草食男子が本領発揮!
瀟洒なロッジでワカサギパーティ
さて、女性陣の完勝で幕を閉じた山中湖決戦。お約束はこれからで…。
「負けたほうが
ワカサギを料理してサービスするって約束でしたよね!」と、齋藤さんの目がキラリ。
「分かってますよ。ちゃんと会場もセッティングしてありますから」と落合さんが受けて立つ。聞けば、山中湖を見下ろす小高い山の斜面にあるウッディなレンタルロッジを用意したのだとか。
その宿、COZY INNは、オーナーが釣り好きなので、山中湖で
ブラックバスやワカサギを楽しむファンも数多く訪れている。夏から秋まではウッドデッキで星空を眺めながらのディナーも可能だが、この日は12月後半。日が傾けば気温は氷点に向かって一気に低下する。…ということで、室内でのワカサギパーティー。
「ワカサギって言えば、やっぱりフライですからね。揚げたてのサクサクを食べてもらいます」と松邨さん。屈辱の大敗を喫したふたりだが、ここは潔く料理人に徹して、彼女たちに喜んでもらおうと決心したらしい。
香ばしい香りが部屋に満ち始めた。パチパチッとワカサギが揚がる軽やかな音も…。彼らの腕をいぶかしがっていた女性たちも「なんだかいい匂いがしてきたね。任せておいても大丈夫みたい…」と、ちょっと安心したようす。
やがて、テーブルの上にはサーモンの形をした巨大な皿にこんもりと盛られたワカサギのフライとサラダ、サンドウィッチが運ばれてきた。
「すっごぉぉい! 美味しそう!」と声が上がると、落合さんと松邨さんもようやくホッとしたようで、「さぁ、熱々を食べてみてください」とパーティ-開始を宣言。
「自分で釣った魚を食べるのを一番楽しみにしていたんです!」と茶畑さんも大喜びだ。
「サックサクでクセもないし、もう止まらなくなるね」
経験者の齋藤さんも絶賛。
もう、勝ったも負けたも関係ないみたいですね。美味しいものを前にすれば誰でも幸せ。富士山を眺めながらの1日はこうして幕を閉じました。
そうそう…ミッションは…またも達成できませんでした。
でも、最高の富士山を見せてあげられたし、揚げたてのワカサギフライで笑顔いっぱいのフィナーレも演出できたし、"つり女子にカッコいいところを見せつけ"られたって、認めてあげてもいいような気がします。
※撮影:浦壮一郎/文:三浦事務所
※このコンテンツは、2011年12月の情報をもとに作成しております。最新の情報とは異なる場合がございますのでご了承ください。