レースを完ぺきな内容で進めていた小椋藍ですが、ミニョ選手との避けることができない接触で転倒し、惜しくもリタイアとなりました。一方、鳥羽海渡もスタート直後の1コーナーで追突され、転倒リタイアとなりました。
小椋藍(リタイア)
「多くを語ることができません。今週末、レースに向けて完ぺきに働いてきました。レースではいいペースで走れ、終盤には表彰台争いに加わることができました。悔しいですが、最終ラップに転倒し、完走することもできませんでした。これからのレースに向けてのいい経験だったと前向きに考えます」
鳥羽海渡(リタイア)
「スタート直後の1コーナーで他車に巻き込まれ転倒してしまいました。悔しいとしか言いようがありません。今朝のウォームアップ走行でベストタイムを刻め、マシンにとてもすばらしいフィーリングを持って、レースには自信を持って臨めました。後方のポジションからのレースでしたが、トップ10でゴールすることも考えられました。次戦のアラゴンに向けて気持ちを切り替え、準備していきます」
青山博一|チーム監督
「すばらしいレースでした。今週末レースの為に懸命に働いてくれた、すべてのスタッフに感謝します。我々の2人のライダーはとても競争力がありましたが、今日は運が味方をしてくれませんでした。鳥羽選手はスタートをうまく決めることができたのですが、1コーナーで他のライダーが転倒してしまい、それを避けることができず、転倒リタイアとなってしまいました。本当に残念でした。ただ、後方のポジションからのスタートがこの転倒を招いてしまったと理解しています。一方、小椋選手ですが、リアにハードタイヤを選択しました。序盤は我慢の走りとなりましたが、中盤からはコース上で速さを示せるライダーとなりました。今日は、表彰台も十分に獲得できる内容でしたが、最終ラップに前を走るライダーが転倒し、彼自身も巻き込まれる形で転倒してしまいました。彼のミスではありません。ただ、このようなことはレースにはつきものです。今日は彼の強さを私達に見せてくれました」
順位 | No. | ライダー | チーム | タイム |
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RT | 79 | 小椋藍 | Honda Team Asia | +1Lap |
RT | 27 | 鳥羽海渡 | Honda Team Asia | - |