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ウキフカセ釣りで使用するエサ

寄せエサと付けエサをそれぞれ用意

クロダイのウキフカセ釣りでは、「寄せエサ」と「付けエサ」の2つを使用する。寄せエサは、粉エサ(配合エサ)、オキアミ、海水の3つを混ぜて作る。これをバッカンに用意しておき、釣りをしている間は、ヒシャクですくって定期的に海に撒いて魚を寄せる。もうひとつの付けエサは、ハリに刺して使うエサのことで、クロダイ釣りではオキアミのほかに練りエサなども使われる。

クロダイのウキフカセ釣りで使用するエサ類。左の2つが配合エサ。右上の2つが一般的なオキアミブロック。右下の小さなオキアミブロックは付けエサ専用に売られているもの。その隣の小さなパックも付けエサ専用のオキアミとして売られているもので、付けエサにはこれらを使ってもよい

最も簡単なのは、冷凍されて売られているオキアミのブロックを釣りエサ店で購入し、そこから最初に付けエサ分を取り分け、残りを寄せエサとして使用する方法。寄せエサに配合エサを混ぜるのは、そうすることで寄せエサをポイントへ遠投することができ、寄せエサをクロダイがエサを食べる海底付近に効かせることができるからだ。

購入するエサの量は、半日分としてオキアミ3〜6kgに、クロダイ用の配合エサ2袋前後が目安。オキアミは通常3kgのブロックで売られているので、これが1〜2枚あればOKだ。

寄せエサの作り方
半解凍状態のオキアミを固まりが残らないようにスコップなどで崩し、粉末状の配合エサを入れてよく混ぜたら、出来上がったものをバッカンに入れて釣り場に持ち込む。ここまでの作業は釣りエサ店でやっておくと楽。なおかつ釣り場で余計なゴミを出さずに済む
釣り場に着いたら、海水を注いでよく混ぜる。この時、海水は少量ずつ入れるのがコツ。うっかり海水を入れすぎると寄せエサがドロドロになってしまい、まとまりがなくなってしまう。全体がしっとりとして、軽く握って団子状にまとまる状態がベストな水加減だ。さらに手の平で上から押し固めて寄せエサ内部の空気を抜くと、よりまとまりがよくなる
※このコンテンツは、2020年5月の情報をもとに作成しております。最新の情報とは異なる場合がございますのでご了承ください。