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2001 ロードレース世界選手権シリーズ
  第8戦 イギリスGP(ドニントンパーク)
 
  2001年 7月8日開催 前のレースへ | 次のレースへ  
  天候:曇り 気温:19℃ コースコンディション:ドライ 観客:58,716人(3日間)  
     
  驚速を見せたロッシが大逆転で今季5勝目!バロスは3位
250ccは加藤が独走で今季6勝目とHonda勢が大活躍!
 
 
 
イギリスGP500ccクラス2連覇、ロッシ 今季2回目の表彰台となる3位、バロス ロッシは今季5度目のポディアム頂点 独走で今季6勝目の加藤
 
 

イギリスのドニントンで開催された第8戦イギリスGPは、予選は変わりやすい天候に翻弄されたが、決勝日は辛うじてドライコンディション。その悪天候の影響で、予選11位に終わっていたロッシが、決勝では見違える走りを披露。猛烈な追い上げを見せて、今季5勝目を達成。2位になったM.ビアッジ(Y)とのポイント差を広げることに成功。3位にはバロスが入り、Honda勢が大活躍を演じた。250ccクラスは、予選2番手からスタートした加藤大治郎が、序盤は原田哲也(A)との接戦となったが、中盤には独走状態を築き、今季6勝目を飾った。前戦オランダで今季初表彰台を獲得したアルサモラは4位と健闘。125ccクラスは、宇井陽一(D)が優勝。エリアスが3戦連続表彰台となる2位と健闘。東雅雄が4位に入った。

 
   

シーズンの折り返し点となる第8戦イギリスGPは、今季初の連戦。オランダGPからわずか5日間のインターバルで開幕することになった。

そして昨年は、500ccクラスにデビューを飾ったロッシが、雨のレースで初優勝を遂げた思い出深いグランプリ。250cc時代を入れると、3年連続でイギリスGP制覇の期待が膨らんだ。

しかし、雨に悩まされた前戦オランダGP同様、イギリスGPも、2日間の予選は雨の多い不安定な天候。選手たちは、目まぐるしく変わる天候に悩まされることになった。

予選初日、フリー走行でトップに立ったのは、ヨーロッパラウンドに入って登り調子のバロス。前戦オランダでは惜しくも表彰台を逃したが、今回も優勝候補の一人。以下、ビアッジ(Y)、ロッシ、カピロッシと続いた。そして予選では、ビアッジ(Y)が暫定PP。セッション開始早々に転倒を喫しながら、カピロッシが2番手と好走。バロスと続いた。

一方、フリー走行で好調なスタートを切ったロッシは、セッション開始20分後にコース前半の下りの高速コーナーで激しく転倒。スペアバイクで再スタートするも、左足を痛めたことが影響して11番手に沈んだ。

99年の大会で優勝しているクリビーレは13番手。宇川徹18番手。ともに2日目の予選での挽回に期待をつなぐことになった。

2日目は、朝から厚い雲が空を覆う不安定な天候。初日も、時折り、小雨がぱらつく生憎の天候だったが、2日目は、本格的な雨が予想された。

そんな状況の中で、辛うじてドライコンディションとなった2回目のフリー走行では、K.ロバーツ(S)がトップタイム。バロス3番手、ロッシ5番手、クリビーレ8番手、宇川9番手と、午後の最終予選でのポジションアップに期待をつなぐことになった。

しかし、午後の予選は、完全なウエットコンディションで始まる。終盤には、辛うじてドライコンディションとなるが、ほとんどの選手がタイムアップを果たせず、初日のグリットのまま2日間の予選を終えることになった。

PPはビアッジ(Y)。以下、カピロッシ、バロスとHonda勢が続き、中野真矢(Y)の4人がフロントロー。ポジションアップのチャンスを雨で逃したロッシは11番手。クリビーレ13番手。宇川徹がドライコンディションになったラスト10分のアタックでわずかながらポジションを上げることに成功。16番手から決勝に挑むことになった。

前戦オランダでは、ドライコンディションで始まり、雨の中断で惜しくも優勝を逃しているロッシ。11番手グリットから、どこまで追い上げるかに注目が集まった。

そして迎えた決勝日。相変わらず厚い雲が空を覆ったが、天候は回復方向。雨の心配もなく、3クラスの決勝が行われた。

ホールショットを奪ったのは、予選6番手スタートのロバーツ(S)。以下、ビアッジ(Y)、バロス、カピロッシ、中野(Y)と続いた。

予選11番手スタートのロッシは、オープニングラップ11番手と、スタートダッシュに失敗。苦しい出だしとなったが、それからが、ロッシの真骨頂の見せ所となった。

まさしく、2戦前のカタルニアGPで見せた豪快な走りの再現。周回を追うごとにぐいぐいとポジションを上げる快走。2周目に8番手、4周目に6番手、12周目に3番手に浮上すると、ビアッジ(Y)、バロスとともにトップグループを形成した。

