 |
Controllability |
「エキサイティングコーナリング」を実現したシャシー&ボディ、駆動系技術
|
INTEGRA TYPE Rは、徹底的なサーキットの走り込みにより、エキサイティングなコーナリングを行う場合でも充分な剛性と安定した旋回性能を獲得することを第一にシャシー、ボディおよび駆動系にチューニングを施しました。
サスペンションは、低重心化を図り、リアを中心としたロール剛性およびサスペンションブッシュ類など総合的に強化。
新開発のトルク感応式ヘリカルLSDの採用とあわせ、スポーティな切れ味と優れた旋回性能を実現しました。
またボディについても、シャシー性能をより際だたせるため、剛性強化に効果的な箇所を重点的に補強し、大幅に重量増させることなく剛性の高い専用ボディを開発しました。
|
■ハイスピード時のコーナリング性能を重視して仕上げたサスペンション
サスペンションは、設計自由度の高いベースモデルの4輪ダブルウイッシュボーンをもとに、TYPE Rのために専用開発。車高をベースモデルより15mm低減するとともに、スプリングレート、ダンパー減衰力、スタビライザー径などを総合的に強化しました。リアスプリングをプログレッシブレートタイプとし、レートを約1.25〜2.2倍と大幅にアップ。あわせて、リアのスタビライザー径も13mmから22mmへ変更。
これによりフロントのロールセンター高がさらに下がり、ロール剛性は相対的にリアで高めたことにより、フロントの接地性を悪化させることなくサスペンションのハードセッティングが可能となりました。
その結果、トルク感応式ヘリカルLSDの特性を充分に引き出し、旋回時の優れたトラクション性能を実現。アンダーステアの少ない、小気味よい旋回フィールを実現しました。
また、トレッドを前後とも5mm広げ、リアのキャンバー変化を強めるなど、安定性も向上。さらに、サスペンションブッシュ類についても、硬度を約5.3倍にしたNSX R用ダンパーマウントブッシュを採用したほか、全体的に硬度アップを図ることで路面からのダイレクトなインフォメーションを獲得するとともに、応答性、収束性に優れたサスペンションに仕上げています。
|
 |
 |
フロントサスペンション |
リアサスペンション |
|
フロントサスペンション |
リアサスペンション |
形式 |
ダブルウイッシュボーン |
ダブルウイッシュボーン |
スプリングレート |
3.6→4.4kgf/mm
(約1.22倍) |
2.0→2.5〜4.4kgf/mm
(約1.25〜2.2倍) |
ダンパー減衰力
(0.3m/sec時) |
(伸び)144/(縮み)75
→245/161kgf |
(伸び)90/(縮み)42
→118/70kgf |
スタビライザー径 |
24mm |
13→22mm(約1.7倍) |
ダンパーマウントブッシュ |
70→370kgf/mm(約5.3倍) |
|