高電圧バッテリーの特性

車を使用しない期間が続くと高電圧バッテリーは少しずつ放電をします。

このため、長期間駐車をすると高電圧バッテリーの充電量は低下します。

充電量が低い状態で放置するとバッテリー寿命を縮める原因になります。

バッテリーの性能を維持するために、少なくとも3ヶ月に一度充電してください。

またバッテリーの寿命を長くするために、走行直前にのみ満充電にすることをおすすめします。


高電圧バッテリーの寿命は温度にも影響されます。極端な高温または低温下での駐車は、高電圧バッテリーの消耗を加速させます。


高電圧バッテリーの温度が高温または低温のときは、充電にかかる時間が通常より長くなります。また温度が低いときは、航続可能距離が短くなります。


高電圧バッテリーの温度が高温または低温の状態になると、出力が制限される場合があります。高電圧バッテリーの温度が適正な温度に戻ると、出力は元に戻ります。出力が元に戻らないときは、Honda販売店で点検を受けてください。

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高電圧バッテリーは時間の経過や使用状況により蓄電能力が低下します。蓄電能力の低下に伴い航続可能距離が短くなります。

バッテリー加温システム

外気温が低いときに充電コネクターを接続している場合は、バッテリー加温システムにより、始動性能や走行性能を維持するために高電圧バッテリーを加温します。

充電コネクターを接続したままでしばらく車両を使用しない日が続くと、バッテリー加温システムは停止します。

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高電圧バッテリーの温度が-25℃以下になると、パワーシステムは起動できません。
高電圧バッテリーの温度が極端に低下した場合で、バッテリー加温システムが作動する場合は高電圧バッテリーが温まるのを待ち、作動しない場合は、けん引などで車両を暖かい場所に移動させてください。

バッテリー加温システムは、12Vバッテリーを外した状態では作動しないため、システムの起動ができません。
したがって、寒い場所で駐車、または保管する場合は、12Vバッテリーを外さないことをお勧めします。