OPINION:お客様のニーズをトレーニングメニューに取り入れ
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交通教育センターレインボー<埼玉>鈴木隆司/矢島 拓/四方 聡
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四方聡さん(左)と鈴木隆司さん
月に開催された「第4回セーフティジャパンインストラクター競技大会(※)」では、交通教育センターのインストラクターを対象に、従来の運転技術審査に加えて新たに指導力審査が設けられました。テーマは「高速道路の最高速度が時速80kmから時速100kmに引き上げられたときの二輪車の教育内容と手法について」。この指導力審査と運転技術審査とをあわせた事業所部門で優勝したのが鈴木隆司さん、矢島拓さん、四方聡さんの3名による交通教育センターレインボー<埼玉>です。
 埼玉チームは、HMS(ホンダ・モーターサイクリスト・スクール)などの受講者273人に現在の高速道路での走行スピードなどについてアンケート調査を実施したほか、受講者の本音を聞く座談会を開きました。ここで聞きだしたライダーたちの危機意識の弱さへの対応が新たな課題としたのが埼玉チームの特徴です。
 さらに、鈴木インストラクターは、危機意識を育てるうえで二輪と四輪が互いの性能や特性を知るためのスキルが重要と指摘しています。
 四方インストラクターは今回の指導力審査にチャレンジして、「直接お客様の声を収集し、それぞれのニーズをとらえて、それに基づいてカリキュラム、トレーニングメニューを立て、それをいかにお客様にフィードバックするかが、私たちの仕事の原点である」ことを再認識したと話してます。



※セーフティジャパンインストラクター競技大会
安全運転普及の各分野で活躍するホンダの安全運転インストクラターの指導力ならびに運転技術の向上と高いレベルでの均質化を図る機会の提供を通じ、世界トップクラスのインストラクターづくりをめざして1997年より鈴鹿サーキット交通教育センターで開催。
写真は第4回セーフティジャパンインストラクター競技大会 の様子。
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