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ケーシー・ストーナー(MotoGP 3番手)「全体的にいい一日でした。最初の2つのセッション、昨日のFP1と今日のFP2はあまりいい状態ではありませんでしたが、FP3ではかなりポジティブな状態になりました。電子制御を調整したことで、いい方向に進みました。感触がよくなりましたし、リアタイヤとのコネクションも改善されて、安心感が増しました。そのため、かなり周回したタイヤでもいいラップタイムを刻むことができました。今日は、ほかの選手が前にいたりしてなかなか本来の力を出すことができませんでしたが、感触はいいです。明日の予選に向けて自信はあります」

ダニ・ペドロサ(MotoGP 5番手)「思っていたような一日になりませんでした。電子制御に少し問題があり、100%で走ることができず、特にコーナーの出口でうまく走れませんでした。明日は問題が解決して、いい予選セッションになることを願っています。今日の最初のセッションの転倒は全く予想外でした。走り出して2周目でしたし、全くプッシュしていませんでした。ケガをしなかったのは幸いです。明日はいい一日にしたいです」

ステファン・ブラドル(MotoGP 10番手)「昨日は、マシンに乗せられているような印象でしたが、今日は僕がマシンを走らせたという感じをつかめました。昨日に比べて大きく前進したと思います。走り出してすぐにペースを上げることもできました。いいバランスを見つけることができたと思います。マシンのハンドリングもよくなりました。新品タイヤを入れたときの感触がとてもよく、全てのコーナーでより正確に走れるようになりました。ただ、高速コーナーではまだロスしていますので、この部分を改善したいです。トップ10に入りたかったのでうれしいです」

アルバロ・バウティスタ(MotoGP 11番手)「今日はあまりいい一日ではありませんでした。昨日よりマシンの状態をよくしようとしましたが、うまくいきませんでした。フロントの感触がしっくりこず、プッシュできませんでした。それでも、ソフトタイヤに変えたらフィーリングがよくなりました。初めからこうすればよかったのかもしれません。そうすれば、今ごろいい状態に仕上がっていたかもしれません。とにかく、決勝に向けてタイヤを選択しなければいけませんので、いろいろ試すことが大事です。ソフトタイヤは、11周を終えたころからグリップがよくなりました。決勝ではソフトタイヤの方がいいかもしれません。これからデータを見て、フロントのフィーリングをもっとよくしたいです」

ミケーレ・ピロ(MotoGP/CRT 15番手)「また大きく一歩前進することができました。昨日より1.5秒短縮できましたし、CRTのトップとのギャップを縮めることもできました。だから満足しています。まだやることはたくさんありますが、とてもいい状態です。電子制御はとても重要ですので優先して取り組んでいます。ミスをしないように仕事をしています。すばらしいチームなので、同じ方向で引き続き仕事をすればもっとよくなるはずです」

中本修平｜HRCチーム代表「ケーシーは、昨日からチャタリングに悩んでいましたが、今日は解消に向かいました。昨日は全コーナーで症状が出ていましたが、今日はいくつかのコーナーで解消し、全体的によくなっています。ダニは、ウインターテストから抱えているブレーキングのバランスに苦労していましたが、昨日に比べると大幅に改善されました。しかし、ブレーキングの安定性がよくなった分、今度はアンダーステアになり旋回性が悪くなってしまいました。明日はその妥協点を探っていきたいと思います。ケーシーも同じような症状が出ていましたが、トラクションコントロールの調整でよくなりました。ダニも、その方向で調整してみたいと思います。ケーシーは3番手でしたが、ソフトタイヤを使っていないので、明日が楽しみです」

中上貴晶(Moto2 13番手)「今日は2分00秒台に入れられると思っていましたが、2分01秒5までしかいけませんでした。それがちょっと残念でした。今日は45分間の1回しか走行がなかったため、決勝に向けてタイヤのテストをしました。そこでフロントは決まりました。リアも一応決めましたが、明日の予選でもっとロングランできるようにセットアップしたいと思います。トップの2人とはちょっとタイムは離れていますが、アベレージはそれほど悪くないです。明日の予選は一発のタイムを出して、最低でも2列目までに並びたいと思います。トップタイムのルティがアベレージでちょっと抜けていますが、その他は接戦です。いいグリッドから決勝に挑みたいです」

高橋裕紀(Moto2 22番手)「今日は45分間しか走行がなかったため、とにかく1周でも多く走ろうと思っていました。昨日今日と3回のセッションをこなし、やっとスッターの特性と乗り方がわかってきました。ウインターテストでちゃんとしたフレームで走っていればと思いますが、仕方ありません。今までの自分の乗り方とはちょっと違いますが、スッター勢でタイムを出している選手は同じようなライディングをしています。そのコツが分かってきたので明日が楽しみです」

藤井謙汰(Moto3 31番手)「タイムは更新できませんでしたが、走り方はだんだんよくなってきたと思います。今日も高速セクションでタイムロスしていますが、その区間もタイムは少しずつ上がっています。今日は右コーナーをうまく攻略できませんでした。31番手なので、すごく悔しいです。明日は少しでも数字を上げられるようにがんばりたいです」