東 雅雄という男
第一章 釣り好きの少年が世界にはばたいていくまでには
第二章 鹿との遭遇
第三章 Honda 500 勝達成に貢献
東 雅雄
東 雅雄
1971年3月24日、高知県生まれ。
1991年に20歳でロードレースにデビューし、1996年に全日本ロードレース選手権125ccクラスでチャンピオンを獲得。1997年よりロードレース世界選手権125ccクラスにフル参戦開始し、1999年に開幕3戦連続優勝を含む5勝を挙げ、シリーズランキング3位を獲得。青木治親、徳留真紀、坂田和人、眞子智実、上田昇、宇井陽一らとともに、90年代のチャンピオンシップをリードした。

2003年10月3日、ロードレース世界選手権シリーズ125ccクラスに参戦していた東選手は、第13戦パシフィックGPもてぎの会場において記者会見を行い、2003年シーズンを最後に現役を引退することを発表した。

2001年開幕戦の日本GPでは、HondaがWGP通算500勝を達成する498勝目の優勝を獲得。また、最後の優勝となった雨の2002年リオGPでの走りが象徴するように、「レインマスター」と呼ばれていた東選手。その素顔に迫る!