アメリカズGP決勝は、前戦アルゼンチンGPから2戦連続でポールポジション(PP)を獲得したマルク・マルケス(Repsol Honda Team)が、2戦連続でポール・トゥ・ウインを達成しました。好スタートからオープニングラップを制すると、快調にラップを刻んで後続を引き離しました。レース中盤は2番手を走るホルヘ・ロレンソ(ヤマハ)に約6秒の大量リードを築き、終盤にはその差を8秒まで広げる悠々の独走優勝でした。
マルク・マルケス
マルク・マルケス
これでマルケスは、サーキット・オブ・ジ・アメリカズ(COTA)では、初開催の2013年から4年連続でポール・トゥ・ウインを達成。さらに過去に開催されていたラグナセカ、インディアナポリスを含み、米国大会で8連勝。Moto2時代を含めると、11年から10連勝という偉業を達成しました。
今大会は、フリー走行、予選と順調にセットアップを進めました。決勝では、オープニングラップに何度か首位を入れ替えますが、レース前半にただ一人2分04秒台の快足ラップを刻んで勝利を確実なものとしました。これでマルケスはMotoGPクラスで26勝目を挙げて歴代9位。通算では52勝とし、フィル・リードと並び歴代7位となりました。
マルク・マルケス
ティト・ラバト
3戦を終えて2勝と3位を1回で総合首位をキープ。今大会2位で総合でも2位につけるロレンソに、21点差をつけてヨーロッパラウンドへと舞台を移すことになりました。
予選20番手から決勝に挑んだMotoGPルーキーのティト・ラバト(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)は、3戦連続でポイント獲得の13位でフィニッシュ。今大会はフリー走行、予選と苦戦しましたが、粘り強い走りをみせました。カル・クラッチロー(LCR Honda)は、5番グリッドから決勝に挑み、7番手を走行していた8周目の11コーナーで転倒、再スタートを切りますがポイント獲得は果たせませんでした。
カル・クラッチロー
ダニ・ペドロサ
予選8番手から決勝に挑んだダニ・ペドロサ(Repsol Honda Team)は、ロレンソ、アンドレア・ドヴィツィオーゾ(ドゥカティ)と2番手争いのグループを形成しましたが、7周目の1コーナーでバランスを崩して転倒。マシンが前を走るドヴィツィオーゾのマシンに当たってしまい、ドヴィツィオーゾは転倒リタイアとなりました。ペドロサは再スタートを切りましたが、11周を終えた時点でピットに戻りリタイアしました。
ジャック・ミラー(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)は、初日の転倒で体調が不十分のため欠場となりました。
Moto2クラスは、今季初PPから好スタートを切ったアレックス・リンス(Paginas Amarillas HP 40)がオープニングラップを制すると、そのまま快調にラップを刻み、今季初優勝を達成しました。今大会は予選、決勝ともにライバルを圧倒するスピードをみせ、決勝でもその走りを再現することに成功。昨年のオーストラリアGP以来5戦ぶりのポール・トゥ・ウイン達成となりました。
アレックス・リンス
アレックス・リンス
そのリンスを追ったのはサム・ロース(Federal Oil Gresini Moto2)で2位。前戦アルゼンチンGPに続き2戦連続で表彰台に立ち、総合で首位に浮上しました。昨年の大会に続き、アメリカズGPでの2年連続優勝を目指しましたが、リンスには届きませんでした。しかし、熱い走りに大きな拍手が送られました。
前戦で今季初優勝を達成、2連勝を狙ったヨハン・ザルコ(Ajo Motorsport)は、トップの2人には離されましたが、6台に膨れあがったし烈な2番手争いを制して3位表彰台を獲得しました。これで総合首位に浮上したロースが47点、2位に浮上したリンスが46点、ザルコが45点とチャンピオンシップも厳しい戦いとなっています。
ザルコとし烈な戦いを繰り広げたドミニク・エガーター(CarXpert Interwetten)が4位、以下、ジョナス・フォルガー(Dynavolt Intact GP)、シモーネ・コルシ(Speed Up Racing)、トーマス・ルティ(Garage Plus Interwetten)と続きました。このグループで戦った中上貴晶(IDEMITSU Honda Team Asia)は、一時、4番手に浮上しましたが、ラスト4周となった16周目の1コーナーでコルシと接触して転倒。再スタートを切りましたが15位でした。
