オーストリアGP決勝レース、小椋藍は最終ラップにファステスト・ラップを出しましたが、最終コーナーでコースアウトしてしまい、レース後にペナルティを受けて4位。國井勇輝は26位でレースを完走しました。
小椋藍(4位)
「ハードなレースでした。バイクのフィーリングはよかったのですが、いくつかのポイントでポジションを落としてしまい、前に出ることができませんでした。多分、間違った選択をして、レースに臨んでしまいました。しかし、スピードもあり、再びポジションを回復しました。最終ラップはトップを争うことができず、4位という結果になりました。やはり、予選順位は重要です。最終的な順位には不満ですが、来週のレースに向けてのフィーリングはとてもいいです」
國井勇輝(26位)
「今日、何が起こったのか分かりません。レースがスタートし、前の集団を追いかけ始めましたが、初めからペースをつかむことができませんでした。ブレーキングでがんばって他のライダーを追い抜こうとしましたが、できませんでした。今年、最低のレースとなってしまいました。次のレースに向けて気持ちを切り替える必要があります。すべてをチェックして、もっと競争力を持てるようにします」
青山博一 | チーム監督
「日曜日の朝、とてもいい天気で迎えることができました。路面もドライで、すべてにおいて我々にとって最高でした。我々の2人のライダーは、グリッド中盤からのスタートでしたので、上位集団を捕まえることは容易ではありませんでした。小椋選手は、23ラップのレースの中で、見事なリカバリーを見せ、上位集団に追いつき、4位の結果を得ることができました。ただ、この結果については満足していません。最終ラップでのコースアウトに対してペナルティーを受けました。この件について我々はすべてチェックする必要があります。國井選手は苦しんで、昨日までのリズムを保つことができず、トップ集団を捕まえることができませんでした。レース後半にペースが回復してきただけにとても残念です。リズムを保てなかった理由を分析する必要があります。結果を変えることはできません。来週のレースに向けて集中します」
順位 | No. | ライダー | チーム | タイム |
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4 | 79 | 小椋藍 | Honda Team Asia | 37'25.444 |
26 | 92 | 國井勇輝 | Honda Team Asia | 37'49.293 |