犬と海へお出かけ!マナーや注意点を守り楽しく遊びましょう

useful useful お役立ち情報 お役立ち情報 May.21.2021

犬と海へお出かけ!
マナーや注意点を守り楽しく遊びましょう

暖かくなる季節に向けて、愛犬を海に連れて行きたい、と考える飼い主さんもいらっしゃるでしょう。しかし、海は犬にとって危険が多い場所のため、飼い主さんは注意が必要です。この記事では、犬連れで海へ出かける際のマナーや注意点について詳しく解説します。

愛犬を海で遊ばせるときの
基本的な注意点

大切な愛犬を海に連れていけば、とびきりの夏の思い出ができることでしょう。
しかし、愛犬と飼い主さんが海で楽しく遊ぶためには、事前に注意しなければならないポイントがいくつかあります。具体的には、下記に挙げる4つのポイントを参考にしてください。

犬連れOKの海水浴場か確認する

夏の行楽シーズンや、全国から人が集まる有名な海水浴場では、残念ながら犬の立ち入りを禁止としているところも少なくありません。「せっかく海に着いたのに、愛犬が入れなかった」という悲しい事態を避けるためにも、飼い主さんは事前に犬連れOKの海水浴場か、看板などをチェックしておくとよいでしょう。

また、海水浴場によっては「犬の同伴は◯時までOK」「ビーチまでの同伴はOK、入水はNG」などと、時間帯や行動に細かな制限を設けていることがあります。当日になって慌てないためにも、飼い主さんは犬と海でどのように過ごしたいか自分の考えをまとめた上で、海水浴場を管理する観光課や管理事務所に、犬同伴で遊びに行って問題がないか事前確認しておくと安心です。

常にリードを付ける

犬連れに優しい海水浴場でも、基本的にノーリードはマナー違反に当たることを覚えておきましょう。海という非日常的な場所では、予期せず犬が興奮してしまったり、道路へ飛び出して交通事故が起きたりというリスクも考えられます。例えリード装着がルールでなかったとしても、周囲への配慮として犬のリードは必ずつけるようにしましょう。

愛犬が走り回れるようにロングリードを使用する場合には、愛犬の動き回れる範囲に、ほかの人がいないか確認をしてから遊ばせるようにしましょう。

砂浜でのケガや誤食に気を付ける

人の出入りが多い時期の砂浜には、ガラス片や花火、ビニール袋や釣り針、人間の食べ残しなどのゴミが落ちていることがよくあります。これらのゴミの中には犬が踏んだらケガをしてしまう可能性があるものや、犬が誤飲誤食しやすいものも含まれています。

特に危険なのは、バーベキュー後の串付きの肉や、お腹の中で膨張してしまう海藻類です。愛犬がこのようなゴミを誤食した場合は、体調の変化が見られなくても、すぐに動物病院を受診するようにしましょう。最悪の場合、外科手術が必要になるケースもあります。

大切な愛犬を予期せぬ事故から守るためにも、愛犬と浜辺を歩く際は、危険なものが落ちていないか十分に足元を確認するよう心がけましょう。

犬の誤飲誤食について詳しくは「おでかけ先で起こる「犬の誤飲・誤食」事前に知って危険を減らそう」をご覧ください。

火傷や熱中症に気をつける

炎天下の浜辺を愛犬と歩く場合は、愛犬の火傷や熱中症にも気をつけましょう。
夏場は砂が高温になり、飼い主さんが気づかない内に愛犬が肉球を火傷していた、という事例も少なくありません。そのような事態を避けるためには、愛犬が砂浜に入る前に、飼い主さんが手のひらで直接砂の熱さを確かめる、日中は抱っこ・もしくは専用のスリングに入れて砂浜を歩かせないようにする、愛犬にも靴を履かせる、などのケアを行ってあげることが大切です。

