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2016.04.08 ロードレース世界選手権 第3戦 アメリカ アメリカズGP フリー走行
ロードレース世界選手権 第3戦 アメリカズGP

[MotoGP] マルケスが初日トップタイムを記録し、大会4連覇に向け好発進。ペドロサは8番手となる

ロードレース世界選手権 第3戦 アメリカズGP

[Moto2] 接戦のMoto2はリンスが最速タイム。中上も4番手と好走をみせる

ロードレース世界選手権 第3戦 アメリカズGP

[Moto3] アントネッリが3番手タイムを記録し、Honda勢のトップにつける

2016年4月8日(金)・フリー走行  会場:サーキット・オブ・ジ・アメリカズ
天候:晴れ  気温:28℃  コースコンディション:ドライ
MotoGP レポート

アルゼンチンGPからの2連戦となった第3戦アメリカズGPは、8日にフリー走行を行い、マルク・マルケス(Repsol Honda Team)が1回目、2回目のフリー走行ともにトップタイムをマーク。4年連続ポールポジション(PP)と大会4連覇に向けて好調なスタートを切りました。当日は、青空が広がる絶好のコンディション。1回目のフリー走行で2分04秒953とただ一人、2分4秒台に入れたマルケスは、午後の走行では2分04秒034までタイムを更新。2番手のアンドレア・イアンノーネ(ドゥカティ)に0.706秒の大差をつけました。

午後のセッションでマルケスは、最終コーナーにてフロントのグリップを失って転倒しましたが、ピットに戻って2号車でコースイン。転倒の影響を感じさせない走りでタイムを更新し、ライバルを圧倒しました。

マルク・マルケスマルク・マルケス

マルク・マルケスマルク・マルケス

チームメートのダニ・ペドロサは、1回目の走行で2分06秒台で10番手、2回目は2分05秒台で8番手でした。この日は、さまざまなセッティングにトライするという、ペドロサにとっては試行錯誤の一日となりましたが、初日のデータを2日目のフリー走行と予選で生かす意気込みです。

カル・クラッチロー(LCR Honda)もさまざまなセッティングにトライしてデータ収集に努めました。クラッチローは開幕から2戦、リタイアに終わっています。その雪辱に闘志を燃やしているだけに、2日目のフリー走行と予選でのタイムの短縮とポジションアップに期待されます。

ダニ・ペドロサダニ・ペドロサ

カル・クラッチローカル・クラッチロー

以下、午前中の走行で転倒を喫したジャック・ミラー(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)は20番手、チームメートでルーキーのティト・ラバトは21番手でした。

ジャック・ミラージャック・ミラー

ティト・ラバトティト・ラバト

Moto2 レポート

Moto2クラスは、アレックス・リンス(Paginas Amarillas HP 40)が、両セッションを制しました。今年は開幕戦カタールGPでジャンプスタートのペナルティーを取られ8位、第2戦アルゼンチンGPではマシンのセットアップに苦しんで予選11番手。そして決勝では追い上げのレースをみせましたが、表彰台にあと一歩の4位でフィニッシュしました。今季、チャンピオン候補に挙げられていながら序盤の2戦で苦戦したリンスですが、今大会は好調なスタートを切りました。

2番手には開幕戦カタールGPで3位表彰台に立ったシモーネ・コルシ(Speed Up Racing)、3番手にはアルゼンチンGPからの2連勝を狙うヨハン・ザルコ(Ajo Motorsport)と続き、中上貴晶(IDEMITSU Honda Team Asia)が4番手と好調なスタートを切りました。中上は午前中はミディアム、午後はハードでロングランを実施。アタックしない状態で4番手につけただけに、2日目の予選ではフロントローと今季初のPPが期待されます。

中上貴晶中上貴晶

カタールGP、アルゼンチンGPと、トップから1秒差に15台から20台がひしめきあう大混戦でしたが、ロングコースのアメリカズGPの初日はトップから1秒差に9台という結果でした。しかし、昨年の予選ではPPから1秒差に14台という接戦になっているだけに、2日目は厳しい戦いが予想されます。

