• 釣り方 :

基本の釣り方を覚える

一定の層を引いて
ポンドの魚をキャッチ

ポンドでも流れでも、管理釣り場のニジマス釣りでは、「タナ(=その時に魚がいる層)」を探り当てることが大切だ。そして、ルアーは本物のエサとは違うので、釣りをしている最中は常に動かし続けることでニセモノと見破られないようにする必要がある。

ルアーはリールを巻くスピードが途中で速くなったり遅くなったりすると、浮き上がったり沈みすぎたりしてしまう。そうなると、一定のタナで動かすことができず、魚が釣れにくくなる。
また、もう1つのコツとして、ニジマスは一定のスピードで動くものに対して強い興味を示す性質がある。
つまり、管理釣り場のニジマス釣りでは「一定のスピードでリールを巻き、一定のタナで、一定の速度でルアーを引いて来る」操作が大きなコツになる。

このコツを覚えるには、まずポンドの釣り場で、スプーンを使った釣りを練習するのがおすすめだ。リールを巻くスピードやリールを巻き始めるタイミングを調整することで、上述の「タナを探る釣り」ができるようになるまでやってみよう。

スプーンを使ったポンドの釣り方

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魚が集まっているところにスプーンをキャスト。釣り場によって異なるが、ある程度の水深がある場合、まずは「着水したらすぐリールを巻く釣り方を5回」。次に「2秒待ってから巻く釣り方を5回」。次に「4秒待ってから巻く釣り方を5回」といったぐあいに、「2秒刻み」に少しずつスプーンを沈める深さを変えながら釣りをしていく
2
するとどこかで釣れるタナがあるはずだが、もし反応がなければ、違う色のルアー(スプーン)に交換してみる。ニジマスはその日によってよく反応する色が違うことがあるからだ
3
リールを巻くスピードは、小さな子どもが湯船に浸かって、「いーち。にーい。さーん」と数えるくらいの少しゆっくりめ。「1」秒を数える間に、リールを1回転させるくらいのスピードがよい。理由は多くのスプーンがこれくらいのスピードで巻いた時、自然な泳ぎ(お尻を振って一定の層を泳ぐ)をするようになっているため。そして、よく釣れるルアーに目星が付いてきたら、巻くスピードや沈める秒数をさらに細かく変化させる(もっとゆっくりにしたり、少し速くしたり)とヒットが得やすくなる
4
釣れるタナが分かれば連続ヒット!
※このコンテンツは、2020年4月の情報をもとに作成しております。最新の情報とは異なる場合がございますのでご了承ください。