M.アンドレッティ(2位)
最初のフルコースコーションはタイミング良くピットインできて、自分たちにとってラッキーだった。終盤にロベルト(モレノ)とタグリアーニをパスしたあと、ピットから燃料を節約するよう指示がでたんだ。でも満足な結果だよ。あとジルにはおめでとうを言いたい。
G.ド・フェラン(4位)
(2年連続のタイトルに)まだ、実感がわかないな。ロジャー(ペンスキー)やチームに2度もチャンピオンをもたらすことができて、またひとつ夢がかなった感じだよ。レース中はブレーキが弱くなったり路面がオイルで滑りやすくなっていたりと色々問題はあったけど、一環して自分のペースを維持することが出来た。とても嬉しい。
中野 信治(12位)
朝のウォームアップでまずまずのセッティングを見つけることが出来たので、レースでは安定した走りができました。燃料をできるだけ節約する作戦をとりましたが、今日のレースではあまり効果は無かったですね。それでもポイントを獲得でき、チームの士気が上がったことは良かったです。
P.トレイシー(14位)
フラストレーションの残るレースだったよ。マシンもピットストップも良かったし、思いどおりのペースで走ることができた。多くのポイントを獲得できそうだっただけに残念な結果だ。何の前触れもなく、ゴールを目前にしてのスローダウンはなんとも諦めきれないね。
T.カナーン(17位)
つらいハードなレースだった。みんなについて行くために毎周回予選のタイムアタックみたいにして走ったよ。思ったよりフルコースコーションが少なかったお陰で、レース中にマシンのセッティングの調整を試みることができなかった。ここまでの雪辱は最終戦に晴らしたいね。
A.フェルナンデス(19位)
マシンのセッティングはあまり良いとは言えなかった。途中で無線が使用不能となったお陰で状況も掴みにくかったんだ。フルコースコーションが長く出ることを願っていたけどそうはいかなかったね。残念ながら時にはこういうレースもあるんだと納得するしかない。
H.カストロネベス(20位)
最初のピットストップの直後からブレーキがほぼ完全にフェード状態になってしまった。そこまではマシンの調子も良くて、レースをエンジョイすることができたけど、トラブルが発生してからはそれどころではなく、コントロールを失い何度もコースアウトしてしまったよ。
D.フランキッティ(23位)
厳しい1日だった。燃料を持たせるためにガマンのレースだったよ。おまけに燃料系統に問題が発生して余計なピットストップを強いられたんだ。こうなったら積極的にアタックして上位に残るしかないと考えたものの、ウォールにヒットしてスピンしてしまった。残念だよ。
C.メアーズ(26位)
今回は自分のミスだった。ここまでの2レースではアクシデントも無く良かったのにね。ここへ来た時もプラクティスでは問題無かったが、レースでは勝手が違ったようだ。みんな目一杯ブレーキングを遅らせて突っ込んだところで僕は行き場を無くしてクラッシュ。情けないね。
朝香充弘HPD副社長
今日はジルがいつものように頭脳プレーを見せて、安全策をとっていましたね。無理せず最後までしっかりと走ってくれました。この前、来年いっぱいで撤退という発表をしたばかりだったんですが、今年はマニュファクチャラーズ・タイトルに6年連続のドライバー・チャンピオンが獲得できて、我々のチームワークが実った末の結果だと思います。
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