Moto3クラスは、予選2番手のホルヘ・ナバロ(Estrella Galicia 0,0)とロマノ・フェナティ(KTM)の優勝争いとなりましたが、ブレーキングでミスした事が響き、2位に終わりました。しかし、アルゼンチンGPから2戦連続で2位表彰台に立ち、総合2位に浮上してホームGPとなる次戦スペインに挑むことになりました。
ホルヘ・ナバロ
エネア・バスティアニーニ(#33)、ヤコブ・コーンフェール(#84)
以下Honda勢は、エネア・バスティアニーニ(Gresini Racing Moto3)が6位、ルーキーのアーロン・カネット(Estrella Galicia 0,0)がベストリザルトの7位でフィニッシュ、リビオ・ロイ(RW Racing GP BV)は8位、ジュール・ダニーロ(Ongetta-Rivacold)が9位と、トップ10に5台のHonda勢が名前を連ねました。
前日のフリー走行で右足を負傷した尾野弘樹(Honda Team Asia)は、16番グリッドから決勝に挑み、25位でフィニッシュしました。尾野は2周目の1コーナーでアダム・ノロディン(Drive M7 SIC Racing Team)と接触し、転倒させたことでライドスルーのペナルティーを科せられます。その結果、最下位にポジションを落としましたが、粘り強い走りで完走しました。チームメートで前戦アルゼンチンGP優勝のカイルール・イダム・パウィは、32番グリッドから決勝に挑み、20位でチェッカーを受けました。
アレックス・リンス(Moto2 優勝)
「とても難しいレースウイークでした。でも毎セッション、そして毎周のように速く走ることができました。そのため決勝を迎えるころには、いい状態になっていました。レースでは最後までサム(ロース)がプッシュしてきました。2位になった彼におめでとうと言いたいです。彼のおかげで毎周限界まで攻めなければなりませんでした。次はホームラウンドのスペインです。引き続き全力で戦います」
サム・ロース(Moto2 2位)
「優勝はできませんでしたが、2位になれてよかったです。優勝した(アレックス)リンスにおめでとうと言いたいです。今日はラスト7周くらいまでは、マシンの感触がとてもよく、優勝争いができると思いました。しかし終盤に入って、最終コーナーでフロントのグリップがなくなってきたので、リスクを負うことをやめました。リンスのペースがすばらしかったので、彼に追いつくことはとても難しかったです。これで2レース連続で2位になることができました。カタールのライドスルーのペナルティーがあったにもかかわらず、チャンピオンシップをリードできるのはうれしいです。今年のチャンピオンシップは、今日表彰台に上がったリンスや(ヨハン)ザルコとの激しいバトルになると思います。次は大好きなヘレスです。とても楽しみです」
ヨハン・ザルコ(Moto2 3位)
「3番手争いのバトルはすばらしかったのですが、終盤は速く走ることができました。(アレックス)リンスと(サム)ロースについていく方がよかったのですが、難しすぎました。序盤も同じくらいプッシュできたら、前の2人と一緒に走れたかもしれません。しかし、このサーキットは僕にとってかなり難しいサーキットです。こうして表彰台に上がることができてうれしいです。今大会はいい仕事ができたと思います。アルゼンチンからの2連戦でいろいろ学ぶことができました。これから休んで、2週間後のヘレスに備えたいです」
中上貴晶(Moto2 15位)
「今日はスタートもよく3番手争いの集団の中で気持ちよく走れていました。(アレックス)リンスと(サム)ロースには逃げられてしまいましたが、グループの中でトップフィニッシュする自信はありました。前半はタイヤをセーブしていました。終盤になって(ヨハン)ザルコの後ろまでポジションを上げましたが、ラスト4周となった1コーナーで(シモーネ)コルシにぶつけられて転倒してしまいました。レースディレクションに呼ばれ、今回の接触について事情を聞かれましたが、レーシングアクシデントということでコルシには注意だけでした。転倒がなければ絶対に表彰台に立てたと思うので悔しいです」
ホルヘ・ナバロ(Moto3 2位)
