INTEGRA - 1995.08

INTEGRA
FACT BOOK
INTEGRA TYPE R
高性能化テクノロジーの概要

INTEGRA TYPE R ・Vehicle Dynamics
・Controllability
・Excitement


Vehicle Dynamics
「ダイナミックレスポンス&amp加速フィール」をめざした
エンジン&ampトランスミッション、軽量化技術
INTEGRA TYPE Rは、ライトウエイトクラスにおいて圧倒的なパワーとダイナミックレスポンス、鋭敏な加速感を獲得することを第一にベースモデルの1800cc DOHC VTECエンジンをチューニングし、トランスミッションのギアレシオを変更するとともに徹底的な軽量化を実施しました。
エンジンは、圧縮比のアップと吸排気系の損失低減に加え、フリクション低減を行うことで耐久性、信頼性を確保。約60点におよぶ専用パーツを新たに開発しました。通常の量産エンジンが息つきをはじめる回転領域からさらに伸び上がる爽快感と自然吸気エンジン世界最高峰のリッター当たり111馬力という高出力を実現。また、高回転特性を活かすクロスギアレシオのトランスミッションの採用、性能向上にともなう重量増を凌駕する徹底的な軽量化技術とあわせ、ドライバーの意志をより忠実に反映するピックアップ性能を実現しました。


1800cc DOHC VTECエンジン

トルク特性
エンジン B18C 96 spec.R
最大許容回転数 8400rpm
最大出力
(ネット値
)
200PS/8000rpm
最大トルク
(ネット値
)
18.5kgm/7500rpm
リッター当たり馬力 111PS
ピストン速度
(最大許容回転時)
24.4m/sec
*は「ネット値」です。「ネット」とはエンジンを車両に搭載した状態とほぼ同条件で測定したものです。同じエンジンで測定した場合「ネット」は、「グロス」よりも約15%程度低い値(自工会調べ)となります。
VTEC機構

   B18C 96 spec.Rのトルク特性とVTEC機構



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