Style 01

VANLIFE

自由気ままなひとり旅。
何に縛られることなく、誰に気を遣うこともなく、
思いつきで、一日中好きなことができる。

読みかけの本を読んでもいいし、
昼寝してもいいし、
書きためていたウィッシュリストのどれかを
実行してもいい。
何もせず、ぼーっとするだけでもいい。

何をするにも、自由だ。
予定がないって素晴らしい。

素の自分と向きあえる、
とことん自由でわがままなひとり旅。
さぁ、鍵を握りしめて出かけよう。

#富士山 #ひとり旅 #自由

Today's Navigator

趣味で始めたキャンプを自身のInstagramアカウントで写真を公開し、気軽にできるアウトドア“週末ソトアソビ”を提唱。商品、空間プロデュースや企業とのタイアップ、雑誌の連載など活動は多岐にわたる。 愛車のVAN(愛称:サンシー号)で日本各地を旅することが好き。

急にぽっかりあいた、休み。
もちろん予定は、なし。
天気予報は晴れ時々曇り。
家にいるのもつまらないし、せっかくだからどこかに出かけようかな。
買い物もいいけど、やっぱり自然に癒されたい。
そうだ、大好きな富士山が見えるあの場所に行こう。

N-VANを走らせて、約2時間。
もうすぐ着きそうなタイミングで見つけたのは、緑ゆたかな牧場。
ちょっと立ち寄ってみようかな?

草原にひとり座り込んで、のんびりひと休み。
アイスは断然ジェラート派。

富士の麓にある牧場は、空気がおいしい。
そんな空気に囲まれて瓶で飲む牛乳って、
いつもよりずっとおいしく感じる。

大きな瞳で見つめてきた、ロバのランディーにほっこり癒される。
さて、ドライブの続きに戻るか。

お目当ての湖畔に到着。
富士山は、まだ見えそうで見えない感じ。
帰るまでにくっきり現れてくれたらいいな。
ひとりの時間を楽しむためのアイテムも、たっぷりある。
こんなにゆとりがあるなら、もっと持ってきてもよかったかも?

まずは一服。テーブルセットを組み立ててコーヒータイム。
コーヒーは、静かにひとり過ごす時間のとっておきの友達。

せっかくだから挽きたてがいいよね。
大丈夫、ぜんぶ持ってきたから。

小腹も空いちゃった。
こんなときのために、梨も買っておいたんだ。

ひろいクルマは、目的地に着いたあとも活躍してくれる。
荷室を自分の部屋にしちゃうのが、私のお気に入りスタイル。

たったの数分で、早変り。
空間の作り方のポイントはとてもシンプル。

1. シートをフルフラットにして布やラグを敷こう。雰囲気がパッと変わる。

2. かわいいクッションを置こう。寝そべる時に使ったり、荷室のアクセントに。
実用的であると同時に部屋を安堵感のある空間にしてくれる。

3. ここに愛用のマグカップと読みかけの本を置けばもうそこはあなたの部屋。

車室からは、うつくしすぎる絶景。
まさに「動く別荘」。

ゆったりしたら、まわりを散歩したくなってきた。
ススキが綺麗だなあ。もう秋だね。

道端にたくさん落ちてたのは……松ぼっくり。

ウィッシュリストに、「松ぼっくりでDIY」って書いてたんだ。
拾っておこう。

さっそく思いついたのは、木の枝とあわせてのモビールづくり。
作りかたはとっても簡単。

1. 好きな数の松ぼっくりを、ボンドで一つずつ麻紐にくっつける。
2. 木の枝に、松ぼっくりのついた麻紐をランダムに結びつける。

完成!

思っていた以上に、可愛くできた。
「自分で作る」って最高の贅沢だよね。

いつのまにか、日が落ちてきていた。
くっきりと見えるようになった富士山が、赤い色に染まっていく。
くるくる表情を変えていく富士山を、たっぷり堪能。

寒くなってきたなあ……。たき火で温まろう。
残っていた松ぼっくりが、着火材にもなった。

揺らめく炎を眺めていると、心が安らぐ。
ひとり旅って、本当に自由だ。

YURIE's Style

思いつきでどこに行ったっていいし、何をしたっていいのが、ひとり旅。
「ここに行こう」と決めたからって、まっすぐ行く必要はない。
目的地までの気ままな道草も、ひとり旅にはつきもの。
意外な出会いや発見が、わたしの旅と人生を、もっと自由にしてくれる。
自分だけの「ウィッシュリスト」をちょっとずつ実践するのも、楽しい。
自然と焚き火に癒やされて、「次はどこに行こうかな」なんて考えて。
なんでもない一日を特別な時間にできるかは、全てわたし次第。

Today's Navigator

趣味で始めたキャンプを自身のInstagramアカウントで写真を公開し、気軽にできるアウトドア“週末ソトアソビ”を提唱。商品、空間プロデュースや企業とのタイアップ、雑誌の連載など活動は多岐にわたる。 愛車のVAN(愛称:サンシー号)で日本各地を旅することが好き。