「とても力強いスタートが切れたし、いいレースができました。あまりたくさんのライダーと一緒に走りたくなかったので、最初からグループから逃げきろうと決めていました。それがうまく行き、引き離せたのですが、徐々にロマノ(フェナティ)が追い上げてきました。1コーナーでミスをしてしまい、はらんでしまったとき、彼にパスされました。何周か彼の後ろで様子を見たのですが、また何度かミスをしてしまい遅れました。今日はあまり快適に走ることはできませんでした。リアのホイールにかなり挙動がありました。終盤は、後ろとの差が大きかったので2位でフィニッシュすることに決めました。総合2位になれてよかったです」
エネア・バスティアニーニ(Moto3 6位)
「レース終盤はとても速く走れたのですが、序盤の満タンのときにうまく走れませんでした。その結果、トップグループから遅れてしまいました。レース中盤もブレーキングで遅れを取りました。そのため(ブラッド)ビンダーや(ファビオ)クアルタラロから遅れてしまいました。レース終盤はいい走りができているだけに、序盤でもっと速く走れるように取り組まなければなりません」
アーロン・カネット(Moto3 7位)
「これまでの中で最もおもしろいレースの一つとなりました。22番手からスタートし、(ニッコロ)アントネッリの後ろについて、ポジションを上げていくことができました。(エネア)バスティアニーニに追いついたとき、アタックして逃げきろうとしましたができませんでした。次のスペインGPは知っているサーキットなので楽しみです。この3戦の経験を生かしてがんばりたいです」
尾野弘樹(Moto3 25位)
「スタートはよかったと思います。しかし2周目の1コーナーのブレーキングで止まり切れず、(アダム)ノロディンにぶつかってしまい、転倒させてしまいました。この接触でライドスルーのペナルティーを科せられ、最後尾に落ちましたが、最後まで全力で走りました。フリー走行で痛めた右足が痛くて厳しいレースでしたが、次のスペインGPには、しっかり治して挑みたいです」
順位 | No. | ライダー | マシン | タイム/差 |
---|---|---|---|---|
1 | 93 | マルク・マルケス | ![]() | 43'57.945 |
2 | 99 | J.ロレンソ | ヤマハ | +6.107 |
3 | 29 | A.イアンノーネ | ドゥカティ | +10.947 |
4 | 25 | M.ビニャーレス | スズキ | +18.422 |
5 | 41 | A.エスパルガロ | スズキ | +20.711 |
6 | 45 | S.レディング | ドゥカティ | +28.961 |
7 | 44 | P.エスパルガロ | ヤマハ | +32.112 |
8 | 51 | M.ピロ | ドゥカティ | +32.757 |
9 | 8 | H.バルベラ | ドゥカティ | +34.592 |
10 | 6 | S.ブラドル | アプリリア | +40.211 |
11 | 19 | A.バウティスタ | アプリリア | +45.423 |
12 | 50 | E.ラバティ | ドゥカティ | +47.127 |
13 | 53 | ティト・ラバト | ![]() | +47.426 |
14 | 68 | Y.ヘルナンデス | ドゥカティ | +51.190 |
15 | 76 | L.バズ | ドゥカティ | +1'12.929 |
16 | 35 | カル・クラッチロー | ![]() | +1'19.252 |
17 | 38 | B.スミス | ヤマハ | +1'28.036 |
RT | 26 | ダニ・ペドロサ | ![]() | +10Laps |
RT | 4 | A.ドヴィツィオーゾ | ドゥカティ | +15Laps |
RT | 46 | V.ロッシ | ヤマハ | +19Laps |
順位 | No. | ライダー | マシン | タイム/差 |
---|---|---|---|---|
1 | 40 | アレックス・リンス | KALEX | 41'22.174 |
2 | 22 | サム・ロース | KALEX | +2.091 |
3 | 5 | ヨハン・ザルコ | KALEX | +7.737 |
4 | 77 | ドミニク・エガーター | KALEX | +8.646 |
5 | 94 | ジョナス・フォルガー | KALEX | +8.791 |
6 | 24 | シモーネ・コルシ | SPEED UP | +11.083 |
