Round15ポルトガルポルトガルGP

Moto3

2020年11月20日(金)

アルガルベ・インターナショナル・サーキット
天候:曇り
気温:20℃
コースコンディション:ドライ

第15戦 ポルトガルGP

ジェレミー・アルコバが2番手、鈴木竜生が3番手。
タイトル争いをするトニ・アルボリーノは8番手、小椋藍は9番手。

Moto3クラスは、ルーキー・オブ・ザ・イヤーを獲得したジェレミー・アルコバ(Kömmerling Gresini Moto3)が好調なスタートを切って2番手。今年は第7戦サンマリノGPの4位が最高位ですが、最終戦では初優勝、初表彰台に挑みます。

鈴木竜生(SIC58 Squadra Corse)が3番手とまずまずのスタートを切りました。過去3戦、不運の転倒で3戦連続ノーポイント。最終戦では今季4回目のポールポジション(PP)と今季3回目の表彰台と今季2勝目を目指します。以下、ハウメ・マシア(Leopard Racing)5番手、チームメートのデニス・フォッジャ(Leopard Racing)が6番手と続きました。

総合3位で逆転チャンピオンに闘志を燃やすトニ・アルボリーノ(Rivacold Snipers Team)が、前戦バレンシアGPの優勝の勢いをキープして8番手とまずまずのスタート。予選ではフロントローを目指します。そして、総合2位で逆転チャンピオンの期待が寄せられる小椋藍(Honda Team Asia)が、初体験となるアルガルベ・インターナショナル・サーキットで初日9番手と好調なスタートを切りました。アップダウンに富んだチャレンジングなサーキットですが、着実にコース攻略を果たした小椋は、プレッシャーもなく、のびのびとした走りを見せました。予選では今季3回目のフロントローと2回目のPPを目指します。

以下、ジョン・マクフィー(Petronas Sprinta Racing)が12番手、セルジオ・ガルシア(Estrella Galicia 0,0)が14番手、ニッコロ・アントネッリ(SIC58 Squadra Corse)が18番手、ガブリエル・ロドリゴ(Kömmerling Gresini Moto3)が22番手、ルーキーの國井勇輝(Honda Team Asia)が23番手でした。

 

コメント

ジェレミー・アルコバ(Moto3 2番手)
ジェレミー・アルコバ「このサーキットのことは少し覚えていましたが、これほどまでに力強いスタートができるとは思っていませんでした。主にソフトフロントタイヤとミディアムリアエンドに取り組みました。そしてすぐに力強いフィーリングを感じました。ユーズドタイヤでも同じでした。このようなスタートはモチベーションを高めますが、リラックスはできません。このサーキットはかなりテクニカルです。楽しいですが、高低差があってとても難しいです」

鈴木竜生(Moto3 3番手)
鈴木竜生「もうずいぶん前に走ったことがありますが、どんなサーキットだったのか忘れていました。今日は順調にタイムを上げることができましたが、ここはアップダウンが多く、難しいサーキットです。でも、走っていて楽しいです。過去3戦、不運の転倒が続いているので、最終戦は完走することを目標に、そしていい結果で終わりたいです。明日の予選はフロントローを狙いたいです」

ハウメ・マシア(Moto3 5番手)
ハウメ・マシア「うれしいです。速さがあり、ポジティブでした。改善しなければならない部分はありますが、全体的にいいフィーリングがありました。うれしいです」

デニス・フォッジャ(Moto3 6番手)
デニス・フォッジャ「とてもうれしいです。いいポジションでした。明日は直接Q2へ進めるように違うことにトライしたいです」

小椋藍(Moto3 9番手)
小椋藍「初めてのサーキットですが楽しく走ることができました。たくさんのアップダウンがありました。レイアウトは最高です。このようなタイプのサーキットはこれまで経験がありませんが、9番手という今日の結果には満足しています。FP1はコース攻略に集中しました。そして、FP2は順調にタイムを短縮することができました。今日はスローコーナーで課題を抱えましたが、明日のFP3でしっかりセッティングを進め、予選でもいい走りをしたいです」

國井勇輝(Moto3 23番手)
國井勇輝 「ポルティマオは初めて走るサーキットです。FP1でコースインした時、アップダウンが連続していてとても驚きましたが、とても楽しめました。FP1、FP2と着実に前進することができました。これが今年最後のレースなので、自分の走りがしっかりできたらうれしいです。今日は23番手でしたが、最後のコースインのタイミングが悪く、コース上でほかの選手を待つことになりました。そのときのペナルティーを取られるんじゃないかと思い、ちょっとリズムを崩しました。明日はダイレクトでQ2進出を果たし、前戦バレンシアGPの12番手をしのぐグリッドを獲得したいです」

Moto3 リザルト

順位 No. ライダー マシン タイム/差
175A.アレナスKTM1'47.987
252ジェレミー・アルコバHonda+0.201
324鈴木竜生Honda+0.374
425R.フェルナンデスKTM+0.385
55ハウメ・マシアHonda+0.519
67デニス・フォッジャHonda+0.575
753D.オンジュ KTM+0.578
814トニ・アルボリーノHonda+0.580
979小椋藍Honda+0.614
1082S.ネパKTM+0.677
1155R.フェナティハスクバーナ+0.710
1217ジョン・マクフィーHonda+0.824
1350J.デュパスキエKTM+0.880
1411セルジオ・ガルシアHonda+0.900
159D.ピッツォーリKTM+0.935
1621A.ロペスハスクバーナ+1.011
1771佐々木歩夢KTM+1.022
1823ニッコロ・アントネッリHonda+1.053
1927鳥羽海渡KTM+1.080
2099C.タタイKTM+1.158
2170B.バルテュスKTM+1.180
222ガブリエル・ロドリゴHonda+1.184
2392國井勇輝Honda+1.186
2413C.ヴィエッティKTM+1.251
2516A.ミニョKTM+1.291
2631アドリアン・フェルナンデスHonda +1.410
2740D.ビンダーKTM+1.458
2889カイルール・イダム・パウィHonda+1.484
2954R.ロッシKTM+1.488
306山中琉聖Honda+1.784
3173M.コフラーKTM+1.857

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