Moto3 レポート

アメリカズGPの開催されるサーキット・オブ・ジ・アメリカズは、バラエティに富んだコースレイアウト、さらに長いストレートが2本あります。そのため、エンジンパフォーマンスはもちろん、スリップストリームをいかにうまく使うかが大きなカギを握ります。

午前中はホルヘ・ナバロ(Estrella Galicia 0,0)がトップ、2番手にニッコロ・アントネッリ(Ongetta-Rivacold)とHonda勢が好調なスタートを切りました。午後のセッションでも、アントネッリがトップから0.234秒差の3番手、ナバロが0.303秒差の4番手と好調をキープしました。さらに、5番手にはエネア・バスティアニーニ(Gresini Racing Moto3)、7番手にアーロン・カネット(Estrella Galicia 0,0)、10番手にヤコブ・コーンフェール(Drive M7 SIC Racing Team)とトップ10にHonda勢5台が名前を連ねました。

ホルヘ・ナバロホルヘ・ナバロ

ホルヘ・ナバロホルヘ・ナバロ

前戦アルゼンチンGPで自己ベストの6位でフィニッシュした尾野弘樹(HONDA TEAM ASIA)はトップから1.455秒差の15番手。アルゼンチンGPで優勝したチームメートの カイルール・イダム・パウィは、初めて経験するサーキットで21番手スタートとなりました。

昨年の決勝レースは、15台前後がトップグループを形成する厳しい戦いとなりました。今年も大接戦が予想されるだけに、2日目のフリー走行、予選では、スリップを使うことを想定したマシンのセットアップが重要になります。昨年はダニー・ケントが優勝しているので、今年はHonda勢の2連覇が期待されます。

MotoGP コメント

マルク・マルケス(MotoGP 1番手)
「全体的に今日の進み方には満足しています。加速に関しては、まだなんとも言えませんが、ほかのサーキットほどは問題にならないと思います。なぜなら、このサーキットのほとんどのコーナーの出口は1速なので、それほどタイムロスはないと思うからです。午前中は新しいウイングをテストしました。少しウィリーが減りましたが、マシンの反応をさらに理解するためには、もっとテストをする必要があります。とてもいい周回ができました。最終コーナーもうまく走れました。いつもより遅いブレーキングにもトライして、とりあえずの限界もみつけました。今日の結果には満足していますが、まだ前進できると思います」

ダニ・ペドロサ(MotoGP 8番手)
「かなり難しい一日でした。午前、午後ともに、このサーキットに合うセッティングを探している段階です。前戦アルゼンチンGPを終えてから、今朝は新しいことを試すことに決めていましたが、思ったような感触を得ることはできませんでした。そのため午後のセッションでは、再びセッティングを変更しました。その結果、ペースは上がりましたが、まだ求めているものにはほど遠い状態です。このサーキットは、いい加速とブレーキング、ハンドリングが必要になります。引き続き、フィーリングの改善を行い、快適に走れるようにしたいです。そしてタイムも更新できるようにがんばります」

カル・クラッチロー(MotoGP 10番手)
「今日は完ぺきなセッティングをみつけることができませんでした。しかし、さまざまなことを試したので、今夜はデータをみて、いいコンビネーションをみつけられるかもしれません。また、コース上の特定の場所でタイヤのフィーリングが少しおかしいところがありました。でも、ほかの選手たちも同じようなフィーリングだったようで、この点に関しては、引き続き明日も取り組む必要があります。電気系は少し調整が必要ですが、チームはとてもいい仕事をしてくれました。路面コンディションの判断が難しい一日でした。でも明日が楽しみです。そして前進できることを期待しています」

ジャック・ミラー(MotoGP 20番手)
「午前中のセッションで大きな転倒をしました。レースウイークをこういう形でスタートしたことは本当に残念でした。セカンドマシンで新品タイヤを使い走ったとき、プッシュする前、十分にリアタイヤを温めることができませんでした。そのため転倒してしまいました。大好きなサーキットなので本当に残念です。しかし、いいスピードがあることはすでに証明することができました。右足に結構痛みがありますが、明日の予選でプッシュできるようにクリニカモバイルのスタッフに診てもらわなければなりません」

