそれを上回る好スタートで首位を奪いレースをそのままリード。数珠つなぎの大きな集団をひっぱります。トップ争いは15台もの大集団となり、その中から抜け出たのはブアラシでした。2ラップ目、サラプーチは、トラブルのためピットインしリタイアとなります。

首位に立ったブアラシを、アルディアンシャーが追い、さらにサンジャヤが率いる後続集団が迫り、トップ集団は5台が横一線に並ぶ激しい展開となります。トップ争いはその後8台にまで広がり、団子状態で周回を重ねます。最終ラップ、トップで突入したのはサンジャヤですが、ブアラシが逆転。そのままトップチェッカーを受けました。サンジャヤは2位、3位にはムハンマド・ファエロジ(ヤマハ)が入りました。アンディアンシャーは僅差の4位。パテゥンヨットが7位。ヘンドリアンシャーが8位。ラフィド・トパン・スチプト(Bike Corner SYS KYT Racing Team)が10位となりました。