7 | 12 | トーマス・ルティ | KALEX | +11.278 |
8 | 19 | ザビエル・シメオン | SPEED UP | +17.933 |
9 | 60 | フリアン・シモン | SPEED UP | +18.718 |
10 | 23 | マルセル・シュローター | KALEX | +19.408 |
11 | 73 | アレックス・マルケス | KALEX | +22.173 |
12 | 11 | サンドロ・コルテセ | KALEX | +23.898 |
13 | 39 | ルイス・サロム | KALEX | +25.395 |
14 | 21 | フランコ・モルビデリ | KALEX | +26.883 |
15 | 30 | 中上貴晶 | KALEX | +27.598 |
16 | 55 | ハフィズ・シャーリン | KALEX | +29.341 |
17 | 54 | マティア・パシーニ | KALEX | +30.197 |
18 | 32 | アイザック・ビニャーレス | TECH 3 | +36.863 |
19 | 14 | ラタパーク・ウィライロー | KALEX | +38.383 |
20 | 97 | チャビ・ビエルゲ | TECH 3 | +38.437 |
21 | 2 | イェスコ・ラフィン | KALEX | +45.206 |
22 | 49 | アクセル・ポンス | KALEX | +47.688 |
23 | 7 | ロレンソ・バルダッサーリ | KALEX | +53.873 |
24 | 33 | アレッサンドロ・トヌッチ | KALEX | +1'11.159 |
RT | 44 | ミゲル・オリベイラ | KALEX | +8Laps |
RT | 52 | ダニー・ケント | KALEX | +14Laps |
RT | 70 | ロビン・マルホウザー | KALEX | +16Laps |
RT | 10 | ルカ・マリーニ | KALEX | +16Laps |
順位 | No. | ライダー | マシン | タイム/差 |
---|---|---|---|---|
1 | 5 | R.フェナティ | KTM | 41'14.868 |
2 | 9 | ホルヘ・ナバロ | ![]() | +6.612 |
3 | 41 | B.ビンダー | KTM | +10.535 |
4 | 65 | P.エッテル | KTM | +10.975 |
5 | 55 | A.ロカテリ | KTM | +13.845 |
6 | 33 | エネア・バスティアニーニ | ![]() | +14.123 |
7 | 44 | アーロン・カネット | ![]() | +16.309 |
8 | 11 | リビオ・ロイ | ![]() | +21.841 |
9 | 95 | ジュール・ダニーロ | ![]() | +22.004 |
10 | 8 | N.ブレガ | KTM | +22.351 |
11 | 84 | ヤコブ・コーンフェール | ![]() | +22.714 |
12 | 58 | J.ゲバラ | KTM | +22.764 |
13 | 20 | F.クアルタラロ | KTM | +26.024 |
14 | 21 | F.バグナイア | マヒンドラ | +28.161 |
15 | 16 | A.ミニョ | KTM | +28.259 |
16 | 10 | A.マスボー | プジョー | +39.223 |
17 | 4 | ファビオ・ディ・ジャンアントニオ | ![]() | +39.348 |
18 | 19 | G.ロドリゴ | KTM | +39.739 |
19 | 24 | 鈴木竜生 | マヒンドラ | +40.160 |
20 | 89 | カイルール・イダム・パウィ | ![]() | +48.107 |
21 | 17 | J.マクフィー | プジョー | +48.334 |
22 | 64 | B.ベンドスナイダー | KTM | +48.442 |
23 | 6 | M.エレーラ | KTM | +1'15.871 |
24 | 77 | L.ペトラルカ | マヒンドラ | +1'16.043 |
25 | 76 | 尾野弘樹 | ![]() | +1'19.441 |
26 | 3 | F.スピラネッリ | マヒンドラ | +1'45.929 |
