ルアーフィッシングを含めた渓流釣りは、全国でだいたい3~9月がシーズン。ただし北日本や標高の高いエリアは、春先はまだ雪が残っていることも多く、実際には5月の大型連休頃からが全国的な好シーズンの始まりになる。その後、ヤマメやイワナの産卵で禁漁になる秋までの間は、各漁協の定めた禁漁日前まで釣りが楽しめる。
釣りをする際は最初に遊漁券を購入する。当日有効な日釣券を買うのが基本で、シーズン中に何度か通うことが決まっている場合は年券を買うのもよい。ただし、年券を購入する場合は事前の申し込みや顔写真が必要な場合もあるので、あらかじめ漁協のホームページなどで確認しておく。
遊漁券の購入は漁協の事務所のほか、近隣のコンビニが取り扱っている場合が多い。「遊漁証取扱所」などのノボリが立っている場合は分かりやすいが、目印がなくても取り扱っている場合はあるのでレジで確認する。注意したいのは、アユ釣り用の日釣券も取り扱っている場合は、アユ用のほうが値段が高いので「渓流魚用」もしくは「ヤマメ・イワナ用」としっかり伝えること。購入した遊漁券は、釣りをしている間、外からよく見える場所に取り付けておくことが求められる。
その他、決められたルールに従い、無理なく川に降りられる場所から入川して釣りを始めるが、特に駐車のマナー(他のクルマが通れなくなるような場所にクルマを停めない)はしっかり守る。