ティト・ラバト(MotoGP 21番手)
「FP1はとても満足しています。セッションが終わったころには15番手と自己ベストのポジションでした。さらに、トップ10ともそれほど離れていませんでした。しかし、午後はマシンの感触がよくありませんでした。スピニングがひどく、加速に苦戦しました。とにかく十分な速さがなかったので、明日に向けてどのように前進できるか考えなくてはいけません。それが解消できれば、いい走りができると思います」

Moto2 コメント

アレックス・リンス(Moto2 1番手)
「今日はとてもうまくいきました。とても速いセットアップをみつけることができました。このサーキットは大好きです。昨年はここで初の表彰台を獲得しました。マシンの感触はよく、快適です。このサーキットはハードブレーキングのポイントがあるので好きです。明日が楽しみです」

シモーネ・コルシ(Moto2 2番手)
「今日は僕もチームもいい仕事ができました。このサーキットは最高、大好きです。今日はフィーリングがとてもよかったです。昨年のオースティンはサム(ロース)が優勝しました。予選はとても重要です。1列目か2列目に入りたいです」

ヨハン・ザルコ(Moto2 3番手)
「初日はうまくいきました。昨年のサーキットベストタイムより速く走ることができたし、それは自分の前にいる2人も同じなので、とてもおもしろいことになりました。午前中はハードタイヤで走行し、とても安定していました。感触もよかったです。午後はソフトタイヤで走り、ラップタイムを更新できました。その後、少し安定性がなくなりました。そのため、ビデオを見たり、ライバルの走りを観察しました。速さはありますが、レースでいい走りをするためにはさらに安定性が必要です。全体的にはいい一日になりました。すべてがとてもうまくいっているのでチームに感謝しています」

中上貴晶(Moto2 4番手)
「アルゼンチンGPに続いて、今回も好調なスタートを切ることができました。内容としてはアルゼンチンよりよくて、午前中はミディアム、午後はハードでロングランをしました。途中で午前中に使ったユーズドタイヤで4番手タイムをマークしました。その後、セッション終盤で新品のタイヤを入れてアタックしようとしたのですが、クイックシフターにトラブルが出てしまいました。クイックシフターは交換してトラブルがなくなったことを確認したので、明日は安心して挑むことができます。予選ではフロントローを狙います」

Moto3 コメント

ニッコロ・アントネッリ(Moto3 3番手)
「初日としては悪くありませんでした。いい感触をつかむことができました。これはもっとも大事なことです。今日は少しミスをしたので、明日はマシンのセットアップやライディングを、もう少し前進させたいです。Moto3の予選を予想することは難しいですが、できれば2列目までに並びたいです」

エネア・バスティアニーニ(Moto3 5番手)
「ポジティブな一日でした。同じタイヤでロングランをしたので、セッションが終わるころにはタイムシート上は少し下がりましたが心配はしていません。午後はマシンを少し変えて、フロントエンドの感触がよくなったので満足しています。明日はセットアップに引き続き取り組みますが、正しい方向に進んでいます。明日の予選が楽しみです」

尾野弘樹(Moto3 15番手)
「午前中はブレーキングに課題があり、思うように攻めることができませんでした。前戦アルゼンチンGPからセッティングを少し変えたのですが、それが結果的によくなかったようで、午後のセッションはアルゼンチンの状態に戻して走りました。それでタイムを上げることができました。ここはハードなブレーキングが求められるコースなので、明日も引き続き、セットアップをしっかり決めて、決勝に挑めるようにしたいです」