その後、セカンドグループから抜け出した芳賀紀行(Y)が加わって、トップグループは4台へ。中盤は、ややペースを抑えてのにらみ合いの戦いになるが、18周目にスパートを掛けたロッシがトップに浮上。以後、追いすがるビアッジ(Y)を突き放して、今季5勝目を飾った。

2位にはビアッジ。そのビアッジを猛烈に追い上げたバロスは、今季2回目の表彰台となる3位をゲット。シーズン折り返し点となったドニントンで、Honda勢が大活躍を演じた。

予選13番手スタートのクリビーレはセカンドグループで健闘して7位。宇川はジャンプスタートのペナルティで大きくポジションを落とし、悔しい16位に終わった。

優勝したロッシは、これでドニントンで行われたイギリスGP3連覇。500ccでは負け知らずの2連覇を達成。チャンピオンシップでも、2位のビアッジ(Y)との差を、再び、26へと広げることに成功した。

250ccクラスは、PPスタートの原田哲也(A)がホールショットを奪い、予選2番手の加藤大治郎がピタリとマークするという展開。今シーズン、激しい戦いを演じている二人が、序盤から予選タイムに匹敵するハイペースで、後続を突き放すことになった。

そして4周目には、加藤がペースを上げて原田を交わしトップに浮上。その後、原田(A)がトラブルでペースを落としたために、中盤からは加藤の独走状態。2位以下に約10秒もの大差をつけて今季6勝目。チャンピオンシップポイントでも、原田(A)との差を40点と広げることに成功した。

前戦オランダGPで250cc初表彰台をゲットしたアルサモラは、セカンドグループで健闘、4位でフィニッシュ。登り調子をアピールすることになった。

125ccクラスは、予選3番手のM.ポジャーリ(G)がホールショットを奪い、エリアス、宇井陽一(D)、東雅雄がトップ集団を形成。その中から抜け出した宇井(D)が優勝。その後方では、エリアス、東雅雄、ポジャーリ(G)のし烈な2位争いとなり、エリアスが3戦連続表彰台獲得の2位、最終ラップに2番手に浮上した東は、惜しくも4位に終わった。

 
 

V.ロッシ(500cc/優勝)
500ccに乗るようになってから、いままででもっとも難しいレースだったし、もっとも嬉しい優勝だった。というのも、予選は11番手。初日のフリー走行前には首が痛かったし、予選では転倒して足も痛めてしまった。対してビアッジはPPを取っていたし、勝つのは本当に難しいと思っていたんだ。実際に、決勝前のウォームアップでもセッティングは完全に詰めきれなかったし、決勝に向けて大きくセッティングを変えなくてはいけなかった。でも、そこからが、素晴らしかった。チームはびっくりするほどいい状態にバイクを仕上げてくれたし、勝つことが出来た。レース序盤のフルタンクの状態はかなり抑えて走っていた。軽くなって来てからペースを上げたが、その時点でリヤタイヤの消耗が激しかった。実際、タイヤはかなりスライドしていたが、ビアッジもバロスと同じようにタイヤを消耗していた。最後は自分のペースの方が上回っていたし、勝つことが出来た。次のドイツまでの間は、鈴鹿で8耐のテストがある。ドイツは低速コーナーのサーキットであまり好きなレイアウトではないけど、毎年、ここではいいレースが出来るので好きになった。次のドイツでも勝ちたいね。

A.バロス(500cc/3位)
今日はレースを楽しむことが出来た。表彰台にも立つことが出来たし、良いレースだった。確かに、もう少し上のポジションでゴールしたかったけれど、何度かミスをしてしまった。アッセンでは自分のミスで表彰台を逃してしまったが、それをここで挽回することが出来た。次のレースも、こういう形で優勝争いに加わりたいし、こういうレースを続けることが出来ればチャンピオンの可能性もあると思っている。

A.クリビーレ(500cc/7位)
ウォームアップを走ったときに、2日間の予選で試してきたセッティングが、あまり良くないことが分かった。それで、以前に試していたセッティングに変更して決勝に挑んだが、結果として、良かったと思った。というのも、ロバーツやカピロッシの前でゴールすることが出来たからね。しかし、4列目スタートというのは、序盤でトップグループを逃がしてしまうことになるし、あまりにも悪すぎた。それでも、今回、決勝で試したセッティングは、かなりいい感触だったし、次戦につなげることが出来たと思っている。

