車中泊の使い勝手
CR-V(2022年12月終了モデル)

フリード+でキャンプをするイメージ写真フリード+でキャンプをするイメージ写真

更新日:2021.12.24

今回チェックしたクルマ

CR-V
タイプ:e:HEV EX・BLACK EDITION
(FF/5人乗り)
ボディーカラー:
クリスタルブラック・パール
※オプション装着車
※本車両は、すでに販売を終了しております。

ポイント.1広さ

2名乗車時 ※数値はすべて撮影時に採寸した参考値
※モデルの身長:約174cm

車中泊の際のシートアレンジは2列目シートの左右両側を倒すだけでOK。
2列目シートを倒すのはレバーを引くだけのワンアクション。2列目シートの肩口のほか、荷室後部の両側にもレバーが設けられているため、荷室からでも手軽に操作することが可能だ。簡単に荷室空間を限りなくフラットな状態にすることができる。

シートアレンジ後の荷室の寸法は縦が約156cm、斜めが約185cm。高身長の方で縦方向に眠りたい方は、このあとに紹介するアレンジを実践して荷室の長さを拡張しよう。

ワンポイントアドバイス

助手席を前にスライド+踏み台を活用して、
ベッドスペースを拡張!

※数値はすべて撮影時に採寸した参考値
※モデルの身長:約174cm

助手席を最前端へスライドすることで、縦方向の長さを約206cmまで広げることが可能。しかし、助手席を前にスライドした分、2列目との間に約50cmの隙間が生じるため、このままではまだベッドスペースとしては不十分。縦方向に寝るためにはこの隙間を埋める必要がある。

そこで今回は、ホームセンター等で購入できる市販の折りたたみ式の踏み台を活用して隙間を解消した。縦方向にベッドスペースを確保することで、運転席側のスペースを有効に使うことができる。

助手席と2列目との間にできるスペースの寸法

※数値はすべて撮影時に採寸した参考値

・奥行き約50cm × 幅約38cm × 高さ約38〜43cm(助手席スライド最前端時)

助手席と2列目との間にできる隙間は約50cm、助手席のスライドレールの間隔は約38cm。ここに踏み台を配置して隙間を解消する。

今回使用した踏み台のサイズ

※数値はすべて撮影時に採寸した参考値

・奥行き(天板)約22cm、(脚部)約32cm × 幅約38cm × 高さ約39cm

今回使用したのは、ホームセンター等で購入できる市販の折りたたみ式の踏み台。キャンプ中もジャグのスタンドとして活用したり、腰掛けとして使用したりと何かと使い勝手の良いアイテムだ。隙間になるべくピッタリ収まるサイズをチョイスした。

踏み台配置例

踏み台を広げ、助手席と2列目の間のスペースに配置してみるときれいに収まった。踏み台の天板の前後に若干の隙間は残るが、上にマットを敷けば気にならない程度。ご覧の通り快適なベッドスペースができあがった。

ポイント.2段差

※数値はすべて撮影時に採寸した参考値

荷室は限りなくフラット。段差と呼べるものはなく、2列目と荷室の境界を塞いでいるフラップに約1cmの厚みがあるだけだ。これも車中泊マットを使用すればまったく気にならない。

なお、荷室の床面はフロントからリアに向かって若干の下り傾斜になっているため、頭の位置を前席側にした方が良い寝心地が得られる。

ワンポイントアドバイス

荷室後方の収納ポケット&トノカバーを活用しよう!

荷室後方の左右にはポケットになった収納スペースがあり、マットを広げた後でも貴重品や飲み物、シュラフの収納袋などを入れておけるため、とても便利。
また、タイプ別設定のトノカバー装備車であれば、トノカバーの上をメガネや携帯電話など軽い必需品の置き場として使える。

ポイント.3キャンプ場での使用例

※数値はHonda測定値

CR-Vにカーサイドタープを装着すれば、車内を寝床に、カーサイドタープの下をリビングにするスタイルが実現できる。今回撮影で使用したCR-V e:HEV EX・BLACK EDITION(FF)は、全高168cm。市販のカーサイドタープの中には使用推奨全高の範囲外のものもあるため、カーサイドタープを購入する際は適応しているか確認しよう。

今回使用した道具

今回持って行ったのは、ソロで1泊2日の車中泊キャンプを楽しむことを前提にした道具。車中泊キャンプではかさばるテントが不要なため、ご覧の通り、余裕をもって積載できた。
なお、CR-Vの純正アクセサリーには、車外からの視線を遮断できるプライバシーシェードの用意がない(2021年12月現在)。今回は持って行った道具に含めていないが、車中泊を快適に楽しむために欠かせないアイテムのため、各自用意しよう。

積んだキャンプ道具の一覧を見る

積んだキャンプ道具一覧

車に積んだキャンプ道具一式の写真
  1. チェアチェア
  2. カーサイドタープカーサイドタープ
  3. テーブルテーブル
  1. クーラークーラー
  2. キッチン用テーブルキッチン用テーブル
  3. ラックラック
  1. マットレスマットレス
  2. バーナーバーナー
  3. クッカークッカー
  1. 食器・調理器具など食器・調理器具など
  2. ゴミ箱×2ゴミ箱×2
  3. 枕
  1. 寝袋寝袋
  2. LEDランタンLEDランタン
  3. オイルランタンオイルランタン
  1. トングトング
  2. 焚火台焚火台
  3. コンテナコンテナ
  1. 踏み台踏み台
  2. ジャグジャグ

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簡単に作れる!
自作シェードの作り方はこちら

荷室寸法や
キャンプ道具の積み方は
こちらをチェック!

今回使用したクルマ

CR-V e:HEV EX・BLACK EDITION(FF/5人乗り)

  • ※安全のため、走行の際は後方視界をしっかり確保してください。
  • ※荷物は、必要に応じてラゲッジベルトなどでしっかり固定してください。
  • ※シートアレンジの各操作は、異物を挟んでいないか確認の上、無理に力をかけずに確実に行ってください。
  • ※各キャンプ道具は撮影のため用意したもので、形状等により積める量が異なる場合もあります。あくまで参考としてください。
  • ※当コンテンツ内にて掲載されているクルマのタイプ・ボディーカラーが販売されていない場合がございます。
    詳しくはそれぞれの車種サイトでご確認いただくか、販売会社にお問い合わせください。
  • ※このコンテンツは、2021年12月の情報をもとに作成しております。
監修者(アドバイザー):
稲垣朝則