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第1戦 オーストラリアGP
3月11日(土)またまた快晴

今回われわれが泊まってるのは、サーキットからクルマで15分ほどの日本人経営のアパートホテル。広い居間と、台所と、2ベッドルーム。家族で来たら楽しいんだろうけど、ここにむさ苦しい男4人が同宿は、ちょっとどうだろう。せめて寝る時は一人がいいと、ぼくだけマットレスを居間まで引っ張ってきて、床で寝ることにした。夜帰ってからみんなパソコンをカタカタやるが、かまわず寝る。
カメラマンも今やデジタルで、昼間撮影したのを夜は電送という仕事が残ってるのだ。ぼくはパリからの時差ぼけがいまだに治らず、早目に寝て、明け方仕事のパターン。
2日目になって、BARは予選用のセッティングがイマイチ決まらない感じ。古いタイヤとニュータイヤとのタイム差もあまり大きくないし。ガレージでみんなの作業風景を写真で撮ってて、Tカーのリヤを撮影したらあとで怒られてしまった。当然である。秘密が一杯詰まってる部分なのだから(どういう秘密か、よくわからないけど)。
予選が終わってインタビューを受けるジャック。「今のマシンの性能は、100%引き出した」と。今年のジャックは、仕事人と言う感じだ。きちっと使命を果たしてる。でも合間には、婚約者とラブラブも忘れない。無精ひげは彼らしくて、僕はいいと思う。
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