コメント

小椋藍(3位)
「表彰台を獲得し、総合順位でも2位になることができました。前回のレースで他のライダーの転倒に巻き込まれてリタイアしてしまったので、レース中の駆け引きによるリスクを避け、最後まで上位集団に残ることが今日の戦略でした。最終ラップ、上位集団をリードしようと試みましたが、今日の(デニス)フォッジャ選手(Leopard Racing)は強く、簡単ではありませんでした。表彰台を獲得できたことはよかったですが、次戦はもっと上を狙います」

國井勇輝(リタイア)
「今日はリアにハードタイヤを選択したので、序盤はブレーキングに自信を持てませんでした。この点で、他のライダー達はブレーキングで私より強かったです。最初の2ラップ、すべてのライダーがブレーキングで優位に立ち、私はポジションを14位落としてしまいました。レースの中盤、周回ごとに順位を回復でき、自分の走りに自信を持つことができました。そのまま攻め続けたのですが限界を超えてしまい、転倒してしまいました。今回初めて集団の中で戦うことができ、多くのことを学べたことはよかったです。最初のラップでしっかり戦うためには、もっと経験を積み重ねる必要があると感じました」

青山博一 | チーム監督
「今日もMoto3レースの魅力的な一面が見えました。勝つチャンスはあったものの3位に終わった小椋選手ですが、最も重要なことはレースを最後まで走り切れたことです。國井選手ですが、今回のレースでリアにハードタイヤを選択した唯一のライダーでした。レースの序盤、大きく順位を落としてしまいましたが、中盤以降は周回ごとに順位を回復し、ポイント獲得が見えたとき限界を超え転倒してしまいました。ポイント獲得が見えていただけにとても残念です。とにかく今日、我々の2人のライダーはすばらしい仕事をしてくれました。もちろん、これからも改善を続けていかなければなりません。次戦のオーストリアで、また新しいレースを見せてくれるでしょう」