


オーナーズ・ミーティング地域展開
NSX fiesta 220台300名参加
ル・マン24時間レースでクラス3位
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チーム国光 75号車 高橋国光/土屋圭市/飯田章 |



NSXの進化技術
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MTモデルを3.2リットルへ排気量アップ |
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3.2リットル化に伴い、ガスケット、クランクシャフトピン、ピストンピンを強化 |
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MTモデルの排気マニホールドをステンレス化 |
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マニュアルトランスミッションを6速化 |
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MTモデルにデュアルマス・フライホイールを採用 |
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アルミボディ材の軽量化および強度アップ |
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前後ブレーキディスクローターを16インチ化 |
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MTモデルのサスペンションをよりシャープに |
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電動パワーステアリングを熟成 |
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Fマチックのシフト制御熟成 |
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空力向上新フロントロアスカートを採用 |
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高熱線吸収UVカットガラスの採用 |
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ディスチャージヘッドライトを設定 |
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ナビゲーションシステムを設定 |
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BBS軽量アルミ鍛造ホイールを設定 |
NSX-S誕生
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約45kgのウエイトダウン |
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ハーダーサスペンションセッティング |
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専用デザインのレカロ社製フルバケットシート |
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MOMO社製本革巻きステアリングホイール |
全日本GT選手権参戦開始
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無限+童夢PROJECT 黒澤琢弥/山本勝巳、チーム国光with MOONCRAFT 高橋国光/飯田章 |



NSX fiesta、ツインリンクもてぎで初開催
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米国のNSXファンもオーナーズクラブのつながりから参加 |
全日本GT選手権で初勝利
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Mobil 1 Nakajima Racing 山西康司/トム・コロネル第4戦富士、NSX参戦9戦目の勝利 |



NSXの進化技術
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先進の低排出ガス化を実現したLEVエンジンを搭載 |
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MTの5-6速にダブルコーンシンクロナイザーを適用 |
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ATのシフトマネジメントの熟成 |
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内装にパンチングレザー採用、ギャザーレス化 |
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ABSシステムを進化 |
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DBWの熟成 |
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タイプS Zeroを除く全モデルにディスチャージヘッドライトを標準装備 |



NSX、優-低排出ガス車に認定
10周年記念、NSX in Takasu開催
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北海道 鷹栖プルービングセンターをNSXオーナーに初解放 |
全日本GT選手権に5台エントリー
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NSXの10年は、NSXのみの変化だけで語り尽くせるものではない。たとえばフェラーリは、この10年間に短命に終わった348tbからF355、360モデナへと主力モデルを2度にわたりモデルチェンジしている。
その間にポルシェもいくつかのモデルを数え、両者とも独自の哲学を堅持している。しかし両者とも、より快適な視界を確保したり、人間工学に基づいた自然なドライビングポジションを見い出す一方で、オールアルミボディや電子スロットルを採用するなど、ドライビングプレジャーのなかで快適性を重視する開発を近年になり行っている。
これが時代の要請だとしたら、NSXがいかに時代を先取りしていたかが伺い知れよう。それらをすべて考え尽した上でNSXをデビューさせたのが今から10年も前のことだからだ。
時代を先んじるNSXは、97年に“ワインディングベスト”と称してタイプSをデビューさせた。3.2リットルへと排気量を拡大したDOHC VTECエンジンに従来のスペースに納まるコンパクトな6速MTを組み合わせ、タイプRとオリジナルモデルの中間をいくハードサスペンションを搭載。エアコン、オーディオ、シートベルト・プリテンショナーなどの装備を搭載したままオリジナルモデル対比約45kgの軽量化を施したモデルである。
そして、99年には全モデルのエンジンを先進の環境対応型に進化。翌2000年には、平成12年排出ガス規制値の50%以下のレベルを達成したクルマだけに与えられる「優-低排出ガス車」の認定を受けた。ホンダ最大排気量のピュアスポーツカーでこの認定をいち早く受けた意味は大きい。この件に関し、世界はおそらく舌を巻かざるを得ないだろう。
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97年 全日本GT選手権参戦開始 |
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00年 10周年の年に全日本GT選手権に5台エントリー勝利を重ねる |
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98年 NSX fiestaをはじめてツインリンクもてぎで開催 |
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00年 10周年記念イベントとして初の鷹栖テストコース試走会を実施 |
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