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釣り方
白滝治郎さん
白滝 治郎さん
1958年生まれ。岐阜県在住。水の町として知られる郡上市に生まれ育つ。職漁師の経験を持つ父親の手ほどきで幼少から釣りに親しみ、現在は地元の釣りクラブで会長を務めながら、多数の釣りメディアに出演。アマゴ釣りとアユ釣りを中心に、釣技解説や普及に力を入れている。

ヤマメ、アマゴの習性

ヤマメアマゴはサケ目サケ科サケ属の近縁種。どちらも河川の上流域に棲息し、背中は緑がかった黄褐色で腹側は白色、体の側面にはパーマークと呼ばれる楕円形の斑紋が並ぶ。基本的な形態は共通するが、アマゴにはヤマメにない小さな朱点がある。
ヤマメは北海道、本州の太平洋側、本州の日本海側、および九州の広い範囲に生息する。アマゴはヤマメに比べて棲息域が狭く、本州の神奈川県以西の太平洋側、四国、九州の一部に生息する。ただし、近年は放流の影響で本来の棲息域外でもヤマメ・アマゴの姿が見られる。ヤマメもアマゴも多くは渓流で一生を過ごすが、一部には海にくだって大型化し、再び川に戻るサケのような生活史を送るものもいる。その場合は、ヤマメはサクラマス、アマゴはサツキマスと呼ばれる。
ヤマメ
日本の渓流魚の代表格であるヤマメ。青紫の斑紋がパーマーク。
アマゴ
アマゴは体の側面にヤマメにはない小さな朱点がある。
福井県九頭竜川のサクラマス
ヤマメもアマゴも海に降ったものはサケのように大型化する。
※このコンテンツは、2017年4月の情報をもとに作成しております。最新の情報とは異なる場合がございますのでご了承ください。
※環境省レッドリスト等の掲載種については、法令・条例等で捕獲等が規制されている場合があります。必ず各自治体等の定めるルールに従ってください。