RT | 23 | ニッコロ・アントネッリ | ![]() | +2Laps |
RT | 98 | K.ハニカ | マヒンドラ | +7Laps |
RT | 43 | S.バルトリーニ | マヒンドラ | +9Laps |
RT | 88 | J.マルティン | マヒンドラ | +11Laps |
RT | 40 | D.ビンダー | マヒンドラ | +13Laps |
RT | 36 | J.ミル | KTM | +14Laps |
RT | 7 | アダム・ノロディン | ![]() | +17Laps |
ライダー
順位 | No. | ライダー | マシン | 総合ポイント | |
---|---|---|---|---|---|
- | 1 | 93 | マルク・マルケス | ![]() | 66 |
▲ | 2 | 99 | J.ロレンソ | ヤマハ | 45 |
▼ | 3 | 46 | V.ロッシ | ヤマハ | 33 |
▲ | 4 | 44 | P.エスパルガロ | ヤマハ | 28 |
▼ | 5 | 26 | ダニ・ペドロサ | ![]() | 27 |
▲ | 6 | 8 | H.バルベラ | ドゥカティ | 25 |
▼ | 7 | 4 | A.ドヴィツィオーゾ | ドゥカティ | 23 |
▲ | 8 | 25 | M.ビニャーレス | スズキ | 23 |
▼ | 9 | 50 | E.ラバティ | ドゥカティ | 21 |
▲ | 10 | 41 | A.エスパルガロ | スズキ | 21 |
▲ | 11 | 29 | A.イアンノーネ | ドゥカティ | 16 |
▲ | 12 | 45 | S.レディング | ドゥカティ | 16 |
▼ | 13 | 38 | B.スミス | ヤマハ | 16 |
▼ | 14 | 6 | S.ブラドル | アプリリア | 15 |
▼ | 15 | 19 | A.バウティスタ | アプリリア | 14 |
▲ | 16 | 51 | M.ピロ | ドゥカティ | 12 |
▼ | 17 | 53 | ティト・ラバト | ![]() | 11 |
▼ | 18 | 43 | ジャック・ミラー | ![]() | 2 |
▲ | 19 | 68 | Y.ヘルナンデス | ドゥカティ | 2 |
▲ | 20 | 76 | L.バズ | ドゥカティ | 1 |
▲ | 21 | 35 | カル・クラッチロー | ![]() | 0 |
コンストラクター
順位 | コンストラクター | 総合ポイント | |
---|---|---|---|
▲ | 1 | ![]() | 66 |
▼ | 2 | ヤマハ | 65 |
- | 3 | ドゥカティ | 49 |
- | 4 | スズキ | 28 |
- | 5 | アプリリア | 18 |
チーム
順位 | チーム | 総合ポイント | |
---|---|---|---|
- | 1 | Repsol Honda Team | 93 |
- | 2 | Movistar Yamaha MotoGP | 78 |
- | 3 | Monster Yamaha Tech 3 | 44 |
▲ | 4 | Team SUZUKI ECSTAR | 44 |
▼ | 5 | Ducati Team | 39 |
- | 6 | Aprilia Racing Team Gresini | 29 |
▲ | 7 | OCTO Pramac Yakhnich | 28 |
▼ | 8 | Avintia Racing | 26 |
▼ | 9 | Aspar Team MotoGP | 23 |
- | 10 | Estrella Galicia 0,0 Marc VDS | 13 |
ライダー
順位 | No. | ライダー | マシン | 総合ポイント | |
---|---|---|---|---|---|
▲ | 1 | 22 | サム・ロース | KALEX | 47 |
▲ | 2 | 40 | アレックス・リンス | KALEX | 46 |
▼ | 3 | 5 | ヨハン・ザルコ | KALEX | 45 |
▼ | 4 | 12 | トーマス・ルティ | KALEX | 43 |
- | 5 | 77 | ドミニク・エガーター | KALEX | 35 |
▲ | 6 | 94 | ジョナス・フォルガー | KALEX | 27 |
