 |
|
 |
 |
 |
モトクロス
世界選手権 (250cc)
SPAIN
[2002.04.14] |
|
第2戦 スペイン |
2002年 4月14日開催 |
|
天候:晴れ 気温:11〜13℃ コースコンディション:ハード(一部はマディでソフト)
観客:18,000人
|
コッピンズ、惜しくも表彰台を逃して5位
ベイレルは転倒から9位でゴール
 |

ホールショットを奪ったコッピンズ。しかし足首を負傷しながらも終盤には3番手、そして2番手に迫るも、コースに飛び出したクラッシュパッドで転倒して7番手に後退。しかし、ラスト2ラップに二人をパスして5位でゴール。そしてベイレルも3−4番手と好スタートを切ったが、オープニングラップに接触して転倒。最後尾から猛烈な追い上げを見せて9位でゴール。また500クラスでは、バルトリーニが3位となり、開幕2戦目でCRF450Rを表彰台に導いた。 |
|
第2戦スペインGPは、バルセロナの北西約120キロにあるベルプイッグで開催された。このサーキットでは、昨年に続き2回目のグランプリとなる。通常は好天のスペイン、しかし雨やくもりと悪天候が続き金曜も雨。しかしコースはマディであったが、土曜日にはやっと天気が回復に向かい、次第にドライコンディションとなる。それでもコース脇には依然とマディがあり、予選では限られたラインを走る箇所も見られた。開幕戦で3/5位となったP.ベイレルとJ.コッピンズは、更に好調な走りで、得意なハードコンディションの下、予選2/3番手につけた。タイムはトップのM.ピション(Suzuki)から1秒4356落ちの1分44秒838秒と、1分45秒383。また開幕戦で負傷した熱田孝高も、松葉杖と共に会場に元気な姿を見せており、復帰できるまでの間、これからの勉強の為に観戦に回ると言う。
決勝
J.コッピンズがホールショット、そしてP.ベイレルも4番手前後と、いいスタートからレースが展開。しかしベイレルは他車と接触して転倒となり、ポジションを最後尾となるも再スタート。しかしオープニングラップには、M.ピション(Suzuki)がトップを奪い返し、そしてJ.ダブ(KTM)、F.ボレー(Yamaha)、そしてコッピンズは4番手につける。序盤過ぎにボレーが転倒、コッピンズは3番手に浮上する。トップのピションとは、約10秒のビハインド、そして2番手のダブとは3秒のビハインド。コッピンズは、中盤過ぎまでダブに猛アタックを繰り返したが、後方から迫ってきたA.キオッディ(Yamaha)にパスされて4番手と後退したが、再びプッシュを続けて、33分過ぎには3番手にポジションをアップ。そして迎えた終盤、ミスして7番手に一気に後退したが、残り3ラップに再びパスを繰り返して5位でゴール。一方、ベイレルは、ほぼラストから猛烈な追い上げを繰り返して、9位のゴールを果たした。また500クラスでは、A.バルトリーニが3位の表彰台を獲得した。
J.コッピンズ(5位)
ホールショットを取ったが、昨日に足首を痛めてしまったので、痛み止めの注射を打ってのスタートだった。でも走りは、それほど悪くはなかったね。4番手からボレーが転倒して3番手にアップ、そしてダブに接近したが転倒。そしてすぐにキオッディをパスして再び3番手、再びダブにアタックしたが、周回遅れのライダーがコース外に飛び出した時にクラッシュパッドが目の前に飛び出してきて、それに接触して転倒。そして再び追い上げてのゴールだった。あのまま行けたら2位だったけどね。
P.ベイレル(9位)
スタートは3−4番手くらいで良かったが、第2コーナーでリアが滑って接触で転倒。マシンは10m先まで飛んでいったが、走ってとりにいって再スタートをした。その後は、可能な限りミスをしないように気をつけてポジションをアップしようと走った。スピードはとてもよかったし、トップグループにも近づいてきてトップ5も可能かと。でもギャップはもちろん大きかったよ。とてもいい追い上げだったが、ジャスト・ワンミス。昨年は転倒も多かったし、その後の追い上げも出来なかったが、今シーズンはチームもマシンも体調も良くて、やる気満々の状態なんだ。
熱田 孝高
今日は勉強の為に見学です。たまにはグランプリを外から見るのもいいかなと。でも松葉杖のうえに、観客が多くて大変でしたよ。決勝ではスタートがかなり重要で、そして最初の10分が勝負なんだと思いましたね。でも見るより、やっぱり走りたいなぁって思いました。退院してからは、出来る限りのトレーニングをしてます。そして、ここ1週間にはスイミングも始めてます。もちろん次の第3戦も行きますよ。
A.バルトリーニ(500/3位)
序盤は腕上がりでペースが上がらなかったが、中盤過ぎからはOKとなってエバーツに迫ったが、ちょっと時間が足りなかったね。マシンは、毎レースごとに新しいパーツを組込みながら、セッティングをアップしている。トップのスメッツ、そしてエバーツも速い。でも今シーズン、いつか勝つチャンスがあると思っている。
レース結果などの詳しい情報は、こちらでご覧いただけます。
WMX オフィシャルサイト |
 |
 |
|