お魚天国伊豆半島で堤防五目
伊豆半島は遊びのワンダーランド!
前日から気温が急に下がって秋本番。海の水も20℃を切りました。私たちも1枚多めに着込んでスタートです。寒くって集中力が欠けたら釣りになりませんからね
今回チャレンジする舞台は、静岡県の伊豆半島。海はきれいだし、山にはワサビがとれるくらいのきれいな渓流が流れています。温泉もたくさんあって、遊んで、食べて、泊まって…楽しいコトには欲張りな私にぴったりのロケーションで、出発前からワクワクでした。
今回のパートナーは齋藤絵理ちゃん。海のジギングが大好きで、ダイビング雑誌でモデルもやってる活発な女の子です。私は絵里子、彼女は絵理。なんだか不思議な感じ…。
伊豆に向かうクルマの中では、さっそく釣り話が全開です。「五目釣り」は、
前回の伊勢志摩に続いてのチャレンジですが、女の子向きのテーマだなって、大盛り上がり。だって、私たちは楽しいことに欲張りだから…。
「五目釣りってなんだかお得感があるよね!」と絵理ちゃん。
「そうそう。ランチだってちょっとずついろんな味が楽しめるセットのほうがうれしいしね」
頑張ってひとつの魚を追いかけるのも楽しいけど、1日で何種類もの魚と出会えたり、何が掛かってくるかわからないワクワク感って大歓迎ですよ。
都心から小田原、湯河原、熱海と進むに連れてクルマと海がどんどん近くなってきました。
空も少しずつオレンジ色になってきて、とってもきれい。
東伊豆の海は白クマのダンス?
着いたのは網代の港。ちょっと様子を見ようとクルマを降りてみたら、小柄な私はよろけてしまいそうなほどの強い風。びっくりです。
「これは白ウサギどころじゃないね。白クマのダンスだね」
「でも白クマのダンスにしては切れ味いいね」と、ふたりで大笑い。
そうなんです。釣りの用語で、海や湖が荒れて大波が立ち、波頭が白く崩れる状態を白ウサギが跳ぶなんて言うけど、目の前の海はウサギなんてかわいいもんじゃありません。あまりの暴風に呆れて、絵理ちゃんと笑っちゃいました。
今回の先生は、「
旬の釣り はじめよう」で堤防釣りをレクチャーしてくれた、地元伊豆の菊間将人さん。元大手釣り具メーカー勤務で、大メジナからヒラスズキ、清流のアユまでお任せ!のオールマイティフィッシャーマンです
堤防の釣りでも、船釣り同様、ライフジャケットは必携ですね。最近はこんなウェストバッグタイプが登場したのでサオさばきの邪魔にならず重宝してます
そこに、この日の先生、菊間将人さんとお友達の吉沢さんが登場。菊間さんは元大手釣り具メーカーの社員で、海釣りは
メジナ釣りからルアーの
ヒラスズキまでオールマイティ。清流の
アユ釣りだってこなしてしまう、明るくて、よく通る声が印象的な伊豆の釣りのスペシャリストです。
「この風じゃちょっと厳しいよねぇ。下田くらいまで移動しないと風は避けられないかもしれないよ。まぁ、移動しながらようすを見てみようか…」
スタートからトラブル発生。でも、自然を相手にする遊びなんだから、天気の変化に一喜一憂していては始まりません。そんなことも含めて思いっきり楽しんじゃいます!
※撮影:浦壮一郎/文:三浦事務所
※このコンテンツは、2011年11月の情報をもとに作成しております。最新の情報とは異なる場合がございますのでご了承ください。