クロダイのウキフカセ釣りでは、「寄せエサ」と「付けエサ」の2つを使用する。寄せエサは、粉エサ(配合エサ)、オキアミ、海水の3つを混ぜて作る。これをバッカンに用意しておき、釣りをしている間は、ヒシャクですくって定期的に海に撒いて魚を寄せる。もうひとつの付けエサは、ハリに刺して使うエサのことで、クロダイ釣りではオキアミのほかに練りエサなども使われる。
最も簡単なのは、冷凍されて売られているオキアミのブロックを釣りエサ店で購入し、そこから最初に付けエサ分を取り分け、残りを寄せエサとして使用する方法。寄せエサに配合エサを混ぜるのは、そうすることで寄せエサをポイントへ遠投することができ、寄せエサをクロダイがエサを食べる海底付近に効かせることができるからだ。
購入するエサの量は、半日分としてオキアミ3〜6kgに、クロダイ用の配合エサ2袋前後が目安。オキアミは通常3kgのブロックで売られているので、これが1〜2枚あればOKだ。