MONTHLY THE SAFETY JAPAN●2001年3月号

タイの交通教育センターが
リニューアルオープン

リニューアルオープンした「タイ国Honda安全運転免許教育センター」
   
 タイのHonda二輪販売会社、A.P.
Hondaの交通安全運転普及活動は、1989年に始まり、1994年には東南アジア初の本格的な二輪車専用の交通教育センターを設立しました。
 そのA.P.Honda交通教育センターが、12年目を迎えた今年2月、「タイ国Honda安全運転免許教育センター」としてリニューアルオープンしました。同センターは従来の約2倍のトレーニングコース面積を持つタイ政府公認の安全運転教育施設第1号となりました。
 タイでは、2000年度に2時間の運転免許取得前安全運転講習の義務化などの運転免許制度の改正が行なわれました。A.P.Hondaは、二輪車の安全運転教育経験豊富な人材やノウハウ、施設などを活かして改正運転免許制度がスムーズに行なわれる土台づくりのためのサポートをしていきます。また、運転免許制度が整ってくるにつれて交通安全の水準も徐々に高くなることを見越して、運転免許取得時の教習カリキュラムを準備。将来的には同センターでの四輪の安全運転教育や陸運局とのタイアップによる二輪・四輪の免許発行も視野に入れています。
 
タイ国枢密院・顧問 プレム・ テイスラノン氏より「APHondaのさらなる安全活動に期待する」とのご挨拶を頂く。
 
 
吉野浩行本田技研工業社長は「この施設の完成を機に、さらにタイにおけるHondaの安全運転普及活動を本格化し、量の拡大と質の向上を図っていきたい」と述べた。

3月号ではこのほか、同センターのオープニングセレモニーの様子を紹介しています。



目次に戻るこのページのトップに戻る

 
  安全運転普及活動コンテンツINDEX