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釣り方
宮本善亘さん
宮本善亘さん
駿河湾と伊豆半島をホームグラウンドにしているソルトルアーのスペシャリスト。釣り雑誌などのフリーライターとして活躍するほか、東海大学海洋学部でのフィッシング理論実習、NPOの自然体験スクールなどでも講師を勤めてきた。著書に『海のルアー釣り』(つり人社)。

※このコンテンツは、2011年2月の情報をもとに作成しております。 最新の情報とは異なる場合がございますのでご了承ください。
メバル
近年、海のルアー釣りが大人気だ。そのなかでもシーバス(スズキ)と並んでポピュラーな魚種がメバルである。全国の沿岸部に生息しており、堤防など身近なエリアで手軽にねらえるのが人気の理由。軽いルアーが投げられるスピニングタックルを使うため、バス釣りやトラウト用の道具を流用して始める人も多い。

岸からルアーでねらう場合、釣れる平均的なサイズは20cm前後。小型は年間を通じて釣れることが多いが、おもなシーズンは晩秋から春にかけての寒い時期だ。釣りやすいタイミングは地域によって少しずつ異なるものの、3~4月がベストシーズンになることが多い。ただし、産卵直後の2月ごろは一時的に釣りづらくなる。
おもなエサはエビや小魚など。基本的には夜間に捕食行動をとる魚なので、日中は深場や藻のなかに身を潜めていることが多い。夕方から夜にかけてねらうといいだろう。群れをなして生活しているので、同じポイントで連続して釣れることもよくある。
季節ごとのメバルの動き
目が大きく張っているから「メバル」。とても目がよく、真っ暗な海のなかでもエサを捕食することができる
目が大きく張っているから「メバル」。とても目がよく、真っ暗な海のなかでもエサを捕食することができる
日中でも釣れることはあるが、やはり夜間のほうが釣りやすい。まずは明るくて足場のよい堤防や漁港を選ぼう
日中でも釣れることはあるが、やはり夜間のほうが釣りやすい。まずは明るくて足場のよい堤防や漁港を選ぼう
この2尾のメバルはそれぞれ色や模様が少し違う。以前はすべて「メバル」と呼ばれていたが、近年になって3種類に分類された
この2尾のメバルはそれぞれ色や模様が少し違う。以前はすべて「メバル」と呼ばれていたが、近年になって3種類に分類された
メバルはエビやカニなどのほかに小魚も捕食する。夜になると、水面でエサを追い回すピチャピチャという音が聞こえることも
メバルはエビやカニなどのほかに小魚も捕食する。夜になると、水面でエサを追い回すピチャピチャという音が聞こえることも
群れで生活しているため、同じポイントで連続して釣れることもよくある
群れで生活しているため、同じポイントで連続して釣れることもよくある
※このコンテンツは、2011年2月の情報をもとに作成しております。最新の情報とは異なる場合がございますのでご了承ください。