また、犬は背が低く、砂浜の輻射熱(ふくしゃねつ)を顔に直接受けるため、熱中症になりやすい傾向にあります。海に行く際はなるべく日差しが強い時間帯は避け、こまめに水分補給をさせるようにしましょう。万が一熱中症の症状が見られたら、すぐに氷や保冷剤を使って愛犬の体を冷やしてください。

犬の熱中症の症状、対処法について詳しくは「わんこの熱中症対策は万全ですか?これからの季節、気を付けたいポイントとは」をご覧ください。

愛犬と海に入る場合の注意点

「せっかく海に来たのだから、お散歩だけでなく泳ぎも楽しみたい!」という場合には、まず愛犬の体調が万全かを確認してください。車酔いを起していないか、慣れない場所で興奮しすぎていないかなども見てあげましょう。全身運動である水泳は良いストレス発散になりますが、疾病を抱える犬にとっては体への負担が懸念されます。愛犬に持病があったり、ケガをしていたりする場合には、入水は避けましょう。

「うちの子は泳ぎが得意」と思っていても、海はプールとは違い、突然大きな波にさらわれてしまうというアクシデントも考えられます。入水時は必ずライフジャケットとリードを装着しましょう。

また、長時間の入水は低体温症のリスクがあるため、あまり長い時間泳がせないように注意しましょう。

愛犬と水遊びを楽しみたいという飼い主さんは、ぜひ「【獣医師監修】愛犬との水遊びを安全に楽しむには?海・川など場所別の遊び方や注意点など」もご覧ください。

混み合う時期の注意点

夏場の混み合う時期に愛犬と海へ出かける場合には、オフシーズンに比べてトラブルリスクが増すものです。
前述したように、人の食べ残し、タバコやアルコールといったゴミが放置されるケースが多くなるため、愛犬の誤飲誤食のリスクが増します。このほかにも、犬が苦手な人や、小さな子どももたくさん遊びにきますので、接触トラブルに気を付けましょう。

また、海には犬が遊びたくなるような物もたくさんあります。ビーチボールや浮き輪、子ども用のおもちゃなど、愛犬がほかの人の持ち物を壊してしまう可能性もありますので、愛犬のリードの長さには常に気を付けましょう。

海で遊び終わった後の注意点

愛犬と海で遊び終わった後は、愛犬の体についた海水を真水で丁寧に洗い流してあげましょう。海水浴場にシャワーなどが設置されていない場合には、真水で濡らしたタオルを用意して愛犬の体を拭いてあげてください。愛犬の身体を濡れたままにしていると、それが原因で皮膚炎を起こす恐れがあります。

海水は入念に洗い流して、毛や指の間に入り込んだ砂もしっかりと洗い落としてあげましょう。最後は清潔なタオルなどで水気を拭き取って、愛犬の体をきれいに整えてあげてください。

また、ケガや火傷をしていないか、肉球の状態をチェックしてあげることも忘れないようにしましょう。

愛犬の皮膚トラブルの対処法について詳しくは「犬の皮膚が赤い、痒そう!おでかけに潜む皮膚トラブルの原因と予防」を参考にしてください。

愛犬との海遊びは
事前のチェックと、

海でのマナーが大切

愛犬と海で遊ぶ前には、犬連れがOKな海であるか、どんな注意点がある場所なのかを事前に把握し、水や体を拭くためのタオルも忘れずに準備をしましょう。

飼い主さんが海でのマナーや注意点を守ることは、愛犬を様々な危険から守ることに繋がります。また、海は楽しい場所である反面、健康な状態でないと愛犬の体に負担がかかる場所でもあります。

今回紹介した内容も参考にしながら、海に行く場合は愛犬の当日の体調をしっかりチェックして、海に同伴するべきかどうか、飼い主さんが適切な判断をくだすようにしましょう。

文・監修:PECO

※このコンテンツは、2021年5月の情報をもとに作成しております。最新の情報とは異なる場合がございますのでご了承ください。