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釣り方
丸山 剛さん
丸山 剛さん
1962年生まれ。神奈川県厚木市在住。フィールドフォトグラファーとして、国内外のさまざまな海や山に出掛ける。自らも釣りを楽しみ、東京湾や相模湾にマイボートを浮かべて旬の魚を釣るのも得意。源流釣りのエキスパートでもある。

レンタルボート釣りの対象魚と習性

シロギス

砂地の釣り場でねらえる対象魚の代表格。夏の高水温期は浅場で暮らし、秋から冬にかけては深場に移動する。群れを作って回遊する習性がある。

アジ

春から秋にかけて浅い岩礁周りに群れを作り、ボート釣りではサビキ仕掛けでねらう。潮通しのよい離れ根、沖に向かって突き出た構造物、防波堤の沖側などに居着く習性がある。

ヒラメ(写真上)

潮の流れる岩礁帯、砂礫、砂地に生息している。小魚をよく食べ、エサのイワシを求めて移動することもある。ボート釣りではイワシやアジが釣れる春から初夏にかけてと、秋から冬にかけてねらえる。

マゴチ

砂底に生息し、梅雨明けから夏にかけて産卵のため浅場に来る。ボート釣りでねらえるのは5~9月。夏が最盛期で5mほどの浅場でも釣れる。シロギス外道で釣れるメゴチ生きエサにするとよい。

マコガレイ

シロギスと並ぶ投げ釣りの代表的なターゲットで、ボート釣りでもねらえる。春に釣れる良型は「花見ガレイ」と呼ばれる。大きさは30cmほどのものが多い。

カワハギ

海中を前後左右上下に自在に動き回ることができる。岩礁やその周辺の砂地底に生息。夏は浅場の広範囲にちらばっているが、水温が落ちるにしたがい、徐々に深場に移動し、群れがかたまってくるので釣りやすくなる。

マダイ

水深30~100mの岩礁周りにある砂地底や砂礫底に生息。普段は海底から5mくらいまでの層にいることが多い。春の産卵期や夏には浅場に上がってくるが、産卵期に浅場に来ることを「乗っ込み」という。

イシダイ

岩礁帯に棲み、くちばし状の硬い歯を持っていて、硬い貝類や甲殻類を噛み砕いて食べる。磯釣りで昔から人気の魚だがボートからもねらえる。若魚にははっきりした縞模様があるが、オスは老成するとこの模様が消えて鈍い銀色になる。
※このコンテンツは、2018年3月の情報をもとに作成しております。最新の情報とは異なる場合がございますのでご了承ください。