小椋藍が3位獲得。國井勇輝は先週よりいいペースを維持でき、進歩の兆しをみせることができました。
小椋藍(3位)
「今日の結果は、私たちのポテンシャル以上のものだったと思います。もちろん結果はうれしいのですが、今週は自分にとってとてもチャレンジングなレースとなりました。出だしが厳しく、FP3では大きく進歩できたのですが、Q2ではまたうまくまとめることができず、予選順位も芳しいものではありませんでした。ペースの速いタフなレースの中、多くのライダーたちがアグレッシブな走りをすることを改めて知りました。上位を維持することは容易ではありませんでした。いずれにしても、また表彰台に上ることができたことはよかったです。優勝するためにはもっと改善していく必要があります。まだまだ次の戦いが待っていますが、気を引きしめてがんばります」
國井勇輝(25位)
「スタートからグループ内にとどまれたのですが、彼らのペースについて行けませんでした。その中でミスを犯してしまい、グループから遅れてしまいました。そのあとは単独で落ち着いて自分のペースで走りました。それにもかかわらず、昨日のFP3より1秒以上速く走れていました。レースでは緊張してしまい、ミスを犯してしまっています。今日のレースは自分としては先週よりもよかったので、それはポジティブなことです。次のレースはバルセロナで開催されます。よく知っていて好きなサーキットなので、がんばります」
青山博一 | チーム監督
「小椋選手はいいレースができました。グリッドは12番手からでしたがスタートもうまく決まり、すぐに前を走る選手を捕まえて、レースをコントロールできていました。終始いいリズムで走れていて、レース終盤まで可能な限りプッシュして順位を上げていき、最後に順位をばん回して表彰台にのぼることができました。國井選手は先週よりもレース中のペースもよく、前のグループに追走することができていたのですが、2度ほどミスを犯し、その後は単独で走ることに集中しました。前を走るライダーたちを追いかけるために、集中して走ることは彼の成長にとっては欠かせないことです。チームのメカニックたち、ライダーたちの今週の働きに感謝します。次戦はバルセロナです。また改善を進めていけるようにがんばっていきます」
順位 | No. | ライダー | チーム | タイム |
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3 | 79 | 小椋藍 | Honda Team Asia | 39'30.245 |
25 | 92 | 國井勇輝 | Honda Team Asia | 39'55.388 |