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2001 全日本GT選手権シリーズ
  第6戦 鈴鹿サーキット
 
  2001年 10月28日開催 前のレースへ | 次のレースへ  
  天候:曇り 気温:22℃ コースコンディション:ドライ 観客:30,000人  
     
  1−2フィニッシュでNSX3勝目!
土屋/金石組、道上/光貞組、王座決定戦へ!
 
 
 
レース前、フロントローに並んだ8号車と1号車 ウォームアップで最も適したタイヤを探る1号車 2位道上が優勝の土屋/金石組を祝福に訪れた リヤディフューザー部に追加されたバーチカルフィン
 
 

2001年全日本GT選手権第6戦が、曇天の下、いつ雨が降り出すかわからない状況の鈴鹿サーキットで開催された。スタート直前に雨が降り出したが路面を濡らす前に止み、決勝はドライコンディションで進んだ。新しい空力パッケージを装備してポールポジションを獲得したのは8号車土屋/金石組。金石は序盤スープラの先行を許したが、首位を奪い返し、引き継いだ土屋も危なげなく走りきって優勝を遂げた。2位には、予選2位から1号車道上/光貞組が続いた。予選3位の18号車フィリップ/トレルイエ組、予選9位の100号車飯田/伊藤組、予選16位の64号車シュワガー/松田組は、それぞれ周回遅れの車両とからんでスピンオフ、18号車と100号車はフィニッシュしたが64号車はリタイアとなった。今回の結果、土屋/金石組、道上/光貞組は選手権ポイントで同点2位となり、最終戦でシリーズチャンピオンを賭けて38号車スープラと争うことになった。

 
   

2001年全日本GT選手権第6戦が鈴鹿サーキットで開催された。今回、NSX勢は新デザインのフロントカナード、ディフューザー部の大型バーチカルフィン、大型リヤウイング翼端板から成る改良型空力パッケージを装備した。この結果向上した空力性能は、公式予選結果で証明された。なんと8号車の土屋圭市/金石勝智組がポールポジションを獲得、1号車の道上龍/光貞秀俊組が2位、18号車のセバスチャン・フィリップ/ブノア・トレルイエ組が3位と予選を席巻したのだ。また100号車の飯田章/伊藤大輔組は9位、前回優勝を遂げウェイトハンディを70kg搭載した64号車のドミニク・シュワガー/松田次生組は16位につけた。

決勝は曇天の下、いつ雨が降り出すかわからない状況でスタートを迎えた。各チームともスタート用タイヤの選択に頭を悩ましたが、一旦降り出した雨はスタート直前に止み、結局各車ドライタイヤでスタートした。

スタートでは予選6番手だった6号車スープラが首位に立ったが、金石はその直後につけて激しく追い立て自滅を誘って9周目に首位を奪い返した。この結果、金石の後には光貞が続き、さらに飯田が順位を上げてレース中盤にはNSXの1-2-3体制が出来上がった。一方、64号車、18号車は相次いで周回遅れとからんでスピンオフし順位を大きく落としていった。また、1-2-3体制の一角を守っていた100号車も伊藤が引き継いでからやはり周回遅れとからんで左フロントサスペンションを壊し、修復に時間をとって順位を落としてしまった。18号車と100号車は完走を遂げたが64号車はリタイアを喫した。

その後はレースに大きな波乱はなく、首位で8号車を引き継いだ土屋、2位で1号車を引き継いだ道上ともに危なげなくポジションを守りきりチェッカー旗を受けた。8号車にとっては今季初優勝、NSXにとっては3勝目である。この結果、土屋/金石組と道上/光貞組は選手権ポイントを56点に伸ばしてシリーズランキングで同点2位となり、58点で首位を守った38号車スープラに乗る竹内浩典/立川祐路組と、シリーズチャンピオンを賭けて最終戦に臨むことになった。

 
 

土屋 圭市(優勝/ARTA NSX)
今回はとにかく金石が予選のスーパーラップを始めとして良い仕事をしてくれた。決勝でも金石が奪い取った首位を守っただけ。金石のおかげで勝ったようなものです。

金石 勝智(優勝/ARTA NSX)
これでチャンピオン争いは3チームがほとんど並んで、しかもほとんど同じくらいのウェイトハンディで最終戦にもつれこんだ。ここはひとつガチンコ勝負でチャンピオンを狙っていくことにします。

