F1世界選手権 CARTチャンピオンシップ・シリーズロードレース世界選手権スーパーバイク世界選手権全日本ロードレース選手権モトクロス世界選手権全日本モトクロス選手権AMA スーパークロストライアル世界選手権全日本トライアル選手権ル・マン/マン島/鈴鹿8耐
Honda ホームページへ
MotorSports
HondaRacing Topへ
Honda Racing JGTC
スケジュールへ ランキングへ
2001 全日本GT選手権シリーズ
  第7戦/最終戦 CP MINEサーキット
 
  2001年 11月11日開催 前のレースへ  
  天候:晴れ 気温:20℃ コースコンディション:ドライ 観客:46,400人  
     
  NSX、3戦連続で表彰台!
シリーズではドライバー、チームとも2位!
 
 
 
出撃する18号車、決勝は3位フィニッシュ 追い上げ8位、スターティンググリッドの100号車 コックピットに収まった3位トレルイエとエンジニア スターティンググリッドでファンに囲まれる1号車
 
 

2001年全日本GT選手権シリーズ第7戦が、山口県CP MINEサーキットで開催された。NSX陣営のうちシリーズチャンピオンの可能性があったのは、道上/光貞組の1号車と土屋/金石組の8号車。しかし、1号車はウェイトハンディのため、8号車はエンジントラブルのため予選で低迷した。決勝では、予選2位につけた18号車フィリップ/トレルイエ組が終始上位争いを続け、NSX勢最上位の3位入賞を果たした。1号車と8号車はレース中盤まで、どちらかがシリーズチャンピオンを獲得できる状況にあったが、8号車がコースオフしてリタイア。1号車もレース終盤になってギアトラブルが発生して順位を落とし、12位で完走したものの王座を取り逃がしてしまった。シュワガー/松田組の64号車はギアトラブルでリタイアしたが、飯田/伊藤組の100号車はスタート前パレードラップでのコースオフによる最後尾スタートから追い上げて8位完走を果たした。

 
   

2001年全日本GT選手権シリーズ第7戦が、山口県CP MINEサーキットで開催された。秋晴れにめぐまれた観客席には、チャンピオンを賭けた最終戦とあっていつにも増した大観衆が詰めかけた。NSX陣営のうちチャンピオンの可能性があったのは、道上龍/光貞秀俊組の1号車と土屋圭市/金石勝智組の8号車。しかし、1号車はウェイトハンディのため9位、8号車はエンジントラブルのため予選で15位と低迷した。NSX勢の最上位はセバスチャン・フィリップ/ブノア・トレルイエ組の2位。以下飯田章/伊藤大輔組の100号車が7位、ドミニク・シュワガー/松田次生組の64号車が10位と続いた。

決勝では、まずスタート前のパレードラップで100号車がオーバーランして最後尾スタートとなる波乱が起きた。スタートではポールポジションの30号車マクラーレンが逃げ、18号車がそれを追う展開となった。1号車と8号車はポイント圏内につけ、計算上どちらかがシリーズチャンピオンを獲得できる状況となったが、揃って上位進出を狙う過程でまず8号車がコースオフしてリタイア。その後単独で王座を目指して走り続けた1号車も、レース終盤になってギアボックスにトラブルが発生、4速が使えなくなって順位を落とし、12位で完走したものの惜しくもチャンピオンの座を取り逃がしてしまった。

18号車は、ドライバー交代のピットストップで23号車に先行されたが、3位のポジションを守り切り完走、表彰台に上がった。NSX勢にとっては3戦連続の表彰台である。

64号車はスタート時からギアトラブルに苦しみ結局走行不能となってリタイアしたが、100号車は最後尾から追い上げ8位完走を果たした。シリーズポイントランキングではドライバー部門で土屋/金石が2位、道上/光貞が3位、シュワガー/松田が8位、飯田/伊藤が10位、フィリップが16位、トレルイエが18位、加藤寛規が22位となり、チーム部門では無限×童夢プロジェクトが2位となってシーズンを終えた。

 
 

S.フィリップ(3位/TAKATA 童夢 NSX)
選手権では初めて表彰台に上がってとても嬉しい。ただ、ピットアウトしたときのラップで遅いクルマにひっかかってしまい、大きなロスをしたのが残念だ。

