ゴマサバ
分類
スズキ目サバ亜目サバ科サバ属
学名
Scomber australasicus
別名
マルサバ

脱水シートの都会干し

家庭でできる簡単自作干物

高温多湿な夏は、魚の干物作りが難しい。そこで家庭の冷蔵庫と脱水シートを利用するのが「都会干し(冷蔵庫干し)」。旨味がギュッと凝縮され、お酒もご飯もすすむ。

材料(2〜3人分)
  • ・ゴマサバ(2~3尾)
  • ・約8%の塩水(水1Lに対し粗塩80g、日本酒50cc)
作り方
1
開き方は「腹開き」。ウロコと内臓を処理した頭付きのゴマサバを、まず腹の切り口から包丁を入れ、中骨に沿って腹身に切れ込みを入れる。
2
続いて逆さ包丁で腹部の腹骨と中骨主骨の接合部を切り離す。
3
背の皮1枚を残し、尾の付け根から頭の付け根まで背身を切り開く。
4
最後に中骨主骨に沿って頭を割ると腹開きの出来上がり。
5
次は塩水漬け。水気をよくふき取り、約8%の塩水に浸して冷蔵庫で1時間〜1時間半寝かす。
6
塩水漬けしたゴマサバの水気を軽くふき取る。
7
脱水シートで包み込み、冷蔵庫で一晩保冷。水分が多い魚なので途中で脱水シートを取り換えるとさらに効果的。
8
程よく水分が抜けた都会干し(冷蔵庫干し)。これで完成でもよいが、さらにひと手間加えてもよい。
9
夏でも涼しい早朝の1~2時間、簡易干物器で風干しを追加すると身の弾力が増してより美味しくなる。
※この図鑑は、釣り人のために作られています。
そのため魚の名称は標準和名ではなく、釣りの人の間で呼ばれている通称名が使われているものもあります。