メバル
分類
スズキ目カサゴ亜目メバル科メバル属
学名
Sebastes inermis(アカメバル)、S. ventricosus(クロメバル)、S. cheni(シロメバル)
別名
標準和名「アカメバル」「クロメバル」「シロメバル」3種の総称

和洋折衷炊き込みご飯

春の香り漂う家族みんなのご飯

春の炊き込みご飯といえばタケノコが定番だが、メバルの身をたっぷり使った一品もこの季節ならではの味覚。炊飯器を使ってあらから出るだしも有効活用。

材料(3〜4人分)
  • ・メバル(米3合に対し2〜3尾)
  • ・米(3合)
  • ・セリ(1束)
  • ・炊き込み用調味料(醤油大さじ1、塩小さじ2~2.5)
  • ・あらだし(メバルのあら全量、昆布10cm角1枚、水1〜1.5L)
  • ・バター(2片)
  • ・オリーブオイル(大さじ1)
  • ・塩(適量)
  • ・コショウ(適量)
  • ・黒コショウ(適量)
作り方
1
まずはあらだしを取る。ウロコを落とし3枚にメバルをおろしたあと、取り除いた頭を包丁で割る。まず刃を口の中に深く差し入れ、目と目の間から観音開きにする。中骨は適当な大きさに切り分ける。
2
エラや残った内臓、血ワタなどを処理し水洗いする。
3
鍋にあらと昆布、水を注ぎ、中弱火にかける。
4
途中であくが浮いてきたらこまめにすくい取る。
5
20〜25分煮たら目の細かいザルであらだしを濾し取る。
6
水研ぎをした米に炊き込み用調味料を入れ、釜の指定水位まであらだしを注いでスイッチオン。
7
飯を炊いている間、3枚におろしたメバルは腹骨をすき取り、背身と腹身に切り分けて血合骨を薄くそぎ取る。ひと口大に切って塩コショウを振って下味を施す。
8
フライパンにオリーブオイル大さじ1を垂らし、少し焦げ目が付くくらいにソテーする。
9
飯が炊き上がったらソテーしたメバルとバター2片を入れ15分前後蒸らす。
10
最後に長さ2〜3cmに刻んだセリと黒コショウ少々を加え、ざっくりと混ぜれば出来上がり。
※この図鑑は、釣り人のために作られています。
そのため魚の名称は標準和名ではなく、釣りの人の間で呼ばれている通称名が使われているものもあります。