2010年2月発表 2012年8月終了モデル
この情報は2010年9月現在のものです。
意のままに走れるハイブリッドカーをめざす。そのために大切なのは、何よりも“軽さ”。重さは軽快な動きを損ない、燃費も損ないます。Hondaハイブリッドシステムは、常にエンジンを主体に走行し、燃料を多く必要とする発進・加速時のみモーターのアシストを受け、より力強い走りを生むと同時に燃費を抑えるシステム。モーターはあくまで補助のため、モーター駆動のための大きなバッテリーが要らず、モーターも軽く小さくすることが可能。構造から俊敏な走りに寄与するシステムです。しかもHondaハイブリッドシステムは、主役となるエンジンそのものが高性能。CR-Zにはパワーと燃費・クリーン性能を高度に両立した1.5L i-VTECを搭載。これにモーターを組み合わせ、軽量・コンパクトなボディに載せることで、1.5Lながら2.0L車クラスの加速性能を達成しています。さらに、「低・短・ワイド」パッケージや旋回性能を高めた専用サスペンション、クイックなステアリング特性などを与えて運動性能を徹底的に磨き上げ、人の操作に対して素直でキビキビとした反応を返す、ハイブリッドカーとして新次元の走りを実現しています。
全域高性能と低燃費を両立させた1.5L i-VTECエンジンと、エンジンと一体化した薄型モーター。エンジンが常に主役のシステムだからこそ味わえる音の演出にもこだわりを投入。無用なノイズは極力抑え、耳に残り、心地よく感じられるとされる中周波領域を強調するなどチューニングを徹底し、ハイブリッドカーとは思えない胸躍る加速サウンドを実現しています。
※1:条件によってはオートアイドルストップをしない場合があります。
燃焼効率に優れ、低回転時には片側の吸気バルブを休止させ、燃焼室内に強い渦を起こすことで希薄燃焼を実現し、一層の低燃費を実現するi-VTECエンジン。発進・加速時の効果的なモーターアシスト。停車時に自動的にアイドリングをストップし※、燃料消費と排出ガスをなくすオートアイドルストップシステム。これらにより、優れた低燃費を達成しています。
■燃料消費率は定められた試験条件での値です。お客様の使用環境(気象、渋滞等)や運転方法(急発進、エアコン使用等)に応じて燃料消費率は異なります。
■JC08モード走行は10・15モード走行に比べ、より実際の走行に近くなるよう新たに設けられた試験方法で、一般的に燃料消費率はやや低い値になります。
※:条件によってはオートアイドルストップをしない場合があります。
IMAハイブリッドだから実現できた、ハイブリッドカーのMT(マニュアルトランスミッション)。ハイブリッドカーでシフト操作の楽しさを叶えたほか、低回転からモーターが力強くアシストするため、通常なら3速で旋回するような場面でも4速のまま曲がれ、アクセルを踏み込めばそのままスッと加速していくなど、従来のMTにはない扱いやすさと新感覚の走りも創造しました。CVT(無段変速オートマチック)は走りと燃費を高次元で両立し、MT感覚のシフト操作が行えるパドルシフトを装備。NORMAL/ECONモードでは状況によって燃費に配慮した自動変速モードに自動復帰し、SPORTモードでは自動復帰のないマニュアル変速モードとなり、スポーティな走りも可能。CVTでも操る楽しさを追求しています。
ステアリング裏のパドル(+と−のレバー)を指先で操作することでMT感覚のシフト操作も楽しめます。
坂道発進時、ペダルを踏み替える瞬間のクルマの後退を約1秒間防止。坂道発進に余裕をもたらします。
●マニュアル車のエンジン始動装置には、クラッチペダルをいっぱいまで踏み込まないとエンジンが始動しないクラッチスタートシステムが装備されています。
■各装備・仕様の詳しい設定につきましては、「装備一覧」「主要諸元」をご覧ください。