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round 10

November 18 2012, RACE Race of Macau 2012 第12戦 マカオ
  • 決勝

Civic WTCC、レース1で3位表彰台。レース2は4位で、今シーズンを終了

2012年11月18日(日)・決勝  会場:ギア・サーキット(6.120km)  天候:曇り
気温:20℃  コースコンディション:ドライ

11月18日(日)、2012年WTCC最終戦マカオラウンドの決勝レースがマカオ市街、ギア・サーキットで行われました。曇り空の下、午前8時15分から行われたウオームアップで、Honda Civic WTCCのティアゴ・モンテイロ選手(Honda Racing Team JAS)はこれまでの好調を持続し、2分31秒844の2番手で終え、決勝レースに臨みました。

  • ティアゴ・モンテイロ選手ティアゴ・モンテイロ選手
  • Honda Civic WTCCHonda Civic WTCC
  • Honda Civic WTCC(手前)Honda Civic WTCC(手前)
  • Honda Civic WTCCHonda Civic WTCC
  • ティアゴ・モンテイロ選手(左)ティアゴ・モンテイロ選手(左)
  • ティアゴ・モンテイロ選手(中央)ティアゴ・モンテイロ選手(中央)

●レース1

午前11時00分、フォーメーションラップが始まり、9周で争われるレース1がスタートしました。Civic WTCCは5番手からスタートし、上位を狙います。ローリングスタートで始まったオープニングラップでは、難所であるリスボアコーナーを無事に5番手で通過し、上位グループに加わります。2周目に前車をパスして4番手に上がり、トップ3に接近。4周目には上位のマシンがアクシデントで脱落し、3番手にポジションを上げました。

その後、さらなる上位を目指して2番手に接近し、周回を重ねます。上位3台によるトップ争いはそのままレース終了まで続き、Civic WTCCは3番手のポジションを守りきり、参戦3戦目にして初の表彰台を獲得しました。

●レース2

Civic WTCCは5番手(上位1台が修復不能で1番手繰り上がり)からのスタンディングスタートで、レース2を開始。オープニングラップで5番手のポジションを守りきりました。しかし、3周目にはリスボアコーナーで2台にかわされ、7番手にダウンします。4周目に上位でアクシデントが発生し、セーフティカーが入りました。この時点でCivic WTCCは6番手でした。

5周にわたるセーフティカー先導による周回が終わり、残り3周のレースが再開されましたが、そのラップでまたもや上位陣にアクシデントが発生。リスボアコーナーで2台がクラッシュ、再びセーフティカーがコースインし、レースはそのまま11周を終了。Civic WTCCは4番手でチェッカーを受けました。

コメント

ティアゴ・モンテイロ選手(3位/4位)「レース1ではスタートがうまくいきました。その後、序盤にポジションを上げ、上位のシボレーを抜くチャンスを狙いましたが、それはなかなか難しいことでした。結果、3位でフィニッシュできたことはとてもうれしく思います。レース2ではスタートをうまく決められませんでしたが、マカオでは何が起こるか分からないので、完走することが一番大切だと思い、ポジションを守りながら走りました。3位表彰台はチームのみんなががんばった結果です。シーズンの終わりを最高の形で締めくくれて本当に良かったです」

アレッサンドロ・マリアーニ | Honda Racing Team JAS代表「今日のレースはとてもうれしい結果で終わりました。私としては、3位表彰台という結果よりも、ワークスのシボレーと互角の戦いができたことがとてもすばらしいことだと思います。3戦目にしてトップ争いができるとは、少し前までは想像もしなかったことですが、マシンの、そして我々の実力を十分に証明できたと思います。この結果によってオフ期間のテストにも力が入りますし、スタッフのみんなのモチベーションも高まることでしょう。とはいえ、我々はまだまだこのマシンについて学んでいる途中です。ポテンシャルの高いこと、我々の歩んできた方向が間違っていないことは分かったので、さらにがんばって来年に備えるつもりです」

堀内大資|Honda Civic WTCC開発プロジェクトリーダー「3位表彰台というすばらしい結果が得られて満足しています。また、常にトップを争うシボレー勢と、肩を並べる速さでレースが戦えたことを、なによりうれしく思います。これまでステップバイステップでセッティングを詰め、調子を上げてきて、今年の最終戦で、最高の結果が出せました。ドライバーはもちろん、チームみんなのこれまでの努力が報われました。来年のフルシーズンでの参戦に向けて、1つの手応えを得られたとともに、これからが大変だという気持ちも大きくなっています。オフにさらなる努力を重ね、来年は初戦から好結果が出せるようがんばります」

決勝

レース1

順位 No. ドライバー マシン 周回数 タイム/差
1 1 Y.ミュラー シボレー 9 23:08.977
2 8 A.メニュ シボレー 9 +0.915
3 18 ティアゴ・モンテイロ Honda 9 +1.297
4 3 G.タルクィーニ セアト 9 +1.967
5 20 D.オーヤン シボレー 9 +11.519
6 15 T.コロネル BMW 9 +55.136
 
RT 81 エウリコ・デ・ヘススHonda 1 DNF

レース2

順位 No. ドライバー マシン 周回数 タイム/差
18A.メニュシボレー1135:36.096
22R.ハフシボレー11 +0.320
31Y.ミュラーシボレー11 +0.889
418ティアゴ・モンテイロHonda11 +9.015
520D.オーヤンシボレー11 +9.786
66F.エングストラーBMW11 +10.127
 
18 81 エウリコ・デ・ヘスス Honda 11 +26.243
※「最初の2周のセーフティカーによる周回はレース距離に算入されない」というルールにより周回数は11周となりました

ポイントスタンディング

ドライバー

順位 ドライバー マシン 総合ポイント
1R.ハフシボレー413
2A.メニュシボレー401
3Y.ミュラーシボレー393
4G.タルクィーニセアト252
5T.コロネルBMW207
6N.ミケルズBMW155
 
9ティアゴ・モンテイロHonda95

マニュファクチャラー

順位 マニュファクチャラー 総合ポイント
1シボレー 1025
2BMW 650
3セアト 617