走行性能

エンジン

気持ちのよい加速フィールを味わえる、トルクフルなエンジン

エンジンは、低・中回転域で力強いトルク特性を発揮する745cm³・水冷4ストローク直列2気筒。デイリーユースでの扱いやすさに加え、スポーティーなライディングにも応える低回転域からのリニアなスロットルレスポンスと力強いパワーフィールを追求。また標準装備のDCT(Dual Clutch Transmission)は、優れたクラッチの応答と繊細なクラッチの接続により、発進特性や極低速域のコントロール性を高めている。

※イメージCG

トルク コントロール

ライダーが後輪への駆動力のレベルを選択できる、
HSTC(Honda セレクタブル トルク コントロール)

後輪への駆動力のレベルを必要に応じて任意に選択できるHSTCを装備。レベル切替スイッチで、ライダーによる後輪駆動力のレベル選択(3レベル+オフ)が可能。レベル設定オンの状態では走行中、前・後輪の回転差を感知し、そこから算出したスリップ率がライダーの選択した所定のレベル以上となった場合、ECUが後輪のタイヤがスリップしたと判断し、燃料噴射を最適にコントロール。エンジントルクの最適化により後輪駆動力を抑制する。システム作動時はメーターパネルのインジケーターの点滅で、システムが作動していることを知らせる。

※HSTCはスリップをなくすためのシステムではありません。あくまでもライダーのアクセル操作を補助するシステムです。したがって、HSTCを装備していない車両と同様に、無理な運転までは対応できません。運転するときは急なアクセル操作を避け、安全運転をお願いします。

ライディングモード

操る楽しさを追求した
ライディングモード

ライダーのスロットル操作を電気信号に変換してスロットルバルブの開度制御を行うスロットルバイワイヤシステム(TBW)は、AT/MT変速モード切り替えに加え、AT選択時のシフトスケジュール(D)、HSTC(T)による後輪駆動力レベル、エンジン出力(P)、エンジンブレーキ(EB)の制御レベルを組み合わせたライディングモードを搭載。さらにGRAVELモードでは、AT選択時のシフトスケジュールにフラットダート走行を想定した3Gを設定し、各パラメーターの制御レベルを専用で組み合わせることで、フラットダートでのよりエキサイティングな走りを可能としている。また、それぞれの走行シーンに合わせた各モードはハンドル左手のMODEスイッチと上下スイッチを操作し選択することで、ライダーの好みや走行状況に応じたライディングが楽しめる。

モードイメージシーンPTEBDABS
エンジン出力HSTCエンジンブレーキATシフト
スケジュール
ABS
SPORTワインディングなどを
より楽しめるスポーティーな特性
31342
GRAVELフラットダートをより楽しめる
エキサイティングな特性
3133G1
STANDARD郊外から市街地への通勤など
幅広いシーンで扱いやすい特性
22222
RAIN雨天の濡れた路面などでも
安心して走れる穏やかな特性
13112
USER各パラメーターのレベルを
任意に組み合わせて記憶
1〜31〜3+OFF1〜31〜3,3G,41,2
モードイメージシーンPTEBDABS
エンジン出力HSTCエンジンブレーキATシフト
スケジュール
ABS
SPORTワインディングなどを
より楽しめる
スポーティーな特性
31342
GRAVELフラットダートを
より楽しめる
エキサイティングな特性
3133G1
STANDARD郊外から市街地への
通勤など幅広いシーンで
扱いやすい特性
22222
RAIN雨天の濡れた路面
などでも安心して走れる
穏やかな特性
13112
USER各パラメーターの
レベルを任意に
組み合わせて記憶
1〜31〜3+OFF1〜31〜3,3G,41,2
  • 写真は海外仕様車で一部の写真はアクセサリー装着車です。
  • 写真は海外での走行を撮影したものです。