 
       
 
     
  全日本GT選手権 第6戦 結果表  
 
POS CLASS DRIVER CAR Lap TOTAL
1 GT500 土屋 圭市/金石 勝智 ARTA NSX 49 1:42'57.791
2 GT500 道上  龍/光貞 秀俊 ロックタイト 無限 NSX 38.348
3 GT500 E.コマス/影山 正美 ペンズオイルゼクセルGT−R 1'00.285
4 GT500 山路 慎一/W.ガードナー マツキヨZENTトムススープラ 1'04.096
5 GT500 黒澤 琢弥/土屋 武士 カストロール・トムス・スープラ 1'20.627
6 GT500 竹内 浩典/立川 祐路 auセルモスープラ 1'39.979
7 GT500 織戸  学/荒  聖治 FK/マッシモADVANスープラ 1'46.235
8 GT500 M.クルム/田中 哲也 ザナヴィ ヒロト GT−R 1'49.797
9 GT500 J.デュフォア/R.デュマ デンソーサードスープラGT 1'51.575
10 GT500 岡田 秀樹/A.クート 綜警 McLarenGTR 48 1Lap
11 GT500 星野 一義/本山  哲 カルソニック スカイライン 1Lap
12 GT500 S.フィリップ/B.トレルイエ TAKATA 童夢 NSX 46 3Laps
13 GT300 長嶋 正興/松田 晃司 プロジェクトμ・エスペリアMR−S 45 4Laps
14 GT300 井出 有治/柳田 真孝 ユニシアジェックスシルビア 4Laps
15 GT300 福山 英朗/余郷  敦 シェルタイサンアドバンGT3R 4Laps
16 GT300 和田  久/砂子 塾長 910ロディオドライブアドバンポルシェ 4Laps
17 GT300 OSAMU/中川 隆正 レイジュンR&DダンロップGT3R 44 5Laps
18 GT300 柴原 眞介/密山 祥吾 R&DスポーツダンロップGT3R 5Laps
19 GT300 松永まさひろ/佐藤 久実 Netz BP Kosei MR−S 5Laps
20 GT300 佐々木孝太/西澤 誠剛 ダンテール フェラーリ360ウェディング 5Laps
21 GT300 井倉 淳一/真稀 遊世 JIM・メディコム GT3R 5Laps
22 GT300 石橋 義三/須賀 宏明 外車の外国屋アドバンポルシェ 43 6Laps
23 GT300 Guts城内/田嶋 栄一 シグマMR−S 6Laps
24 GT300 下島 洋介/日置 恒文 ARC大黒屋ぽるしぇ 6Laps
25 GT300 高橋 一穂/渡辺  明 ベルノ東海ARドリーム28NSX 42 7Laps
26 GT500 飯田  章/伊藤 大輔 RAYBRIG NSX 40 9Laps
27 GT300 尾本 直史/山本 泰吉 C−WESTレッツオ ADVAN シルビア 39 10Laps
28 GT300 山野 哲也/松本 晴彦 雨宮マツモトキヨシアスパラRX7 10Laps
29 GT500 M.アピチェラ/古谷 直広 ノマド ディアブロJGT1 38 11Laps
30 GT300 松田 秀士/西澤 和之 JCMタイサンGT3R 33 16Laps
31 GT300 田中  実/後藤  聡 ウェッズスポーツMR−S 32 17Laps
--- 以上完走 ---
R GT500 脇阪 寿一/野田 英樹 エッソウルトラフロー スープラ 27 22Laps
R GT300 玉中 哲二/桧井 保孝 K−STADIUM MT900R 22Laps
R GT300 小林 且雄/谷川 達也 クスコスバルインプレッサ 25 24Laps
R GT300 新田 守男/高木 真一 ARTA・アペックスMR−S 15 34Laps
R GT300 大八木信行/青木 孝行 ダイシン ADVAN シルビア 34Laps
R GT500 服部 尚貴/中谷 明彦 イエローコーンマクラーレンGTR 14 35Laps
R GT500 D.シュワガー/松田 次生 Mobil 1 NSX 13 36Laps
R GT500 片山 右京/近藤 真彦 Team UKYO スープラ 6 43Laps