小椋藍は、今シーズン7回目の表彰台登壇となる3位獲得。國井勇輝は最後まで力走し、17位完走となりました。
小椋藍(3位)
「今回の表彰台獲得の価値を理解しなくてはいけません。シーズンの序盤から中盤にかけ、私は常に表彰台に登れていました。それが当たり前のように思っていました。前回までのレースはとても苦しかったですが、私は決してあきらめたりはしませんでした。ここバレンシアのサーキットはあまり得意ではありませんでしたが、今日、また表彰台に戻ってくることができました。それはチームにとってもとても大事なことです。いい流れがまた戻ってきていると思います」
國井勇輝(17位)
「初めてポイント獲得圏内でレースができました。スタートはとてもよかったのですが、ターン2で誰かが私に接触し、ラインが膨らんでしまい、ポジションを落としてしまいました。再びトップグループに追いつき、ペースを取り戻そうとしましたが、少しタイミングが遅かったです。今週は、レースに向けてさまざまなトライができたことは、とてもポジティブです。来週もまたここバレンシアでのレースとなります。予選をしっかりとまとめ、もっと戦略的に週末を過ごし、レースに備えたいです」
青山博一| チーム監督
「何というレースだったのでしょう。レースは、序盤にトップライダーたちの転倒から始まりました。小椋選手もその近くを走行していましたが、見事な反応で回避しました。コースのコンディションはとてもトリッキーで、小椋選手も序盤はそれに悩まされましたが、中盤からはとてもアグレッシブな走りを見せ、表彰台を獲得しました。優勝したフェルナンデス選手、2位に入ったガルシア選手は、スペイン人でここバレンシアのサーキットを多く走っており、知り尽くしていますので、小椋選手はよく戦ったと思います。表彰台を獲得できてよかったです。國井選手もまたポイント圏内に近づくいいい仕事をしてくれました。今回のレースでは、両ライダーともによくがんばりました。ライダーには感謝したいと思います。この勢いで来週もいいレースをしたいと思います」
順位 | No. | ライダー | チーム | タイム |
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3 | 79 | 小椋藍 | Honda Team Asia | 38'30.145 |
17 | 92 | 國井勇輝 | Honda Team Asia | 38'48.268 |