宇川  徹(500cc/16位)
今日のレースはフライングを取られてしまったが、自分としては、フライングしたとは思わなかった。ストップ&ゴーのボードを見て初めて知った。それでポジションを落としてしまったし、結果も残せなかった。しかし、レース中は、かなり良いフィーリングで走れていた。予選で見つけられなかったいいセッティングを見つけることが出来たと思ったし、それだけに、フライングのペナルティは残念だった。あれで集中力も切れたし、今日のレースは、あれが全てだった。

加藤大治郎(250cc/優勝)
予選を終えたときは、今回はかなり厳しいレースになると思っていた。それはスタートして、原田さんの後ろにいたときも、前に出たときも、それは同じだった。原田さんとのタイム差が開いていくのはサインボードでわかったが、何が起きていたのかは、わからなかった。レースの途中にコースアウトしたのは、シフトが入らなくて止まりきれなかった。今日はタイヤの状態が良かったし、最後まで自分の思っているペースで走ることが出来た。原田さんとのポイント差が40と開いたけれど、まだシーズンは半分が終わったばかり。ポイントのことは考えていない。

E.アルサモラ(250cc/4位)
今回の4位で、ランキング5位に上がれたことは嬉しいけれど、表彰台に立てなかったのは残念だった。その理由は、競り合っていた選手たちと同じコンパウンドのタイヤを選択したはずだったのに、なぜかはわからないが、あまりいいフィーリングではなかった。これで前半戦が終わったことになるのだが、調子は上がって来ているし、後半戦でもっとランキングを上げたいと思っている。

 
       
 
     
  ロードレース世界選手権 第8戦 結果表  
 

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■500ccクラス
POS RIDER MACHINE TEAM LAPS TIME
1 V.ROSSI Honda NSR500 NASTRO AZZURRO Honda 30 46'53.349
2 M.BIAGGI Yamaha Marlboro Yamaha Team 46'55.143
3 A.BARROS Honda NSR500 West Honda PONS 46'55.360
4 N.HAGA Yamaha Red Bull Yamaha WCM 47'00.959
5 C.CHECA Yamaha Marlboro Yamaha Team 47'05.875
6 S.NAKANO Yamaha Gauloises Yamaha Tech 3 47'06.115
7 A.CRIVILLE Honda NSR500 REPSOL YPF HONDA 47'09.574
8 K.ROBERTS Suzuki Telefonica Movistar Suzuki 47'10.048
9 O.JACQUE Yamaha Gauloises Yamaha Tech 3 47'10.129
10 L.CAPIROSSI Honda NSR500 West Honda PONS 47'18.130
11 S.GIBERNAU Suzuki Telefonica Movistar Suzuki 47'22.554
12 J.VD GOORBERGH Proton KR Proton TEAM KR 47'38.333
13 J.VINCENT Yamaha Red Bull Yamaha WCM 47'43.256
14 A.WEST Honda NSR500V Dee Cee Jeans Racing Team 47'43.382
15 C.WALKER Honda NSR500 HARDWICK RACING 47'52.465
16 T.UKAWA Honda NSR500 REPSOL YPF HONDA 47'58.225
17 L.HASLAM Honda NSR500V Shell Advance Honda 48'04.097
18 J.STIGEFELT Sabre V4 Sabre Sport 29 47'15.326
19 M.WILLIS Pulse Pulse GP 47'49.005
--- CLASSIFIED ---
R H.AOKI Honda NSR500V Arie Molenaar Racing 21 33'30.527
R B.VENEMAN Honda NSR500V Dee Cee Jeans Racing Team 34'45.512
R N.ABE Yamaha Antena 3 Yamaha-d'Antin 18 29'16.695
R J-L.CARDOSO Yamaha Antena 3 Yamaha-d'Antin 14 23'59.427
 

