
ムジェロで開催された第5戦イタリアGPは、Honda勢が大活躍。ホームGPのイタリアGP制覇に闘志を燃やすロッシが、地元ファンの熱狂的な声援を背に、今季4勝目を達成。宇川は4戦連続表彰台の3位を獲得した。レースは、開幕から5戦連続PPのロッシがホールショットを奪った。それをM.ビアッジ(Y)、C.チェカ(Y)、宇川の4人が追う展開となり、4ストロークニューGPマシンの激しい戦いとなった。中盤からはロッシとビアッジ(Y)の一騎打ち。ビアッジ(Y)が先行するシーンもあったが、折り返し点からロッシが再び首位に立ち、終盤はビアッジ(Y)を突き放した。これでロッシはスペインGPから3連勝。125cc、250ccクラスに続き、イタリアGPでも念願のMotoGP優勝を果たし、ホームGP3クラス制覇を達成した。前半、優勝争いに加わった宇川は、チェカ(Y)とし烈な3位争いとなり、終盤、ペースを上げた宇川がチェカ(Y)を突き放した。これでHondaの4ストロークGPマシン「RC211V」は開幕5連勝を達成。ロッシ、宇川がチャンピオンシップでも1、2をキープした。2ストローク500cc勢は、バロス5位、カピロッシ6位、原田哲也10位と健闘。加藤大治郎は11位を走行中の10周目に転倒してリタイヤとなった。 |
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