▲ | 7 | 24 | シモーネ・コルシ | SPEED UP | 26 |
▼ | 8 | 39 | ルイス・サロム | KALEX | 24 |
▼ | 9 | 55 | ハフィズ・シャーリン | KALEX | 23 |
▲ | 10 | 19 | ザビエル・シメオン | SPEED UP | 12 |
- | 11 | 21 | フランコ・モルビデリ | KALEX | 11 |
▲ | 12 | 23 | マルセル・シュローター | KALEX | 11 |
▼ | 13 | 52 | ダニー・ケント | KALEX | 10 |
▼ | 14 | 30 | 中上貴晶 | KALEX | 10 |
▼ | 15 | 49 | アクセル・ポンス | KALEX | 8 |
▲ | 16 | 60 | フリアン・シモン | SPEED UP | 7 |
▼ | 17 | 54 | マティア・パシーニ | KALEX | 6 |
▼ | 18 | 10 | ルカ・マリーニ | KALEX | 6 |
▼ | 19 | 44 | ミゲル・オリベイラ | KALEX | 5 |
▲ | 20 | 11 | サンドロ・コルテセ | KALEX | 5 |
▲ | 21 | 73 | アレックス・マルケス | KALEX | 5 |
▼ | 22 | 14 | ラタパーク・ウィライロー | KALEX | 3 |
▼ | 23 | 7 | ロレンソ・バルダッサーリ | KALEX | 3 |
▼ | 24 | 97 | チャビ・ビエルゲ | TECH 3 | 2 |
▼ | 25 | 2 | イェスコ・ラフィン | KALEX | 0 |
▼ | 26 | 32 | アイザック・ビニャーレス | TECH 3 | 0 |
▼ | 27 | 70 | ロビン・マルホウザー | KALEX | 0 |
▼ | 28 | 33 | アレッサンドロ・トヌッチ | KALEX | 0 |
コンストラクター
順位 | コンストラクター | 総合ポイント | |
---|---|---|---|
- | 1 | KALEX | 75 |
- | 2 | SPEED UP | 30 |
- | 3 | TECH 3 | 2 |
ライダー
順位 | No. | ライダー | マシン | 総合ポイント | |
---|---|---|---|---|---|
- | 1 | 41 | B.ビンダー | KTM | 52 |
▲ | 2 | 9 | ホルヘ・ナバロ | ![]() | 49 |
▲ | 3 | 5 | R.フェナティ | KTM | 38 |
▼ | 4 | 23 | ニッコロ・アントネッリ | ![]() | 31 |
▼ | 5 | 89 | カイルール・イダム・パウィ | ![]() | 25 |
▲ | 6 | 55 | A.ロカテリ | KTM | 24 |
▲ | 7 | 65 | P.エッテル | KTM | 21 |
▲ | 8 | 33 | エネア・バスティアニーニ | ![]() | 21 |
▼ | 9 | 21 | F.バグナイア | マヒンドラ | 18 |
▼ | 10 | 84 | ヤコブ・コーンフェール | ![]() | 18 |
- | 11 | 8 | N.ブレガ | KTM | 16 |
▲ | 12 | 11 | リビオ・ロイ | ![]() | 16 |
▼ | 13 | 36 | J.ミル | KTM | 15 |
▲ | 14 | 95 | ジュール・ダニーロ | ![]() | 12 |
▼ | 15 | 76 | 尾野弘樹 | ![]() | 10 |
▲ | 16 | 44 | アーロン・カネット | ![]() | 10 |
▼ | 17 | 17 | J.マクフィー | プジョー | 9 |
▼ | 18 | 20 | F.クアルタラロ | KTM | 9 |
▼ | 19 | 88 | J.マルティン | マヒンドラ | 8 |
- | 20 | 58 | J.ゲバラ | KTM | 8 |
▼ | 21 | 7 | アダム・ノロディン | ![]() | 5 |
- | 22 | 6 | M.エレーラ | KTM | 2 |
▼ | 23 | 64 | B.ベンドスナイダー | KTM | 2 |
- | 24 | 16 | A.ミニョ | KTM | 1 |