MotoGP リザルト
順位 No. ライダー マシン タイム/差
193マルク・マルケスHonda2'04.034
229A.イアンノーネドゥカティ+0.706
325M.ビニャーレススズキ+0.861
445S.レディングドゥカティ+0.865
599J.ロレンソヤマハ+0.867
646V.ロッシヤマハ+0.940
776L.バズドゥカティ+1.156
826ダニ・ペドロサHonda+1.160
94A.ドヴィツィオーゾドゥカティ+1.161
1035カル・クラッチローHonda+1.359
118H.バルベラドゥカティ+1.454
1251M.ピロドゥカティ+1.563
1344P.エスパルガロヤマハ+1.582
1441A.エスパルガロスズキ+1.628
1568Y.ヘルナンデスドゥカティ+1.727
1650E.ラバティドゥカティ+1.857
176S.ブラドルアプリリア+1.888
1819A.バウティスタアプリリア+2.123
1938B.スミスヤマハ+2.445
2043ジャック・ミラーHonda+2.743
2153ティト・ラバトHonda+3.010
Moto2 リザルト
順位 No. ライダー マシン タイム/差
140アレックス・リンスKALEX2'09.564
224シモーネ・コルシSPEED UP+0.180
35ヨハン・ザルコKALEX+0.196
430中上貴晶KALEX+0.326
523マルセル・シュローターKALEX+0.808
622サム・ロースKALEX+0.871
711サンドロ・コルテセKALEX+0.901
812トーマス・ルティKALEX+0.957
977ドミニク・エガーターKALEX+0.987
1039ルイス・サロムKALEX+1.110
1194ジョナス・フォルガーKALEX+1.163
1221フランコ・モルビデリKALEX+1.285
1360フリアン・シモンSPEED UP+1.314
1473アレックス・マルケスKALEX+1.333
1555ハフィズ・シャーリンKALEX+1.376
167ロレンソ・バルダッサーリKALEX+1.439
1749アクセル・ポンスKALEX+1.819
1819ザビエル・シメオンSPEED UP+1.833
1932アイザック・ビニャーレスTECH 3+2.052
2010ルカ・マリーニKALEX+2.075
2154マティア・パシーニKALEX+2.075
2244ミゲル・オリベイラKALEX+2.134
232イェスコ・ラフィンKALEX+2.545
2414ラタパーク・ウィライローKALEX+2.647
2552ダニー・ケントKALEX+2.996
2670ロビン・マルホウザーKALEX+3.027
2797チャビ・ビエルゲTECH 3+3.115
288エフレン・バスケスSUTER+3.509
2933アレッサンドロ・トヌッチKALEX+4.165
Moto3 リザルト
順位 No. ライダー マシン タイム/差
120F.クアルタラロKTM2'16.250
25R.フェナティKTM+0.147
323ニッコロ・アントネッリHonda+0.234
49ホルヘ・ナバロHonda+0.303
533エネア・バスティアニーニHonda+0.609
68N.ブレガKTM+0.790
744アーロン・カネットHonda+0.829
821F.バグナイアマヒンドラ+0.860
965P.エッテルKTM+0.886
1084ヤコブ・コーンフェールHonda+1.006
1111リビオ・ロイHonda+1.020
1258J.ゲバラKTM+1.151
1395ジュール・ダニーロHonda+1.204
1441B.ビンダーKTM+1.434
1576尾野弘樹Honda+1.455
1688J.マルティンマヒンドラ+1.458
1755A.ロカテリKTM+1.477
1816A.ミニョKTM+1.525
1936J.ミルKTM+1.686
2010A.マスボープジョー+1.733
2189カイルール・イダム・パウィHonda+2.111
2264B.ベンドスナイダーKTM+2.274
2317J.マクフィープジョー+2.281
247アダム・ノロディンHonda+2.431
2519G.ロドリゴKTM+2.518
2624鈴木竜生マヒンドラ+2.706
276M.エレーラKTM+2.831
284ファビオ・ディ・ジャンアントニオHonda+3.076
2940D.ビンダーマヒンドラ+3.198
3098K.ハニカマヒンドラ+3.409
3177L.ペトラルカマヒンドラ+3.948
3243S.バルトリーニマヒンドラ+4.300
333F.スピラネッリマヒンドラ+5.686
MotoGP

マルク・マルケス

マルク・マルケス

ダニ・ペドロサ

カル・クラッチロー

ジャック・ミラー

ティト・ラバト

Moto2

中上貴晶

Moto3

ホルヘ・ナバロ

ホルヘ・ナバロ