メバル
分類
スズキ目カサゴ亜目メバル科メバル属
学名
Sebastes inermis(アカメバル)、S. ventricosus(クロメバル)、S. cheni(シロメバル)
別名
標準和名「アカメバル」「クロメバル」「シロメバル」3種の総称

叩き刺しの姿造り

春告魚を見栄えもよくお刺身に

プリっとした弾力のあるメバルの身はざっくりと切って薬味と合えると食べ応えも抜群。華やかな姿造りにすれば食卓も賑やかに。

材料(1人分)
  • ・クロメバル(1尾)
  • ・大葉(3〜4枚)
  • ・ミョウガ(1/2〜1個)
  • ・万能ネギ(3〜4本)
  • ・ショウガ(半片)
  • ・台座(大根やニンジンの小片2つ)
  • ・つま(大根の千切り、トサカノリ(赤トサカ、青トサカ)など適量)
作り方
1
ウロコを落としたメバルを用意。尾頭付きの姿造り用にするので、まず頭と中骨を切り落とさず、胸ビレと腹ビレを結んでたすきに包丁を入れる。
2
3枚おろしと同じ要領で、背身と腹身に沿って中骨主骨まで切れ込みを入れたら……
3
尾の付け根から2枚の半身を切り取る。
4
最後に内臓と血ワタを掃除して水洗いすると、尾頭付き中骨の3枚おろしに仕上がる。
5
尾頭付きの中骨を立体的に盛り付けるには、大根やニンジンの小片に爪楊枝を刺した台座を2つ用意する。
6
まずは台座を頭と尾の下に突き刺して固定。台座が高すぎる時は爪楊枝の長さをカットすればよい。形が整ったら大根やトサカノリなどのつまで台座を隠す。
7
半身にした身は続いて腹骨をすき取り、骨抜きで血合骨を取り除いてから皮を引く。
8
身の存在感を出すため、少し大きめのざく切りに切り分ける。
9
切った身を大葉、ミョウガ、ショウガ等の千切り、万能ネギの小口切りをざっくりと混ぜ合わせ、尾頭付きの中骨に盛り付ける。食べる時は醤油でいただく。
※この図鑑は、釣り人のために作られています。
そのため魚の名称は標準和名ではなく、釣りの人の間で呼ばれている通称名が使われているものもあります。