- | 25 | 19 | G.ロドリゴ | KTM | 0 |
▲ | 26 | 10 | A.マスボー | プジョー | 0 |
▼ | 27 | 40 | D.ビンダー | マヒンドラ | 0 |
▲ | 28 | 98 | K.ハニカ | マヒンドラ | 0 |
▼ | 29 | 4 | ファビオ・ディ・ジャンアントニオ | ![]() | 0 |
▼ | 30 | 24 | 鈴木竜生 | マヒンドラ | 0 |
▼ | 31 | 43 | S.バルトリーニ | マヒンドラ | 0 |
- | 32 | 77 | L.ペトラルカ | マヒンドラ | 0 |
- | 33 | 3 | F.スピラネッリ | マヒンドラ | 0 |
コンストラクター
順位 | コンストラクター | 総合ポイント | |
---|---|---|---|
- | 1 | Honda | 70 |
- | 2 | KTM | 61 |
- | 3 | マヒンドラ | 26 |
- | 4 | プジョー | 9 |
マルク・マルケス(MotoGP 優勝)
「今回のレースウイークの進み方にはとても満足しています。ここは大好きなサーキットの一つですが、わからない部分もいくつかあります。フロントタイヤをソフトで走ると決めたのも、レース前のことでした。最後はチームが僕にとてもいいアドバイスをしてくれました。ウォームアップでは感触がよくありませんでしたが、チームが調整してくれたことで、マシンの感触はとてもよくなりました。チームに感謝しています。また、ミシュランのテクニシャンにも感謝しています。最初の12〜15周は大丈夫だと教えてくれました。そのあとは状況に合わせる必要があると言われ、その通りになりました。オースティンでは4連勝となりました。すばらしいことです。また、優勝したあとのチームの喜び方が、すべてを物語っています。今年最初の3レースは、そのときの状況にうまく合わせることができたと思います」
ティト・ラバト(MotoGP 13位)
「今回も難しいレースになりましたが、常に前進していると思います。カタールでは1人で走ることになり、最下位でフィニッシュしましたが、ここ2レースは経験のあるライダーとバトルをすることができました。これはとても大きな前進です。今日はフロントに意図しない挙動があり、序盤にオーバーテイクするのがとても難しく、ミスもしやすかったです。完走して学ぶ必要があったので、我慢強く走り続けました。(ユージン)ラバティといいバトルができたし、どこで強くなれるか少しヒントを得ることができました。ヨニー(ヘルナンデス)をパスして、最終ラップにはもう少しでラバティもパスできると思いましたが、なかなか隙を見つけられませんでした。ヨーロッパに戻るのが楽しみ。ヘレスに向けて準備を万端にしたいです。ヘレスは本当に楽しみなレースです」
カル・クラッチロー(MotoGP 16位)
「3戦連続でノーポイントに終わりました。今日はプッシュしすぎてはいけないところで、プッシュしすぎてしまいました。マシンの加速があまりよくないので、ブレーキングで取り戻そうとしました。十分な速さはあるし、ペースも悪くありません。ただ加速が足りないので苦労しています。この3戦で5位を3回獲得していれば総合3位になることができました。それくらいの力があると思うのですが、すべては自分のミスです。今回はあまりいい方向に向かっていなかったので、マシンのセッティングを変える必要があります。チーム一丸となって取り組んでいます。ヘレスでここまでの遅れを取り戻せるのを楽しみにしています」
ダニ・ペドロサ(MotoGP リタイア)
「難しいレースウイークでしたが、希望を持ってレースに臨みました。かなりいいスタートを切ることができたと思います。順位を上げて、いい集団の中に入りました。(ホルヘ)ロレンソと2番手争いができると思いました。ペースはプラクティスのときよりかなりよかったです。残念ながら小さなミスを犯してしまい、コーナ―進入のブレーキング時にフロントエンドから転倒してしまいました。(アンドレア)ドヴィツィオーゾを巻き込んでしまいました。このような形でレースを終えることになって残念です。またアンドレアには本当に申し訳なく思っています。彼に謝りたいです。彼が無事でよかったです。プラクティスからレースの間に大きく前進できたことは、次につながりました。レース中に得たデータをこれから慎重に検証し、2週間後のヘレスへ向けてそれを足掛かりにして前進したいです」