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■250ccクラス
POS RIDER MACHINE TEAM LAPS TIME
1 D.KATOH Honda NSR250 TEAM TELEFONICA MOVISTAR Honda 27 42'46.466
2 R.ROLFO Aprilia Safilo Oxydo Race 42'56.639
3 M.MELANDRI Aprilia MS Aprilia Racing 42'56.867
4 E.ALZAMORA Honda NSR250 TEAM TELEFONICA MOVISTAR Honda 43'11.566
5 N.MATSUDO Yamaha Petronas Sprinta Yamaha TVK 43'33.134
6 F.NIETO Aprilia Valencia Circuit Aspar Team 43'37.596
7 S.GUINTOLI Aprilia Equipe de France - Scrab GP 43'38.392
8 A.DEBON Aprilia Valencia Circuit Aspar Team 43'38.957
9 A.HOFMANN Aprilia Dark Dog Racing Factory 43'40.263
10 S.YUZY Yamaha Petronas Sprinta Yamaha TVK 43'44.450
11 D.CHECA Honda RS250R Team Fomma 43'44.583
12 K.NOHLES Aprilia MS Aprilia Racing 43'49.129
13 F.BATTAINI Aprilia MS Eros Ramazzotti Racing 43'53.094
14 L.LANZI Aprilia Campetella Racing 44'00.959
15 L.BOSCOSCURO Aprilia Campetella Racing 44'02.801
16 D.TOMAS Honda RS250R By Queroseno Racing Team 44'07.953
17 D.DE GEA Yamaha Antena 3 Yamaha-d'Antin 44'11.523
18 T.HARADA Aprilia MS Aprilia Racing 44'12.720
19 S.EDWARDS TSR-Honda FCC-TSR 26 43'02.157
20 D.GIUGOVAZ Yamaha Edo Racing 43'14.099
21 L.COSTA Yamaha Antena 3 Yamaha-d'Antin 43'25.065
22 J.DI SALVO Honda RS250R Cruise America Gr.Prix Racing 43'31.853
23 K.POENSGEN Aprilia Dark Dog Racing Factory 43'32.889
24 M.HERZBERG Yamaha EPS Racing 43'35.742
25 C.BARROS Yamaha Yamaha Kurz 25 43'20.246
--- CLASSIFIED ---
R S.EASTON Honda RS250R Monster-Mob 24 40'33.016
R S.PORTO Yamaha Yamaha Kurz 23 37'21.191
R R.CHIARELLO Aprilia Aprilia Grand Prix 21 37'46.964
R J.VIDAL Aprilia PR2 Metrored 17 28'07.039
R J.McWILLIAMS Aprilia MS Aprilia Racing 15 23'54.981
R G.JACKSON Honda RS250R Team Jackson 7 12'25.768
R R.DE PUNIET Aprilia Equipe de France - Scrab GP 2 3'16.573
DNS S.NORVAL Honda RS250R Right Track Racing
 

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■125ccクラス
POS RIDER MACHINE TEAM LAPS TIME
1 Y.UI Derbi L & M Derbi Team 26 43'17.675
2 A.ELIAS Honda RS125R Telefonica Movistar jnr Team 43'20.804
3 M.POGGIALI Gilera Gilera Racing Team 43'21.544
4 M.AZUMA Honda RS125R Liegeois Competition 43'21.641
5 L.CECCHINELLO Aprilia MS Aprilia LCR 43'35.061
6 S.SANNA Aprilia Safilo Oxydo Race 43'41.322
7 S.JENKNER Aprilia LAE - UGT 3000 43'41.876
8 G.BORSOI Aprilia LAE - UGT 3000 43'42.097
9 A.RODRIGUEZ Aprilia Valencia Circuit Aspar Team 43'45.714
10 G.TALMACSI Honda RS125R Racing Service 43'46.287
11 M.GIANSANTI Honda RS125R Axo Racing Team 43'46.295
12 D.PEDROSA Honda RS125R Telefonica Movistar jnr Team 43'50.764
13 J.SMRZ Honda RS125R Budweiser Budvar Hanusch 43'53.800
14 J.OLIVE Honda RS125R Telefonica Movistar jnr Team 43'54.258
15 M.SABBATANI Aprilia Bossini Fontana Racing 43'54.623
16 G.CAFFIERO Aprilia Bossini Fontana Racing 44'01.524
17 C.STONER Honda RS125R Movistar Team 44'08.517
18 A.VINCENT Honda RS125R Team Fomma 44'18.789
19 E.BATAILLE Honda RS125R Axo Racing Team 44'23.815
20 M.PETRINI Honda RS125R Racing Service 44'29.180
21 A.ARAUJO Honda RS125R Liegeois Competition 44'50.387
22 R.JARA Aprilia MS Aprilia LCR 44'50.821
23 N.UEDA TSR-Honda FCC-TSR 25 43'22.170
--- CLASSIFIED ---
R S.PERUGINI Italjet Italjet Racing Team 16 27'08.835
R C.MARTIN Honda RS125R Wilson Racing 13 22'33.592
R A.DE ANGELIS Honda RS125R Matteoni Racing 11 18'35.338
R A.NIETO Jr. Honda RS125R Viceroy Team 18'35.669
R P.ROBINSON Honda RS125R Paul Robinson Racing 10 17'40.815
R G.SCALVINI Italjet Italjet Racing Team 9 15'40.740
R A.BRANNETTI Aprilia Team Crae 6 10'17.864
R P.NIETO Derbi L & M Derbi Team 5 8'40.582
R J.HULES Honda RS125R Matteoni Racing 1 1'44.916