オーストリアGP初日、FP2の後半に降り始めた雨が、小椋藍、國井勇輝の両選手のプログラムを混乱させました。
小椋藍(8番手)
「FP1の走行には満足しています。いいペースで走れ、ラップタイムも悪くなく、昨年より速く走れ、トップとのタイム差が0.5秒でした。試したいことがあったので、FP2でも同様な状況で走りたかったです。FP2での雨が僕たちのプランに影響を与えました。ただ、明日のFP3の走行と予選でも走れます。まだ時間はあります」
國井勇輝(28番手)
「2年前のルーキーズカップで、レッドブル・リンクを走ったことがあったので、ここがとても複雑なコースだということも知っていました。ブレーキングをうまく使えていないのですが、このサーキットは本質的にハードなブレーキングを要求するサーキットです。まだ、しっかりとブレーキをかけることができず、コースのいくつかの場所でアウトサイドに出てしまい、しっかりとターンできていません。この部分をもっとしっかりと改善する必要があります。残念なことに、FP2でいいラップを取ろうとしたら、雨が降り始めてしまいました。ただ、僕たちはどうすれば速く走れるかは理解しています。明日は、路面がウエットでもドライでも今の方向で作業を進めていきたいと思います」
青山博一 | チーム監督
「オーストリアGP初日、小椋はFP1からスムーズな出だしでした。國井は、ほぼ初めて走るサーキットということもあり、まだコースに適応する時間が必要です。午後の走行でも引き続きセットアップを進め、まだ改善の余地があることを確認しました。残り15分というタイミングで雨が降り始めたことが影響し、いいラップタイムを出すことができなかったことは残念です。Q2進出圏内にいる小椋にとってもこれは同様なことでした。初日としてはよかったと思います。明日もまた、天候に左右される1日になるでしょう」
順位 | No. | ライダー | チーム | タイム |
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8 | 79 | 小椋藍 | Honda Team Asia | 1'37.077 |
28 | 92 | 國井勇輝 | Honda Team Asia | 1'38.555 |