MONTHLY THE SAFETY JAPAN●2001年2月号


「知る安全」から「他者に尽くす安全」
              街の力に期待


(財)日本交通安全教育普及協会 事業部主幹 和田浩明

 2002年度より実施される新学習指導要領では、「総合的な学習の時間」が目玉 となっています。その学習内容に国際理解、情報、環境福祉、健康などがあげられており、安全教育は、「健康」に位 置づけられると考えられています。 「交通安全教育は、これまで『知る安全(知識化)』の段階で終了していた感があります。しかし、『総合的な学習』の考え方にのっとっていけば、『考える安全(意識化)』→『行なう安全(実践化)』→『身に付く安全(習慣化)』、さらに『尽くす安全(貢献化)』までレベルアップできるのではないでしょうか」と(財)日本交通 安全教育普及会事業部主幹和田浩明さんは考えています。  今月号ではこれまでの高校における交通 安全教育の実態と2002年度から始まる「総合的な学習の時間」の中での交通 安全教育の積極的な推進に向けて(財)日本交通安全教育普及協会の活動や和田さんの考えを紹介します。


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