着底後のシャクリで底を切ったら、いよいよ誘いのスタート。リール付近を軸に30度から45度くらいの幅で餌木の重みを感じながら素早く3、4度連続してサオ先を上下させる。シャクリは餌木を上に跳ね上げる動作で、サオを動かすと同時にリールも巻いてあまりイトフケを出さない。3、4度シャクリ上げた後は、ロッドを海面と平行か少し持ち上げた感じで止めてステイさせる。この時、ラインが海面に対して45度くらいになるようにして、サオ先が餌木の重みで少し曲がるくらいにしておく。このロッドを止めサオ先がフラつかないようにする操作がとても大切だ。その状態で5~10秒ほど、船が流される力で餌木を引っ張ってもらう。