Round16日本日本GP

Moto3 予選

2018年10月20日(土)

会場:ツインリンクもてぎ

ランキングトップのマルティンが4番手、バスティアニーニが6番手につける

Moto3クラスも厳しい戦いとなり、トップから1秒差に18台の大接戦に。総合首位のホルヘ・マルティン(Del Conca Gresini Moto3)が4番手、エネア・バスティアニーニ(Leopard Racing)が6番手、チームメートのロレンソ・ダラ・ポルタ(Leopard Racing)が10番手とトップ10にHonda勢が3台という厳しい戦いとなりました。スリップストリームの激しい使い合いという難しいセッション。今大会Honda勢はフロントローを逃しましたが、決勝では追い上げのレースが期待されます。今大会、コンストラクターズタイトルで王手のHonda。決勝の結果に注目が集まります。

以下、トニ・アルボリーノ(Marinelli Snipers Team)が12番手、予選で転倒を喫した佐々木歩夢(Petronas Sprinta Racing)が12番手、総合2位のファビオ・ディ・ジャンアントニオ(Del Conca Gresini Moto3)が15番手、ニッコロ・アントネッリ(SIC58 Squadra Corse)が17番手とトップから1秒差以内につけました。

以下、予選で転倒した鈴木竜生(SIC58 Squadra Corse)は26番手、鳥羽海渡(Honda Team Asia)は28番手。ワイルドカードで出場の岡崎静夏(Kohara Racing Team)は29番手、福嶋佑斗(Team Plus One)は転倒を喫し30番手。ともに後方からの追い上げに挑みます。

コメント

ホルヘ・マルティン(Moto3 4番手)
ホルヘ・マルティン 「今日も昨日に続いてポジティブな日となりました。基本的には単独走行とし、レースペースも感覚も、ともにいいものがつかめたと思います。セットアップの変更をして臨んだ予選では、期待していた結果を得られず残念でしたが、明日のウォームアップで解決策を見つけるようにしたいと思います。いずれにしても、レースに向けての準備はできていますので、この状態を最大限に活用して臨みたいです」

エネア・バスティアニーニ(Moto3 6番手)
エネア・バスティアニーニ 「今朝の走行では安心感を持って走ることができなかったので、後半は予選に向けた準備をすることにしました。午後にはいい感覚が得られたので、今はその詳細をチェックするためにテレメトリーを解析しているところです。自分のペースは悪くないと思います。明日は表彰台を目指したいと思います」

ロレンソ・ダラ・ポルタ(Moto3 10番手)
ロレンソ・ダラ・ポルタ 「予選では、最後のフライングラップでトラフィックにつかまってしまい、2回目の走行で出したラップタイムを上回ることができませんでした。タイでの順位と同じ10番手は想定していた順位ではありませんが、マシンの仕上がりには満足しているので、明日のレースには自信があります」

佐々木歩夢(Moto3 13番手)
佐々木歩夢 「すごく調子がよく、予選ではタイムアップしようとがんばったのですが、なかなかクリアラップが取れませんでした。そこでピットに戻り、ベースセットを変えて、最後のアタックに出たのですが、転倒してしまいました。まだ完全に直っていない左手首は大丈夫でしたが、首を少し痛めてしまいました。調子はいいのに、運が悪いなと思います。それを、断ち切るためにも決勝ではトップ争いに絡んでいくつもりです」

鈴木竜生(Moto3 26番手)
鈴木竜生 「昨年の日本GPは4位だったので、今年は表彰台に上りたいと思っています。でも、金曜日の走行からうまくいかず、転倒が続いてしまいました。張り切り過ぎての転倒だと思います。マシンにも身体にも問題はないので、決勝では追い上げていきます」

鳥羽海渡(Moto3 28番手)
鳥羽海渡 「FP4はセッティングを詰めながら、いいフィーリングで走ることができていたのですが、予選では走行位置が悪く、新品タイヤでアタックに出たら、目の前で転倒があったりと最後までタイムアップすることができませんでした。決勝は攻めの走りで一つでも前を目指します」

岡崎静夏(Moto3 29番手)
岡崎静夏 「全日本でマークしたベストタイム、そして、2016年の日本GPに出たときのタイムも超えられていません。もっと攻められると思っているのですが、今回はエンジンもフレームも違うので苦戦しています。課題はコーナーのインにしっかりつけられないことです。もう決勝しか走るチャンスがないので、冷静に自分ができることをやらなければと思っています」

福嶋裕斗(Moto3 30番手)
福嶋佑斗 「昨日はエンジンが壊れてしまいました。予選は5ラップで転倒してしまい最下位でした。ダンロップタイヤにまだ慣れていないことが問題です。いろいろな問題が重なって全日本のタイムにも届いていません。それでもGPライダーたちと走れたことで、いろいろ勉強になっています。決勝は初日のスペックに戻して挑みます」

Moto3 リザルト

順位 No. ライダー マシン タイム/差
119G.ロドリゴKTM1'56.894
217J.マクフィーKTM+0.075
312M.ベツェッキKTM+0.120
488ホルヘ・マルティンHonda+0.224
540D.ビンダーKTM+0.226
633エネア・バスティアニーニHonda+0.300
710D.フォッジャKTM+0.308
822真崎一輝KTM+0.366
975A.アレナスKTM+0.516
1048ロレンソ・ダラ・ポルタHonda+0.559
1142M.ラミレスKTM+0.582
1214トニ・アルボリーノHonda+0.613
1371佐々木歩夢Honda+0.716
1477V.ペレスKTM+0.733
1521ファビオ・ディ・ジャンアントニオHonda+0.742
1684J.コーンフェールKTM+0.798
1723ニッコロ・アントネッリHonda+0.861
1816A.ミニョKTM+0.968
1944アーロン・カネットHonda+1.016
2072アロンソ・ロペスHonda+1.108
215J.マシアKTM+1.126
2265P.エッテルKTM+1.140
237アダム・ノロディンHonda+1.213
2431C.ヴィエッティKTM+1.342
2581S.ネパKTM+1.421
2624鈴木竜生Honda+1.517
2741ナカリン・アティラプワパHonda+1.765
2827鳥羽海渡Honda+1.765
2913岡崎静夏Honda+6.559
3036福嶋佑斗Honda+6.690

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