ノベザオのウキ釣りの実践
棒ウキの固定仕掛けでウミナタゴを釣る
ビギナーファンにとって最もお手軽な堤防の
ウキ釣りは、棒ウキ固定仕掛けの
ノベザオの釣りだ。釣り始めは目の前に
寄せエサを打ってみて、まず潮の流れ方を確かめる。海は流れが止まっているわけではなく、「
潮止まり」と呼ばれる満潮・干潮前後の一時をのぞいて、通常は何らかの潮の動きがある。大きくは沖に払い出す潮、手前に寄せる潮、左から流れる潮、右から流れる潮の4パターンに大別できるので、目の前の海がどのような状態になっているかまず把握しよう。
潮の流れ(潮上、潮下)
ノベザオの仕掛け(棒ウキの固定仕掛け)
寄せエサの撒き方(
コマセワーク)は、「同調」が大基本。まずねらうポイントの潮上に寄せエサを撒き、同時に同じ場所に仕掛けを振り込む。それにより、寄せエサと仕掛けが同調しながら潮下に向かって流れるようにする。
ウキからハリまでの
ウキ下は1〜1.5mの宙層ねらいを基本とし、魚影が現われない時や底層にとどまっている時には、数10cm単位でウキ下を深くしていく。また、棒ウキの
オモリ調節は頭がわずかに出る程度に浮力を抑えたほうが
アタリを取れる感度がよい。
※このコンテンツは、2018年3月の情報をもとに作成しております。最新の情報とは異なる場合がございますのでご了承ください。