INTEGRA - 1995.08

INTEGRA
FACT BOOK
INTEGRA TYPE R
INTEGRA TYPE Rの開発

身近なライトウエイトクラスにおいて、TYPE Rを誕生させる。—————私たちは、1800cc DOHC VTEC自然吸気エンジンを搭載したライトウエイトスポーティーカーであるインテグラの運動性能に着目。TYPE Rの考え方にもとづき、開発に着手しました。
速さを得るための動力性能、操る喜びのための操縦性能と両者に共通する軽量化、テイストのための感覚性能を徹底追求。
開発は、F-1を頂点とするホンダのレーシングテクノロジーを盛り込み、テストコースやサーキットを舞台とした過酷な走行テストによって限界性能へのブラッシュアップに全力を投入するという手法を用いました。
これにより、エンジンは許容回転数8,400rpm時においてF-1を上回る24.4m/秒というピストンスピードと、リッター当たり111馬力という自然吸気エンジンで世界最高峰のハイパワーを実現。さらに、ハードなサスペンションセッティング、クイックなステアリングギアレシオ、徹底した軽量化、MOMO社製小径ステアリングやレカロシートの採用など長いレース経験を持つホンダならではのチューニングを施しました。
そして新たなホンダのTYPE R—————INTEGRA TYPE Rが誕生しました。
INTEGRA TYPE Rの開発項目

■INTEGRA TYPE Rの
開発項目
■技術の方向性■ ■具体化技術■
速さを得るための…
動力性能

ビークルダイナミクス
ダイナミックレスポンス&amp加速フィール
ドライバーの意志に即応するピックアップの良さ、高回転域の痛快な伸びを実現する
1800cc DOHC VTEC TYPE R専用エンジン
インテークマニホールドのシングルポート化
インテークポートの手動研磨
大径・大流量エキゾーストシステム
軽量化
マシンを操るよろこびのための…
操縦性能

コントローラビリティ
エキサイティングコーナリング
低重心・小ロールでアンダーステアを感じさせず、リニアで小気味よい旋回フィールを実現
トルク感応型ヘリカルLSD
車高低減
ハードサスペンションチューニング
パフォーマンスロッド
ハイグリップタイヤ
ダイレクトステアリングフィール
ドライバーの意志に俊敏に応え、様々な状況に対応できるクイック&ampダイレクトフィール
クイックステアリングギアレシオ
MOMO社製小径ステアリングホイール
心の高揚をもたらす…
感覚性能

エキサイトメント
スパルタンなテイストと感覚
高性能化に伴い、リアルスポーツ感覚を高めるスパルタンなコクピット&ampエクステリアパーツを採用
レカロシート
ショートレンジチタン製シフトノブ
チンスポイラー
ウイングタイプリアスポイラー
ボディ同色サイドシル
軽量・専用色アルミホイール
TYPE R大型デカール
TYPE R専用キー



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