B.トレルイエ(3位/TAKATA 童夢 NSX)
前回の鈴鹿ではセバスチャンもぼくもミスを犯してしまった。今回はそれを反省して走った。ポールポジションを取れず優勝もできなかったが、良いレースだったと思う。

 
       
 
     
  全日本GT選手権 第7戦 結果表  
 
POS CLASS DRIVER CAR Lap TOTAL
1 GT500 岡田 秀樹/A.クート 綜警 McLarenGTR 76 1:51'07.375
2 GT500 E.コマス/影山 正美 ペンズオイルゼクセルGT−R 0'09.458
3 GT500 S.フィリップ/B.トレルイエ TAKATA 童夢 NSX 0'14.274
4 GT500 J.デュフォア/R.デュマ デンソーサードスープラGT 0'17.129
5 GT500 星野 一義/本山  哲 カルソニック スカイライン 0'29.246
6 GT500 M.クルム/田中 哲也 ザナヴィ ヒロト GT−R 0'29.736
7 GT500 黒澤 琢弥/土屋 武士 カストロール・トムス・スープラ 0'36.883
8 GT500 飯田  章/伊藤 大輔 RAYBRIG NSX 0'37.870
9 GT500 山路 慎一/W.ガードナー マツキヨZENTトムススープラ 0'45.153
10 GT500 織戸  学/荒  聖治 FK/マッシモADVANスープラ 0'45.709
11 GT500 服部 尚貴/一ツ山幹雄 イエローコーンマクラーレンGTR 0'55.789
12 GT500 道上  龍/光貞 秀俊 ロックタイト 無限 NSX 0'59.118
13 GT500 片山 右京/近藤 真彦 Team UKYO スープラ 75 1Lap
14 GT500 脇阪 寿一/野田 英樹 エッソウルトラフロー スープラ 74 2Laps
15 GT500 M.アピチェラ/古谷 直広 ノマド ディアブロJGT1 72 4Laps
16 GT300 Guts城内/田嶋 栄一 シグマMR−S 71 5Laps
17 GT300 松田 秀士/西澤 和之 JCMタイサンGT3R 5Laps
18 GT300 山田 英二/木下 隆之 イクリプス オメガ タイサン バイパー 70 6Laps
19 GT300 柴原 眞介/密山 祥吾 R&DスポーツダンロップGT3R 6Laps
20 GT300 和田  久/砂子 塾長 910ロディオドライブアドバンポルシェ 6Laps
21 GT300 大八木信行/青木 孝行 ダイシン ADVAN シルビア 6Laps
22 GT300 OSAMU/中川 隆正 レイジュンR&DダンロップGT3R 6Laps
23 GT300 福山 英朗/余郷  敦 シェルタイサンアドバンGT3R 6Laps
24 GT300 尾本 直史/山本 泰吉 C−WESTレッツオ ADVAN シルビア 6Laps
25 GT300 長嶋 正興/松田 晃司 プロジェクトμ・エスペリアMR−S 6Laps
26 GT300 山野 哲也/松本 晴彦 雨宮マツモトキヨシアスパラRX7 69 7Laps
27 GT300 井出 有治/柳田 真孝 ユニシアジェックスシルビア 68 8Laps
28 GT300 田中  実/後藤  聡 ウェッズスポーツMR−S 67 9Laps
29 GT300 石橋 義三/須賀 宏明 外車の外国屋アドバンポルシェ 9Laps
30 GT500 竹内 浩典/立川 祐路 auセルモスープラ 66 10Laps
31 GT300 玉中 哲二/中島 哲也 K−STADIUM MT900R 63 13Laps
32 GT300 佐々木孝太/西澤 誠剛 ダンテール フェラーリ360ウェディング 58 18Laps
--- 以上完走 ---
R GT300 新田 守男/高木 真一 ARTA・アペックスMR−S 51 25Laps
R GT500 D.シュワガー/松田 次生 Mobil 1 NSX 47 29Laps
R GT300 小林 且雄/谷川 達也 クスコスバルインプレッサ 41 35Laps
R GT300 松永まさひろ/佐藤 久実 Netz BP Kosei MR−S 35Laps
R GT500 土屋 圭市/金石 勝智 ARTA NSX 34 42Laps