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Round03アメリカアメリカズGP

MotoGP

2019年4月12日(金)
フリー走行
天候:晴れ
気温:26℃
コースコンディション:ドライ

第3戦 アメリカズGP

マルケス2番手、クラッチロー5番手とまずまずのスタートを切る

第3戦アメリカズGPのフリー走行は、終日、青空が広がるすばらしい天候の中で行われ、大会7連覇の期待が寄せられるマルク・マルケス(Repsol Honda Team)が、2番手とまずまずのスタートを切りました。FP1では、走り出しからすばらしいペースでトップタイムをマーク。FP2では荒れた路面を攻略するためのセットアップに多くの時間を費やし2番手となりましたが、連続周回のアベレージではライバルをしのぐもので、大会7連覇を大きく期待させました。

2日目土曜日の天候が雨になることが予想されるため、この日のフリー走行は、ダイレクトでQ2に進出するために、まるでFP3のような厳しいアタック合戦となりました。その中で、サーキット・オブ・ジ・アメリカズ(COTA)ですばらしいスピードを誇るマルケスをマークする選手が多く、マルケスにとっては、集中するのがたいへんなセッションとなりました。2日目のフリー走行、予選でも引き続き、バンピーな路面の克服に集中し、7年連続のポールポジションと大会7連覇を目指します。

前戦アルゼンチンGPでジャンプスタートのペナルティーで表彰台争いに加われず、悔しい思いをしたカル・クラッチロー(LCR Honda CASTROL)が順調にセットアップを進めて5番手につけました。過去、COTAでは表彰台に立ったことはありませんが、前戦アルゼンチンGPの雪辱に闘志を燃やすクラッチローだけに、その走りに大きな注目が集まっています。

カタールGP、アルゼンチンGPと2戦連続でシングルフィニッシュを果たし、好調なシーズンのスタートを切った中上貴晶(LCR Honda IDEMITSU)は、バンピーな路面に手こずり、初日15番手に終わりました。ウインターテストからほとんどのセッションでトップ10入りしてきた中上にとっては悔しい一日となりましたが、FP2でセットアップの方向性を見いだしているだけに、土曜日のフリー走行と予選での巻き返しに期待されます。

Repsol Honda Teamで3戦目を迎えるホルヘ・ロレンソもバンピーな路面のセットアップに苦戦、初日16番手に終わりました。しかし、バンピーな路面攻略に向けてさまざまな方向性にトライ。ロレンソが得意とするハイスピードコーナリングには、バンピーな路面はもっとも厳しい条件となりますが、土曜日のフリー走行と予選ではタイム短縮とポジションアップに挑みます。

この日は、2006年にRepsol Honda Teamで世界チャンピオンに輝き、17年に自転車でのトレーニング中に交通事故に遭い35歳で亡くなったニッキー・ヘイデン選手が愛用したゼッケン「69」の永久欠番のセレモニーが行われました。1回目のフリー走行終了後、ヘイデン選手の両親、兄弟、家族が出席、永久欠番となった「69」の記念トロフィーが、ホルヘ・ビエガス国際モーターサイクリズム連盟(FIM)会長とカルメロ・エスペレータ・ドルナスポーツCEOから家族に贈呈されました。決勝日のスタート前にはコース上で「69」の永久欠番のセレモニーが行われます。米国ケンタッキー州出身のヘイデン選手は、03年にRepsol Honda TeamからMotoGPクラスに出場。カリフォルニア州ラグナセカで行われたUS GPでは2度の優勝を果たし、06年には世界チャンピオンに輝きました。母国アメリカのファンはもちろん、世界中のレースファンから愛されたチャンピオンでした。

コメント

マルク・マルケス(MotoGP 2番手)マルク・マルケス
「今日は思ったようには進めることができませんでした。昨年に比べて路面の状況がかなり悪く、とてもバンピーでした。そのためマシンを路面に合わせなければならず、とてもたいへんでした。ペースを上げるために、ほかにも取り組まなければならない部分がありましたが、最終的にリズムとペースがよくなったので満足しています。いいラップタイムを出すために、ソフトコンパウンドのリアタイヤも使いました。全体的に実りある日になりました。必要なことはすべて行いました。今大会は、ニッキー・ヘイデンが心の中にいます。彼はすばらしいチャンピオンでした」

カル・クラッチロー(MotoGP 5番手)カル・クラッチロー
「今日は、マシンのフィーリングがよく、いい日でした。路面コンディションはよくありませんでしたが、COTAを走ることができてとてもうれしいです。明日は違うセッティングを試したいと思います。チームもマシンもとてもいいです」

中上貴晶(MotoGP 15番手)中上貴晶
「今日はカタール、アルゼンチンのセッティングのまま走り出したのですが、FP1はフィーリングがよくなくて17番手という厳しいポジションでした。特にセクター1の切り返しポイントでスピードを乗せられずタイムをロス。このセクターは全体的に苦戦しました。さらに、セクター4の右高速のロングコーナーも路面が荒れていて、ここでもタイムをロスしています。昨年よりも路面が改善されている部分もありますが、ひどくなっているポイントもあり、そこで苦戦しました。しかし、ペースに関してはFP2でかなり改善することができました。今日のベストタイムは、昨年の予選よりよかったのですが、全体的にタイムがあがったことで順位を思うように上げられませんでした。明日の天気は微妙ですが、ドライコンディションなら、今日のデータをしっかり検証してセットアップを進め、Q2進出を目指します」

ホルヘ・ロレンソ(MotoGP 16番手)ホルヘ・ロレンソ
「今日はトリッキーな日でした。路面はとてもバンピーで、これに合わせて前進しなければなりませんでした。個人的には、このサーキットはとても難しい条件が揃っていますが、マシンを改善するためにいろいろ試しています。快適に切り返せるように調整を進めています。決してあきらめません。今日はニッキーのためにセレモニーを行いました。彼が亡くなって、本当にさみしいです」

MotoGP リザルト

順位 No. ライダー マシン タイム/差
112M.ビニャーレスヤマハ2'03.857
293マルク・マルケスHonda+0.044
346V.ロッシヤマハ+0.146
443J.ミラードゥカティ+0.148
535カル・クラッチローHonda+0.261
642A.リンススズキ+0.496
744P.エスパルガロKTM+0.507
821F.モルビデリヤマハ+0.691
920F.クアルタラロヤマハ+0.732
1063F.バニャイアドゥカティ+0.773
114A.ドヴィツィオーゾドゥカティ+0.857
1236J.ミルスズキ+0.994
139D.ペトルッチドゥカティ+1.049
1441A.エスパルガロアプリリア+1.096
1530中上貴晶Honda+1.163
1699ホルヘ・ロレンソHonda+1.312
175J.ザルコKTM+1.634
1829A.イアンノーネアプリリア+2.098
1917K.アブラハムドゥカティ+2.305
2053T.ラバトドゥカティ+2.347
2188M.オリベイラKTM+2.419
2255H.シャーリン KTM+2.993

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