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3戦目にして表彰台を獲得したコッピンズ
地元ドイツで初めてトップ3となったベイレル
250表彰台、2位のコッピンズ(左)3位のベイレル(右)
バルトリーニは500で2戦連続の3位
モトクロス
世界選手権 (250cc)
GERMANY
[2002.04.28]
WMXレースレポート 
第3戦 ドイツ
2002年 4月28日開催  
天候:曇り 気温:10℃ コースコンディション:マディ
観客:16,600人

コッピンズ2位!ベイレル3位!
ベルニHondaの全員が表彰台を飾る!

序盤で3/4位につけたベイレルとコッピンズ。そして終盤にはコッピンズがベイレルをパスして3番手に浮上、ベイレルも4番手と順位を入れ替えて迎えたラストラップ。トップのJ.ダブ(KTM)が転倒、ふたりはポジションをひとつづつアップして、2/3位でゴールした。また500クラスでも5番手からスタートしたバルトリーニが、終盤にはトップのS.エバーツ(Yamaha)のすぐ後ろまで追い詰めたが、ラスト2ラップに後方から迫るM.ベルブーツ(Yamaha)に惜しくもパスされて、2戦続けて3位のゴール。

第3戦ヨーロッパGPは、ドイツで開催された。会場となるトイチェンタルは、旧東ドイツに位置するライプチヒから西へ30キロほど。ナチュラルなレイアウトで土質はハード。ここでの開催は、過去20年間ほど常に好天に恵まれていると係員がいうほど毎年、天気が良かったが、金曜日は雨と風に見舞われる。しかし予選の土曜日にはなんとか回復、コースも徐々にドライコンディションになる。第2戦で惜しくも2位を逃したJ.コッピンズだが、ここでも快調な走りを見せて、予選は3番手の1分52秒821、またP.ベイレルは9番手の1分54秒478。トップタイムはM.ピション(Suzuki)の1分52秒260、2番手にF.ボレー(Yamaha)、そしてコッピンズのトップ3が52秒台をマークした。また熱田孝高は、今大会ではイギリスでのリハビリに専念との事。既に水泳、そして最近ではサイクリングも始めており、順調な回復を見せていると、チームオーナーのハリー氏がコメントする。また500クラスのA.バルトリーニは2回の練習ともにトップタイムを出したが、予選では雨となり10番手で終了した。

決勝
第1コーナーで、ポイントランキングトップのピション、ボレーら、10台前後がクラッシュ。しかしベイレルとコッピンズは、転倒に巻き込まれずにスタート。トップはJ.ダブ(KTM)、そしてK.グンダーセン(Kawasaki)と続き、ベイレルは3番手、コッピンズも5番手と好ポジションにつけた。10分過ぎ、コッピンズはベイレルの背後まで追い上げて3/4位のランデブー走行。そして中盤には、ふたりのペースがヒートアップしてトップのふたりにジリジリと迫り、トップ4人がダンゴ状態となった。終盤、コッピンズはベイレルをパスして3番手に浮上すると、更に2番手のグンダーセンにも迫り、迎えたラストラップ。リードするダブが突然のスリップダウン、コッピンズもベイレルもポジションをひとつづつあげて2/3位のゴールと表彰台を獲得した。トップのグンダーセンは初優勝。また500クラスでは、バルトリーニが1ラップ目の5番手から、中盤過ぎにはトップのエバーツとテールトゥノーズまで迫る、凄まじい追い上げを見せた。バルトリーニは、何度もアタックを仕掛けるが中々にパス出来ず。そして終盤には3番手に浮上してきたベルブーツが加わり、こちらも3人がダンゴ状態のままでラスト2ラップを迎えた。しかしバルトリーニのペースが上がらず、惜しくも3位に後退してのゴール。しかしチーム全員が表彰台を獲得した。

J.コッピンズ(2位)
前大会では惜しかったが、第3戦目でやっと表彰台を獲得した。チームの全員が一生懸命にやってくれるので、僕もいい走りが出来たと感謝している。去年は、このサーキットで表彰台を目前にしてマシントラブルに終り精神的にもナーバスだった。でもメカニックもクルーも皆でケアしてくれたので、とにかく勝ちに行きたいと言う気持ちが強かった。このサーキットはジャンプも多いし、スピードもあるから好きなトラックのひとつ。これからベースのイタリアに戻って体調を整えて、次はベストで臨みたい。

P.ベイレル(3位)
今まで、地元ドイツのこのサーキットで表彰台に上がった事がなかったが、ファンの為にも頑張らなくちゃと思い、やっと来たね。去年は、ここで3位まで上がって転倒。だから出来る限り精神を集中して、100%レースにトライした。序盤にはトップスピードをキープできたが、中盤過ぎに腕あがりとなってしまった。でも最後まで諦めずにプッシュし続けた結果、ラッキーにも3位でのゴール。次もコンスタントに行こうと思っている。

A.バルトリーニ(500/3位)
今日は勝てるかもしれないという感触があった。でも、終盤にはエバーツをパスするだけの体力が無くなっていた。スタートではインサイド側で他のライダーと当たって6-7番手と悪かったけど、それで序盤にかなりプッシュしすぎて、ラスト5-6ラップが駄目だった。それでもエバーツに対して毎ラップ、コーナーごとにパスをトライしたけどもね。でもレース毎に体調は良くなってきているから、次のフランスかイタリアでは勝てる予感がしている。

レース結果などの詳しい情報は、こちらでご覧いただけます。
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